eatでは、今週からお野菜や農の豆知識をどんどん発信していこう!と考えました。
そしてその記念すべき第一回目は……トマトです!
夏野菜を代表するトマト。南米からやってきた野菜です。原産地のあたりは日本と違って雨が少なく、日本でのトマト栽培は苦労が多いです…
普段、私たちがスーパーなどで見かけるのは赤と黄色が多いですが、実は黒や紫、白や、なんと緑色のトマトなどなど、数多くの色があるのです!
トマトが面白いのは色だけじゃありません。形も大きいのと小さいのだけじゃなく、長細いトマトやピーマン型のトマトなど…トマトには無限の可能性があるんです!ちなみに、僕は農学部の学生なので畑に出て作業することがあるのですが、みずみずしいトマトはおいしい水分補給に使ってます(笑)
◎トマトのこぼれ話
今や色や形などたくさんの種類があるトマトですが、その中でも一際人気なのが、「桃太郎」というシリーズのトマトです。家庭菜園向けの「ホーム桃太郎」や、黄色の「桃太郎ゴールド」などなど20種類弱で、な、な、なんと…日本のトマトの70%のシェアを誇っています。トマトを食べたらほぼ桃太郎のシリーズですね!
でも、残りの30%に入るトマトも負けていません!ヘタと反対側(おしりって呼んでます)が尖ったファーストトマトや、長細い形をしたアイコという種類も根強い人気で、スーパーにも並んでいます。
◎小畑の失敗談のコーナー
大学に入る前から畑で野菜を育てていた僕の失敗談を紹介するコーナーです(笑)
最初に書いた通り、トマトは雨の少ない南米原産です。だから雨の多い日本は実は苦手です…農家さんならビニールやガラスでトマトの上を覆って雨がかからないように栽培するのですが、僕はそんな設備もてないので、ほぼ雨ざらしで育ててきました。するとトマトはどんどん水を吸って、実が割れたり味がすごく薄くなったりしてしまいます。これまで毎年トマトを育てていますが、割れなかった年はないです。ずっと試行錯誤の連続です!
初めての企画でトマトについて興味を持ってもらえたか少し不安ですが…
ぜひスーパーでトマトを見たらどんな種類か予想してみてください!
学生団体eat_happy 小畑佳祐