※この記事は、2012年9月12日に、
公開した記事を加筆訂正したものです。
今年の2月からTenroくらぶに在籍中の写真家の方から、
質問をいただきました。
回答した内容を掲載します。
いまを最高に「幸せ」と思うための脳トレになればと思います。
（転載開始）
小林様へ。
〇〇です。いつもブログは拝見しております。
ご無沙汰してしまいました。
ここ2，3日でようやく気温が10°を超える日が出て、
春めいてきました。
2月にスカイプで受講してから、
自分なりに能望と呼吸法を実践してきました。
その効果なのか、
仕事が今までになく入ってきて、
今もまだ終わっておりませんが。
まだ少し続きそうです。
質問ですが、
今回、一つの仕事が思いの外滞り、
しかも自分では並以下の仕上がり。
現在は、お客様の反応待ちなのですが、
正直心中は穏やかではありません。
どのような声を頂いたとしても、
受け入れて昇華して行こうと思うのですが、
私は今、何とか避けたい自分と、真摯に受け止めて、
という自分が交錯してます。
来てから考えればいい話ですか。
動じなくなるようにするにはどうすればよいでしょうか？
（転載ここまで）
（ここから回答）
ご連絡ありがとうございます。
こちらは今日18度まで上昇して、
上着を着る必要ないほどでした。
以前、
１年間ほど秋田におりましたので、
春がやってくるありがたみを、
今でも深く感じることができます。
わたしもそうです（笑）が、
今の日本において仕事が増えるということは、
偶然ではない力が働いてのことだと思います。
理解しておいていただきたい事実は、
人生で起こるどんな問題もそうなのですけれども、
その人のもとへやってくる
困難や問題と感じるエネルギーは、
困難や問題と感じる意識を
観察している自分が存在しているだけであって、
そのエネルギー自体にいいも悪いもない
ということです。
つまり、
目の前にやって来たエネルギーに色付けを
行っているのは自分自身であって、
それを
「いま、自分に起きていることが、自分にとって理想的だ」
という理由を考えれば、
問題と思われる全てのことは、
その瞬間に解決してしまいます。
今回の例で言えば、
もっと重要な仕事で失敗していたかもしれない。
一つの仕事だけでよかった。
並以下に仕上がった。
腕が上るチャンスができてうれしい！
お客さまに叱られた。
自分を叱ってくれる存在がいてラッキー！
このように、何かあった場合、
いま、自分に起きていることが自分にとって理想的な理由を
考えればいいということです。
理由はどんなことでもいいですし、
いくつあってもいいのです。
いまが理想的だと思えないのは、
「過去も未来も自分で勝手に色付けした妄想でしかない」
ということを知らないからです。
過去のことで悩むのは、
「並以下の仕上がりになってしまった」と後悔するからです。
時間は二度と戻ってこないのですから、
「まずい！」と思うだけムダです。
過去にさかのぼって、
仕上がりを手直しすることはできないのですから、
きのうのフェイス・ブックでも、
「人生が変わるのは、
これまでに経験したすべてのことを肯定できた瞬間からです。」
とつぶやいて、
普段より数多くの方に反応して頂いたのですが、
悩むだけムダなのです。
未来についても同じです。
「お客さんの反応が、気になるなぁ」
というのは、
ただの妄想でしかありません。
過去も未来も妄想なのです。
ということは、たとえどんな事態にあっても、
現在の自分より最高の自分は存在しないことがわかります。
最高と見るか、最悪と見るかは、
自分次第ということです。
どちらでも同じなら、
現在の自分は最高だと思ったほうがいいですよね。
好きな音楽を聴くか、嫌いな音楽を聴くかと、
という問題と同じです。
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