東北に来れた・・・ | Deepolive のブログ

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いつの時代も大変だから、今より3年先を思いながら今日を生きよう。小さな会社の社長のブログです。


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母は盛岡の出身です。



父と母は駒澤大学で仏教を学んだ。


広島の山の中のお寺から 檀家さんにお世話いただき


総本山永平寺の僧堂で学んだ父は のち 東京で大学教育を受け


師を得 同じ師に学ぶ母に出会った。



恋したんだろう・・・。



お寺の奥さんになってから 母は これまで 数回しか盛岡に帰っていない・・・。



広島の中国山地の村里から盛岡まで むかしはとても遠かった!わ。


そして


寺仕事は24時間で・・・母は毎日モノすっごく忙しくて


里帰りは かなわなかった。 できなかったのね。



でも かわいそうな感じは いつもなかった・・・。うん なかったな。


禅の行者だからかな そして住職としてのお勤めが


父母を支えてきたのだろうね・・・。あのころの父母には


いまの自分が理解している市井の夫婦のような雰囲気は感じなかった


・・・子どもだった私にとってだけど・・・。



さて とても 個人的な点からいうと


東北に来たかったのは母の人生の軌跡に対しての想像力を得るためでもあります。


(東北6県の中の街 仙台は 憧れていた知性の街としての認識でしたし。)


あたたかいやわらかいアクセント


東北の言葉は あたたかすぎて 涙が出る。


厳密には きっと


宮城や秋田や岩手で その地方で


すこしづつ違うのよね・・・ごめん ・・・。だけど


そのアクセントで やさしくされたら


涙が止まらなくなる。


やさしくて


だまっていて


がまん強かった


母の母 もりおかのおばあちゃんの声が


胸の中で 何度もこだまする感じなのよ・・・。



そして ウイットとユーモアに富んでいたんだわ・・おばあちゃんは・・・。



いま あと5日 わたしは このやわらかな アクセントの中にいられる。


気が付いておられないかもしれないわ ・・・私が伺うみなさんのお話には


簡潔なユーモアがあり そして ポジティブな感じいっぱいであることを・・・。



きてよかった・・・・。



毎日 母とおばあちゃんと一緒にいる感じです。



ほんとうにありがとう・・・。







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