最終日は早朝の高松築港駅を出て、
ことでん志度線に乗って八栗駅まで向かいます。
駅を降りると遠くに屋島が見えますが、今回の目的地ではありません。
ここから徒歩20分程度にある五剣山がその目的地です。
五剣山は、四国八十八か所の85番目の八栗寺があり、
ソコに向かうケーブルカーがありますので、その乗り潰しが最初の目標です。
また、屋島といえば源平合戦の主戦場の一つということで、
その時の旧跡が所々に残されており、それの見物も兼ねての散歩です。
右の写真が平家の本陣跡とされている場所です。
麓に乗り場があるとはいえ、それなりの坂を登ります。
関係ない話ですが、このあたりにピカチュウがやたらいたので、初ゲットしました。
そして登山口駅に到着です。
屋島ケーブルが廃止され、四国で唯一残ったケーブルカーです。
ボンネット型の珍しい車体は50年近く利用された今も現役です。
多宝塔・本堂・中将坊堂など、山中にはありますが、
それぞれの建物がいつも立派なのが八十八か所の良いところ。
八栗寺の名の由来としては、山から8国を目にすることができるから八国⇒八栗、
となったのが割と有力なのだそうです。
というわけで、その眺望を観ることにしましょう。
冬晴れに恵まれたおかげで、屋島から高松市とその先まで、
眺めることができました。
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八栗寺の後は、再び電車を乗り継いで丸亀駅まで向かいます。
駅から徒歩10分程に位置する、現存十二天守の一つ丸亀城が次の目的地です。
割と小さく見えますが、御察しのとおり。
石垣がすごい立派なのですけれども、天守自体はかなり小さいのです。
堀を渡って、優美な石垣を眺めながら坂を登って、二の丸・三の丸跡を抜けると・・・
天守とようやくご対面です。
入場料200円を払えば登閣可能ですので、もちろん入場します。
中は外見どおり、狭くて小さかったです。
とはいえ400年以上の歴史がある(築城年:1602年)建造物です。
その歴史に思いを馳せながら、外を眺めます。
今では遠くに瀬戸大橋も臨めるようになりました。
再び高松に戻ったら、時間もありましたので
仏生山まで足を運んで『うどんの国の金色蹴鞠』の舞台にもなった温泉に行きました。
その後に高松駅に戻って港をブラブラ。
そしてバスに乗り込んで高松空港へ向かいます。
大晦日で世間の帰省ラッシュとは反対方向の飛行機でしたが、
ジェットスター高松~成田便はおかげさまで満員盛況の状態でした。
そして自宅に帰ったのが21:30頃。
紅白も観ることなく、さっさと寝て正月を迎えるのでありました。
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