今日は新入社員の入社式でした。桜

 

まず最初に、社長の藤田からの祝辞。

 

 


藤田が新入社員のみんなに送った言葉は、「全力廻り道」でした。

 

『全力廻り道』

http://ameblo.jp/shibuya/entry-12145448551.html

 

すでにソーシャルの拡散がハンパないですが、さっそく新入社員も使いまくっています。ウシシ

 

 

そのあとは、私が担当する研修でした。テーマは「成長する人は何が違うのか」。

 

 

実施したことは下記のとおりです。

 

1)成長する人は何が違うのか、要素をグループワークで出す

 

 

 

2)成長する人の要素である「自走力」について、同期で使えるセリフを考える

 

 

3)各テーブルの代表がプレゼンして、MVPを決める

 

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このプログラムではまさに同期で使えそうな面白いセリフがたくさん出ました。ニヤリ

 


今年の新卒研修のテーマは、自走できる武器を増やすこと。

 


今日の藤田からの「全力廻り道」も、自走力が高ければ高いほど効果が高まり、成長も早くなっていきます。

 


そこで「全力廻り道」とはどのようにすればよいのか、特に1年目でスタートダッシュが早い人、つまりすごい新入社員に共通することを整理してみました。どれが正解というわけではなく、成長が早い人はいくつかを組み合わせている感じです。できるものから試してもらえるとよいと思います。

 

 

■すごい新入社員の習慣

 


・目の前のことに全力。

どんな仕事も、依頼されたものはとにかく全力でやってみる。全力でがんばる人には、「何かやってくれそうだ」とか「やり抜いてくれそうだ」という信頼が集まりやすいもの。信頼が集まると、新しいチャレンジなども声がかかりやすくなります。もし仮に何かの不満や文句があるとしても「目の前のことをやってるかどうか」で聞いてもらえるかどうかが大きく変わります。全力でやるブランディングは実際の仕事を通じて経験も増えますし、応援してくれる人も増えるもの非常に効果がある習慣です。何をしていいか忘れたら、とりあえず全力でやる。

 

・ポジティブサプライズを狙う。

社内なら上司や先輩、社外であればユーザーやお客様の期待がどこにあるのかを考え、その期待を超える。たとえばスピードがめちゃくちゃ早いとか、先輩の予想を上回るレベルの成果物を出すとか、とにかくポジティブに驚かせる。そのためには上司や先輩の期待がどこかにあるかをイメージすることが大事です。

 

・ホウレンソウタイミングを握る。

たとえば報告や相談のタイミングはいつがよいかとか、仕事の仕方はどのようにすべきとかは先輩の常識が自分にとっては非常識だらけ。もっともずれるものが、ホウレンソウと呼ばれる報告などをどのタイミングでするかということ。せっかちな人もいれば、逆もいます。何か依頼を受けたら、次はいつ報告するか自分から伝えてズレがないか確認する。

 

・まず動く、とにかく動く。

最初は慣れないことがあってひとつひとつの取り組みに不安や戸惑いもあるので、考えたり悩んだりで手を止めがちです。ただそれでも必要なことは「自分でやってみた」という経験の量を増やすこと。このシーズンは先輩トレーナーから「いいからやってみて」とか「頭より手を動かして」と言われることもあるかもしれません。うーんと悩むこともあると思いますが、それでも動いてみましょう。動いた分だけ、経験値がたまります。

 

・野心を口にする。

「○○を成し遂げてやる」とか、「こういう仕事をする!」などの野望や野心というのは自分を動かす非常に強い原動力です。社会や周囲の人を大きく動かすのも、自分自身が持つ「やりたい」という野心の力が原動力となります。入ったばかりのころはやたら鼻息が荒くて野心的な同期がいてうらやましいと感じたりしますが、焦る必要はありません。自分が突き抜けたらどんな風になるとうれしいかをイメージしていきましょう。

 

・視点が高い人と付き合う

慣れない仕事をしていると、ミスやトラブルにあうこともあります。そうすると人間の弱い部分であるネガティブさが生まれ、周囲の責任にしたり言い訳をしたりするなど、否定的な発言が増えるようになります。自分の口から否定的な言葉を出さないようにするために最も良いのは視点が高い人と付き合うこと。先輩でも同期でも友達でも、視点高い人と付き合うことで自分も自然とそういう言葉を使うようになります。視点が高い人というのは、野心などを持っている人でもいいですし、前向きな考えを持っている人でも大丈夫。視点は放っておくと下がっていくものなので、周囲の人の力を借りましょう。

 

・仕事の意味づけをする。

目の前の仕事に悩んだ時に有効なものです。自分が今任されている仕事にどのような意味があるのかがわからない時などに、あえて自分で意味づけをしてみる。意味づけが難しい時には、この仕事を辞めたらどうなるのかを考えてみると良いです。そして本当に意味がないなと思ったら、思い切って相談してみましょう。仕事の意味を教えてもらえたり、むしろその提案をきっかけに不要な仕事だと判明することもあるかもしれません。ただここで重要なのは、上司から止めていいと言われるまではきちんとやり抜くこと。

 

・素直に受け止める。

仕事をしていると先輩や同期、いろんな人から自分とは違う意見が来ます。自分に対する厳しいアドバイスもあるはず。そういう時には「受け止め力」が試されます。大事なことは、相手の意見を尊重すること。その意見をくれたことに感謝することです。受け止めようという姿勢があると、サポートしたくなるものです。もったいないなと思うのは、自分の意見にこだわること。意固地だと思われると、「どうせ言っても聞かないしな」と思われてアドバイスが減ってしまいます。厳しい意見をもらったら、自分の柔軟性が試されてると思って受け止め力を高めましょう。

 

・成果にこだわる。

やり方とかかけた時間ではなく、成果にこだわる。よく新入社員がはまるワナは先輩から言われた仕事をやることだけが目的になるワナ。それによって生み出せる成果は何なのかを考え、その成果を出すために必要なことをする。先輩から仕事を任されたら、それによって生み出すべき成果を書いて、成果の達成のために必要なことを逆算して書き出すと成功確率が上がります。

 

 

CA8になった人も執行役員になった人も、最初はみんな新卒一年目でした。

 

イチロクのみんなには、ぜひ「全力廻り道」で大きく成長してほしいと思います。

 

イチロクのみんな、入社おめでとう!!!!!

 

 

 

<新入社員に関する参考情報>

 

新人へ贈る、勝負どころの「見極め」方 (藤田晋氏の経営者ブログ) :日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXMZO85080520R30C15A3000000/

 

新人へ贈る、気を付けるべき「付き合い」方 (藤田晋氏の経営者ブログ) :日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1300F_T10C14A5000000/


サイバーエージェント流「人と組織を成長させる方法」 @グロービス

https://youtu.be/wIYOCpYKqbc

 

新卒社長が目指す未来

https://www.cyberagent.co.jp/specialsite/presidents/detail/id=11131