No.87 金沢だより<3月> | DEN

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「田」俳句会のブログ

金沢では兼六園の雪吊外しが始まり、梅林の梅は散り始め、桜の開花が待たれる頃となりました。

3月13日、いずみの句会は、東京の会員一名を加えた合同句会となりました。

15日は、新幹線の敦賀延伸を翌日に控え、霞がかった青空の下、サヨナラ特急しらさぎに乗って膳所は「義仲寺」へ。境内には芭蕉の墓があり、芭蕉の句碑や資料が残されています。



JR膳所駅前の芭蕉句碑

〈木曽の情雪や生えぬく春の草〉



膳所駅前の食堂

不二家のペコちゃんポコちゃんがお出迎え



義仲寺の山門

うららかな日差しと枝垂れ柳の瑞々しい芽吹き



木曽義仲の墓

首から下の胴塚(首塚は京都の法観寺に)



芭蕉の墓

芭蕉は義仲を敬愛し「骸は木曽塚に送るべし」との遺言を残す



芭蕉の辞世句碑

〈旅に病で夢は枯野をかけ廻る〉

境内には芭蕉直筆の句碑〈行春を近江の人と惜しみける〉もあります。


朱雀記