以前の話になりますが、各種画材9種類を実際に体験する授業において、自身の体験から学んだことです。
その時は多数用意された画材の中で、「粘土」に何年かぶりで触れました.。
以前の油粘土とは違い、現在の粘土はフワフワ柔らかく 見た目も真っ白なマシュマロ のような材質でした。
この粘土の柔らかさや、力をいくらでも吸収してくれる素材に、自分の想いをぶつけることができました。
最初はおずおずと、丸く、丁寧に形づくっていました。
その後に、これらを画用紙の上で平たく潰したくなり…。
中心から外に向かって丸く形を整えながらも、指や手のひらを使って 力を加えることが楽しかったです。
幼児の頃、まだ自分が何者かも解っておらず、期待感でいっぱいの頃を思い出しながら、黙々と粘土を介して心の中の幼い自分と会話をしていました。
その時期を表す色として、濃い色で彩色できずに、淡く白を多く混ぜた緑とピンクで彩りました。
早春に萌える若葉の緑、淡く色づいた蕾のピンク。
ふんわりとシャボンのように、全体にも散らしました。
親や周囲の愛情 (春)に包まれ、自分自身をたまごに見立てていたようにも感じます。
まだ自己が確定していない幼さや、将来への期待感を無意識のうちにも表現しているのです。
私を担当してくださった先生からは「気持ち良さそうに表現しているね」と講評をいただきました。
おっしゃる通り、童心にかえって思うままに表現していました。
「☆大人になってからの追体験。画材との出逢い 2.」へ続きます・・・
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