デキタン (できるヤツ探求 アメブロ)

サイバーエージェント取締役人事本部長・曽山哲人のブログです。


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昨日はジギョつくのフィードバック会でした。

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今回828案と過去最高の応募数があった
事業プランコンテスト「ジギョつく」では、
応募してくれた方の中から希望者の方に
ひとりひとりフィードバックを行っています。


役員での審査でのコメントをもとに、
審査員のひとりである私から直接


・良かったところはどこか

・どの部分に課題があったのか


などをフィードバックしています。


この勉強会のアンケートも全員分を読んで
見ましたが気づきがあったようでよかったです


・どこが不足しているのか、会社の背景も含めて理解できた

・他の人の案へのフィードバックも参考になった
・役員の視点でひとつひとつフィードバックしてくれたのが良かった


などなど。みんな一緒に盛り上がってくれて、
私自身もとても楽しかったです。

今回はたくさんの応募があった中で、
課題である点、不足している点も率直に
お話させていただきました。


今回書類選考で差がついた大きなポイントとしては、

「目の付け所が良い」だけでなく、
「解決すべき課題とその解決策」が
語られている案はもっとすばらしかった

という点です。


たとえば「電子書籍をやりましょう!」というだけでなく
「○○が今の日本の電子書籍が広がらない理由で、
ここをこうすると勝てるんです」という解決策まで
提案されていた提案が増えており、そこが
選定されたポイントになっていたものも多かったです。



社長の藤田もこの点に触れています

先日のじぎょつくもそうなのですが、
事業プランコンテストから出てくる
アイデアは、分野や視点は良いのだけど、
肝心なところが詰め切れていないものが
多いです。

そもそも分野が有望であったり、
視点が面白いからプレゼンしてもらって
いるのに、分野や視点などの抽象的な
話に終始し、一番肝心な部分の具体的な
話が詰まってないことが多いのです。


ただこの能力は、「鍛えることができる」というのが
大事な点です。

初めての方は最初はなかなか慣れないのですが
当社にはたくさん事業を提案する機会があり、
その中で複数回出すことで本当にみなレベルが
あがっています。

今後も一人一人のアイデアをどんどん出してもらい
形にできるようなしかけをどんどん広げようと思います。
「ジギョつく」自体もバージョンアップするつもり。

社員のみなさんのアイデアもたくさん踏まえて、
収益貢献できる事業がより多くうまれるしかけを
考えたいと思います。



昨日は昇格祝いで寿司。

新卒3年目で人事本部のマネージャーに抜擢された
I さんと。どんどん提案し、実行する姿は本当にすばらしい。
今のまま遠慮せず、どんどん実行してほしいとお願いしました。
活躍に期待!




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先日はグロービス経営大学院特別セミナーにて
講演とパネルディスカッションでした。

「活躍する人材を生み出す組織とは」というテーマ。



東京会場も満員で100名以上の方が
参加されていたようですが、大阪と名古屋からも
中継でご参加いただき、総勢200名以上だったとのこと。



経営大学院教授の田久保先生と、グリーの
人事責任者中西さんとのパネル。
たくさんの質問がでて私も気づきがたくさんありました。

田久保さんの話を聞いていて強く印象に残ったのが

愚直に実行することこそ、経営で一番難しいことだ。

というお言葉。


この本を思い出しました。

経営は「実行」―明日から結果を出す鉄則/ラリー・ボシディ


大きな経営判断や、新しい人事制度などは
組織に「変化」を要求することになります。

大きなもの、厳しいものであればあるほど
いろいろな理由が増えて「やりぬくこと」は難しくなる。

その壁や障害に向き合ってやりぬくことができるか。
複数の会社で「決断」自体は同じであっても、
「やり抜く執着心」で成果は大きく変わってきます。

サイバーエージェントでは失敗しても
それを学びにして次に活かせばむしろ価値があるという

「挑戦した結果の敗者には、セカンドチャンスを。」

という企業理念を明文化していますが、
今後さらに大きな挑戦ができるように
安心して挑戦できる環境づくりに注力したいと思います。

先週は2008年入社のメンバーとランチ。

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4年目の彼らは聞いてみると
入社してからだいたい2~4回部署異動や
職種の転換があったとのこと。

それによってたくさんの刺激や気づきが増えて
成長角度があがるのを感じているとのこと。

たしかにサイバーエージェントでは
「社内転職」の機会もたくさんあるので、
新しい自分にであえるチャンスも多いと思います。
いろいろ教えてもらいました。

ランチや食事での気づきは本当に貴重。
どんどん経営判断にも活かしていきたいと思います!



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チームでプロジェクトを進めるというのが
サイバーエージェントではよくあるのですが
その際にいつも気をつけていることがあります。

それは、

「誰に何の役割をやってもらうか」

ということ。

これまでいろんなリーダーを見てきて
(管理職に限らず、プロジェクトリーダーのような人も)

できる人に共通することは何かを意識してきたのですが、
共通することに、

「チームのメンバーの力を活かす能力が高い」

ということがありました。


サッカーや野球などでも「采配」が勝敗をわけることは
よくある話ですが、ビジネスでも日常茶飯事として
この「采配による勝負」というのがしょっちゅう行われています。

私はこの成果を出す習慣を、
「役割力」
と呼んでいます。

この役割力はけっこうやっかいで、
「なかなか目に見えない」ため
やっているリーダーとやってないリーダーの差が
はっきり表れてくるのです。

チェックの仕方としては、
「成果の上がる仕事にメンバーを配置できているか」

という自問自答がよいです。

やり方としては

1.まずは「どんな役割が必要なのか」を考える。列挙する。
2.「どこに注力するか」を決める
3.「この役割でもっとも成果を出せる人」を見極める

という流れです。



このときにやりがちなワナは、

思いついた「作業」で役割分担する

というもの。


作業レベルはすぐにたくさん思いつくので
それで役割分担しがちですが、森ではなく枝で満足しがち。

まさに森全体を見て、どのような役割が必要かを
大きな視点で考えることが大切です。

この視点の高さや視野の広さで
リーダーの器の差が出てきます。



良いゴールにむけて
良い人材を配置できれば、
あとは成功するまでがんばるのみ。

この配置を間違えてしまうと、
優秀な人材の可能性すら無駄になってしまいます。
足元の作業だけ役割分担していては
人材も育ちません。


働きがいのある会社調査でも、
社員調査でスコアが高かった
サイバーエージェントの強みのひとつに、
「裁量権の大きさ」ということがあります。


ベンチャー企業や成長する環境においては
この裁量権の大きさが何より個人の成長にもつながる
大きなメリット。

一人一人が活躍できる、「芸術的な適材適所」を
目指してさらに磨きをかけていこうと思います。





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人事という職業柄か、営業出身という経験からか
社内でも社外でもたくさんの方にお会いするのですが
この人は優秀だな、と思う人の共通項に

成果を出す方法論を、自分の言葉で話せる

というものがあります。

そういう人は、本から借りてきた言葉などで
「○○ってこういうことじゃん。そんなの知ってるよ」
と評論することはありません。

しかし、すごく優秀な人でも
本で学んだ考えや言葉を使うことはあります。

評論家と優秀な人の差は何かというと、

・自分で経験しているか
・その経験で成果が出したか
・失敗したとしても学びにしているか


という点がはっきり分かれてきます。


自ら経験することで、その経験は誰のものでもない
自分自身だけの貴重な資産となります。

そしてそれをそのまま流すのではなく、
成果が出ても失敗しても、概念や考え方を整理して
知恵に変換し、自分の言葉で語れるようにする。

そして別の事象が起きても
その言葉や概念を踏まえて行動し、
より大きな成果を生み出す。


自ら経験し、自らの知恵に変える。


この「経験を知恵に変える習慣」
目に見えないですが、人間力の差というのは
こういうところで表れてきます。


借りてきた言葉だけだと説得力はないのは、
経験と知恵がないからダメ。

失敗経験は、ずっと考えて学習を繰り返せば
必ず成長します。

そして最後に差をわけるのは、

「成功への執着心」

だと思います。



どこまでそれをやりぬく覚悟があるか。
意固地になってはダメですが、執着している人の
覚悟は本当に強いですね。

私自身も21世紀を代表する会社にこだわって
がんばります。



最近読んだ本。どれも面白かった!

世界で通用するリーダーシップ/三谷宏幸

GEなどでの経験を踏まえた日本人のグローバルリーダー論。

ビジネスの成否は「感性と経験」で決まる。

成長したければ、早くからリーダー経験が
できる会社にいったほうがよい。



志を育てる―リーダーとして自己を成長させ、道を切りひらくために/グロービス経営大学院


私はリーダーとして最も重要なことは
「目標を定める力」だと思っていますが、
まさにこの本はその志の本。

少志を積み重ねていく中で、

徐々に自分自身の大志に気づく。



勝ち続ける経営 日本マクドナルド原田泳幸の経営改革論/原田泳幸

マクドナルド原田CEOの本。なぜ勝てるのかが書いてあります。

お客様のおっしゃることと、
実際の行動はまったく違う。

お客様の要望以上のことをやらなければならない。
しかも「自分らしさ」を忘れてはいけない。



さよなら!僕らのソニー (文春新書)/立石 泰則


「未来を見る目」を持ち続けることが大事。

創業者の「無理難題」が会社を強くした。


いろんな気づきを得たので、どんどん実行して
自分の経験と知恵につなげます!



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サイバーエージェントには「棚おろし会議」という
業務改善のためのパッケージがあります。

業務を棚おろして無駄をリストアップし、
改善策を決めるというものです。


通常はひとつのチームで議論して改善策を出すのですが、
今回はちょっと趣向をかえて、試験的に
業務改善提案で競争をしてもらいました。


名づけて、「棚おろしバトル!」

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以前の業務リストアップをした会議を踏まえて
人事本部の給与労務チームを2チームにわけ、

・入社の手続き
・人員数の集計
・異動の手続き

などについてより社員のみんなに評価され、
かつ時間が削減できる方法を提案してもらう
というもの。


このバトル、ずばりすごく良かった!!!!

チーム戦にすることで
「勝つぞ!」という意識がうまれて
より良いアイデアが自然と出ること、

ひとりでなくチームで議論するので
複数人の視点で問題点を深堀して、
本質的な課題を発見できる
ことなど。


今回はCさんのチームが勝ったわけですが、
当日判断するだけでも、
トータルで30時間分くらい削減できました!


なかなか自分たちでも気づいてなかった無駄を
可視化し、削減する。

より大きな成果にむけて、捨てる習慣を持つ。

とても有意義な会議でした。


事業部のみなさんにもリクエストを聞いたりして、
この会議もどんどん横展開していきたいと思います



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