あれ?
どっちの足から入るんだっけ!?
ベテランでも部屋の構造によって、「あらっ?!」となって、「どっちだったっけ?」となるのが「入り足」です。
流派によって異なることもあり、余計に混乱を来しています。
そもそも、これは茶道だからこう!というものではなく、日本の礼法としての在り方を受け継がなくなったがためのものであるということです。
例えば、外から門をくぐるとき、どちらの足で超えるか?という問題があります。
え?!
そんなことに決まりがあるのかって?
はい。あるんです。
この右と左には万国共通のプロトコール(国際儀礼)にも通じる意味があるんです。
右というのは、凶器を持つ手かつ、切り込みの際の踏み込み足です。つまり、右が先になるということは、攻撃的な意味合いを持つことになります。
左というのは、聖なる手とするところもある通り、守りを意味するため、左が先になると敵意が無いことを示すことになります。
ここに左上位の考え方の出発点がある訳です。
なので、門から中に入る場合、そこから向うの敷地は結界の内側ですので、敵意のないことを示す必要から、敷居を左で越えます。逆に門から外に出る場合は「警戒する意識」で右で敷居を超えます。
ちなみに、門の内側ではすべて左からです。
玄関で履物を脱いで上がる時も正面を向いたまま左足から上がります。
よく、玄関で後ろ向きになって靴を脱ぐ人がいますが、大変失礼な行為ですのでやめましょう!w
ちなみに畳の縁も結界の意味がありますので、超える時は左足で越えます。
陰陽では、左が陽で右が陰。
ですので、当流では、客としては「陽」として入り、亭主は「陰」として入ることで、陰陽を呼応させる訳です。
※男性と女性では逆になるともされますので、規矩からすると「男性が左から入り女性が右から入る」のが正しいのかもしれません。
当然、足袋を身に付けるのも、袴を付けるときも、左足からとなります。
どっちの足から入るんだっけ!?
ベテランでも部屋の構造によって、「あらっ?!」となって、「どっちだったっけ?」となるのが「入り足」です。
流派によって異なることもあり、余計に混乱を来しています。
そもそも、これは茶道だからこう!というものではなく、日本の礼法としての在り方を受け継がなくなったがためのものであるということです。
例えば、外から門をくぐるとき、どちらの足で超えるか?という問題があります。
え?!
そんなことに決まりがあるのかって?
はい。あるんです。
この右と左には万国共通のプロトコール(国際儀礼)にも通じる意味があるんです。
右というのは、凶器を持つ手かつ、切り込みの際の踏み込み足です。つまり、右が先になるということは、攻撃的な意味合いを持つことになります。
左というのは、聖なる手とするところもある通り、守りを意味するため、左が先になると敵意が無いことを示すことになります。
ここに左上位の考え方の出発点がある訳です。
なので、門から中に入る場合、そこから向うの敷地は結界の内側ですので、敵意のないことを示す必要から、敷居を左で越えます。逆に門から外に出る場合は「警戒する意識」で右で敷居を超えます。
ちなみに、門の内側ではすべて左からです。
玄関で履物を脱いで上がる時も正面を向いたまま左足から上がります。
よく、玄関で後ろ向きになって靴を脱ぐ人がいますが、大変失礼な行為ですのでやめましょう!w
ちなみに畳の縁も結界の意味がありますので、超える時は左足で越えます。
陰陽では、左が陽で右が陰。
ですので、当流では、客としては「陽」として入り、亭主は「陰」として入ることで、陰陽を呼応させる訳です。
※男性と女性では逆になるともされますので、規矩からすると「男性が左から入り女性が右から入る」のが正しいのかもしれません。
当然、足袋を身に付けるのも、袴を付けるときも、左足からとなります。