いやーー・・・
重かった・・・悲しく、切ない・・・
凄い観たかった映画の1本・・・
脱北と引き裂かれた家族のお話。
抑圧された生活の中にもささやかな庶民の幸福があること
しかし、非情の体制に「人」である事も否定されること・・・
クロッシング → ココ
【ストーリー】
中国国境に近い北朝鮮の村で妻子と幸せに暮らすヨンスだったが、
ある日妻が肺結核を患う。風邪薬さえ手に入らない状況に
彼は中国へ出稼ぎに行くが、不法な現場が発覚し警察に追われる身に。
その間に病状が悪化した妻は亡くなり、一人残された11歳の息子
ジュニは父を探しに家を離れる。
音楽や映像が綺麗なので「映画」として観れたけど
もっと現実は厳しいんだろうな・・・
描写が綺麗でも観ている私も心臓バクバクしたし
一緒に逃げている気持ちになって全力疾走した感じ。
映画観ているだけで体力消耗。
映画監督が脱北者100人近くにインタビューして
4年の歳月をかけて作った映画らしいです。
半分ドキュメンタリーですね。
上映している映画館が東京でも2つだけ・・・という
映画を観にいくのも結構大変
今この時間にも起こっている出来事なんだと思うと
こうやって食事で満たされた後に
電気のついた部屋でPC開いている自分が幸せ・・・
北朝鮮へ行った事がある友達が言っていましたが
ガイドさんに連れられて、街中歩いていても
必ずガイドさんが
「偉大なる・・・」とか「尊敬なる・・・」
という枕詞をつけるらしい・・・
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