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「お茶は食事とお酒とお茶が揃ってこそ!」
 

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 お茶事に抱くイメージってどんなものがありますか?
 

 お茶事ってどんなもの?
 

 茶道ってどんなことしてるの?
 

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 茶道の醍醐味といえば「茶事」。
 

 茶事というのは、まず懐石があり、お酒があり、そして最後に濃茶と薄茶をいただくというもの。
 

 そう、本来のお茶とは食事とお酒とお茶がセットになったもてなしのことなんです。
 

 月桑庵の「お茶事へ行こう」は、本格的なお茶事とは違い、炭点前がありません。あくまでお稽古です。
 

 懐石に慣れることを目的としておりますので、少々ゆっくり目に時間を取らせていただいております。
 

 さらに、自分たちだけのために用意された小さな美術館として、日本の伝統工芸に身近に触れられます。陶器、漆器、指物、竹工、金工、羽細工、鋳物、織物、染物、建築、造園、書や香などが所せましとそこにあります。
 

 そして着物で出掛ける場所としてこれほど相応しい場所もありません。
 

 ご興味ございましたら是非お出掛けください(*˘︶˘*).。.:*♡

 

 5月19日は旧暦四月十二日。初風炉の茶事になります!

 

 濃茶 
 薄茶 
 

 定員5名(別途手伝い枠3名)
 

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■日時
 令和6年5月19日(日)
 懐石:12:00~14:00
 八寸:14:00~15:00
 濃茶:15:30~16:30
 薄茶:17:00~18:00


 開始15分前までにお越しください。
 

 時間はあくまで目安です(席が分かれていて途中参加できるわけではございません)。また、予定時間通りに終わるとは限りませんのでご理解ください。
 

 茶事終了後、お時間のある方はお残りください。お凌ぎがございます。

 

※濃茶【こいちゃ】
 本来のお茶。一般的に思い浮かべる抹茶よりもどろっとして濃い抹茶。菓子は上生菓子を添える。

 

※薄茶【うすちゃ】
 一般的に抹茶といわれると思い浮かべる抹茶。菓子は干菓子または半生菓子を三種以上添える。
 

大寄せでは上生菓子にてお出しすることも多いです(笑) 

 

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■会費
 9000円(懐石・八寸・濃茶・薄茶)
 会費は当日封筒に入れてお出しください。
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■参加方法
下記予約ボタンより予約をお願いいたします。

 

STORES 予約 から予約する


■申し込み締め切り
 定員になり次第募集終了です。
 また、菓子の都合もありますので、一週間前には締め切らせていただきます。ご注意ください。
 加えて、キャンセルもそれまでの受付とさせていただきます。キャンセル料は全額お支払いいただきますので、ご了承ください。


■ご新規さまへのお願い
 当日キャンセル後、ご連絡取れない方が多いため、ご新規さまにつきまして会費の事前振込をお願いすることになりました。何卒ご協力おねがいいたします。


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■服装
 洋装OKです。
 ただし、できるだけゆったりとした【外出着】でお越しください。ジーンズやミニスカートはお控えください(できるだけ膝丈より長いもの)。カジュアルすぎる物はお避け下さい。
 男性は七分裾などの短いものはNGです。
 また、当会はお稽古会ですので、お着物の場合は小紋、浴衣、絣など普段着や紬などの普段着・お洒落着(無紋の訪問着)でOKです。
※通常のお茶会は色無地紋付以上の礼装となります。

 

■ご用意いただくもの
・懐紙【かいし】
 お菓子を頂いたりする際に用います。
 

・菓子切り【かしきり】
 菓子を着る金属や竹などでできた楊枝です。金楊枝ともいいます。
 

・扇子【せんす】
 茶道用の扇子です。礼をする際などに必要です。五寸、五寸五分、六寸、六寸五分があります。
 

・帛紗【ふくさ】
 茶道用の帛紗。点前をする際に亭主が腰につけ、道具を清めるのに用います。
 ※習われている方以外は不要です。
 

・小帛紗【こぶくさ】または出し帛紗【だしぶくさ】など
 茶盌(ちゃわん)が熱いときや道具を拝見する際に用います。濃茶には必須です。
 ※お貸しいたします。
 

 以上のものにつきましては、
 ・薄茶席の方はできるだけお持ちください。
 ・濃茶席の方はお持ちください。
※ご用意のない場合はお貸しいたします(未経験の方)。
 

・替え白足袋または白靴下
 足袋カバーをお脱ぎいただいても構いません。洋装の方は履き替えていただきますので、必ずご持参ください。
 

・封筒
 会費は封筒に入れてお名前をお書き添えの上、ご持参ください

 月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。
 
■月桑庵の特徴
点前偏重はしない
 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。
 主客というのは「亭主=点前をする人」と「正客=連客の中で一番上座に座る人」のことです。
 
 点前偏重というのは、お茶を点てることばかり教えて、お客さんとしての振る舞いとか、道具の由来や掛軸の意味、お菓子の種類と食べ方などを教えないということです。
 
 慣れてくれば正客の稽古もできますし、さらには御詰め(末席のお客さん)の稽古もできます♪
 
 月桑庵はそういうところを大事にしています。
 多くの教室は、免状や許状などをとることを主眼にしていますが、月桑庵はそういう点を重視しません(急がれる方は特訓しますけど)。しかし、自分で恥を掻いて覚えるものよ!という言い方もしません。
 
 

先生の点前が毎月見られる
 そして、毎月「お茶会へ行こう」を開いておりますので、私の点前を見ることができます。
 普通の教室ではだいたい年に1~2回見せていただければ多い方などという話を聞きますが、下手をすると、先生の点前など見せてもらえないなんてお教室の方が多いらしいです。
 
 ですが、月桑庵では毎月薄茶と濃茶の点前を私がさせていただいております。
 自分と何が違うのか、よーく見ていてください。
 
 

お茶の雑学が学べる
 私がいろんな流派に関心があって、歴史が好きで、道具の由来が大好きなので、いろんなお話をいたします。道具組みのお話もいっぱいいたしますよ。

 
 
■都流って?

 当流は「表千家都流茶道」が正式な名前です。
 でも、表千家と名乗りながらも、表千家さんからの分流ではありません。
 家元先生は「荒木宗仙」とおっしゃいまして、信長に叛旗を翻した戦国武将として有名な「荒木村重」の子孫にあたります。直系ではないそうですが(荒木村重の三男の家系のようです)、家伝として茶道が伝わってきたとか(お寺に)。

 荒木村重は、信長に仕えていたころから「数寄者」でありましたが、信長の死後、大阪に戻って利休に師事して千家の茶を学びました。利休十哲にも数えられるほどの数寄者でした。茶名は「道薫」といいます。

 大正時代になって、『広く大衆に弘めたい』と発起され、上京し、流派を興したそうです。



■稽古日
 土曜日教室/内田宗地
  第二土曜日、第三土曜日、第四土曜日
  第一日曜日、第二日曜日、第三日曜日、第四日曜日

  祝日から2回
  お茶会へ行こう・お茶事へ行こうの日はお稽古なし

  お茶会へ行こうの前日は準備を手伝う人だけ稽古あり

  お茶事へ行こうの前日は稽古なし

 その他平日・祝日についてはご相談ください。
 

■料金
 月謝制
 入会金/一カ月
 5,000円+

「お茶会へ行こう」または「お茶事へ行こう」の参加費は別途頂きます。

・その他
 水屋料 1000円/回または2000円/月

 ※水屋料は奥伝以上より頂きます。

 ※水屋料とは道具の片付け方やメンテナンス方法の教授と水屋道具、消耗品の使用料です。


 薪料   1000円/都度

 ※薪料は炭点前をするときだけです。


 中元・歳暮 年二回(1ヵ月分の月謝と同額)
 初釜   別途
 流茶会(年一回) 別途
 教授会(年一回) 別途

 点前料 5000円(お茶会の際に点前をする際にいただきます)
 ※演奏会などのエントリーフィーみたいなものです。

 ※学生は割引があります。




■内容
 点前は、三千家と似ているようで違い、武家茶とも異なる茶道は、古流に近い流れを持ちます。丁度、古流から利休を経たのち、古田織部が武家茶を確立させる前の手であることが解ります(荒木道薫は利休十哲の一人。直伝されているとされます)。

 特徴としては、裏千家と同じようなふっくらとした泡立ちの薄茶と、棚物に飾り残しをしないこと、宗旦以後の棚物については使ってもいいことになっていますが、原則として邪道とすることです(邪道とは数寄であって本道ではないということです)。

 月桑茶道教室は内田宗靜(母)と内田宗地(私・男)の二人で教えております。男の点前と女の点前とが教われます。

 茶道を習われる方には着付けを無料でお教えします。

お問い合わせ先
03-3554-4345(自宅)
darkpent■gmail.com(■を@に替えて送信してください)




 歴史小説『数寄の長者』用に地図を作っています。

 丹波国の分郡図を作ろうと思ったら、丹後国と山城国、但馬国、播磨国も付いて来てしまうことが判明(笑)

 それなら、和泉と河内と摂津も作るか!ということでゴールデンウイークのやることが決まりました♪

 挿絵として小説に貼り付けていきたいと思います。近江と若狭も合体すれば……いい感じ♪ですね!

 ひとまず、旧国界線までは入れ終えて、丹波国と丹後国は分郡線を入れました。

 若狭レベルの地図に仕上げることが出来ますかねぇ〜?



 こちらが以前作った若狭国分郡略図。


 こちらが作りかけの近江国分郡略図。個人的には現状、高島郡と滋賀郡しか必要じゃなくて(笑)

 さて、ゴールデンウイークはブログをお休みします!

 4/27〜5/6までの十連休となります♪

 他流さんの台目の道具の置き方を見ていて、なるほどねぇ~と感心しました。

 

 台子の分だけ小さい台目畳で点前をするにあたって、水指などが畳四分の一ほど前に出てきます。

 当流だと、こんな感じで位置をずらすんですが

 

 千家系さんだと、台子と同じ位置に棗と茶筅などを置くようです。

 

 これ京間だからこれでできるんですが、江戸間だとどうにも後ろがつっかえるんですよねw

 というのも、当流の点前する人の位置が大分後ろなんです。


 これを江戸間でやると、壁に当たりますwwww

 そりゃ「狭い」と感じるはずです。

 

 右に体を振るとき、当流では左膝を中心に体を後ろに引きますので、どうしてもそうなります。

 小笠原先生のところで稽古したとき違和感があって、あれ?と思い出しながらやっていたんですが、やはり違っていました。

 それでも点前はできたのですが(当たり前)。

 では28日の本番では、正しい位置でお目にかけましょう。


追伸

 昨晩、表千家の茶友さんとお話しまして、ある程度この理由が解けました。回り方が【尾骶骨ら辺を中心】とするか【左膝を中心】とするかで、回った後の位置関係が大きく変わります。


 兼中斎は「昔は居前を深くとって、畳の後ろの方に坐していた」と仰っていらしたそうで、古くはそうであったことも分かりました。また、この位置に置くのは「女性のための位置取りで、男性には旧来通りの指導をすべきだった」と仰ったとか。


 兼中斎にはお目にかかりたかったですねぇ。


【追補】

 「昔は居前を1尺余り取って右手が釜の蓋に届く最大限の広さに取っていた。
明治末に女性の茶道人口が増えた為、体格の差異をカパーする為、本来腕を伸ばして点前すべき所であったが、居ずまいを8寸前後に縮め、腕を曲げたまま点前し、左の器物に手が届き難くなった」 ということだそうです。


また、「内隅というのは茶入、茶筅を炉と水指の間に流して置くようになったため、茶碗の位置を少し右に移しただけ」とも書かれているそうなので、もしかすると水指前に置きつけていたのかも知れませんね。


入手先:ヤフオク
落札額:★

 煎茶の建水(高台がある)とセットになっていた建水です。大きな建水で普通の建水の倍の高さはありましょうか

 見たこともないのでつい落札してしまった訳ですが、これはなんと呼べばよいのか(笑)

 仮に「稲塚」か「蟻塚」と呼ぼうかな?と思っています。

 魚籠(びく)もいろいろな形があり一番似ているのは「鰻魚籠」……ならば曼(ひ-く)と読みますから曼籠(びく)建水とでも呼びましょうか(笑)

 ※曼は「ながい」「ひく」「のばす」という意味があります。

 土用の丑の日に因んだ道具というのも面白いですし♪

 それなら銘は「江戸前」ですかね。

 現在は江戸前というと寿司の代名詞ですが、江戸時代は鰻の代名詞だったとか。

 古くは「むなき」とも書かれ、万葉集の時代にも鰻が強壮剤として食されています。

 鰻の別名「宇治丸」でもいいかも知れませんが(笑)