以前、「客足」といっていたのですが、これは明らかな間違いでした。
 半可通な発言だったと自省するとともに、なんで変わってしまったのか?を知りたいとも思います。

 で、正解はというと「部屋に入るときは柱付の足から」入ります。
 といっても流派によって違うことですので注意が必要です。
 つまり、柱が右にあれば右足、柱が左にあれば左足。

 では、柱がないときは?
 これは左上位の考え方から左足。

 畳を超えるのも左足。

 柱が右にあるということは、それより右は無いということで、踏み込み足で良いということです。

 刀を抜くときは、右側に開けていないと抜けませんから、柱が右にある場合は右足からでも攻撃的な意味にならないのです。

 それ以外の場合は、右足で踏み込むと「敵意あり」の意味となる訳です。
 つまり、茶道においては、客の入り口は、多くが左側に柱があるので、左足。
 右側に柱があれば右足……ということになります。
 これは亭主も同じです。
 
 背口(点前座の短辺から入る)ならば、左足。
 腹口(廻り茶道口とも。点前座の長辺から入る)ならば、右足。
 
 あなたの流派はどちらを基準にしてますか?^^
 
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