運転資金と利益率 | 東銀座ではたらくIT社長ブログ

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ディースタンダード株式会社の社長である小関智宏のブログです。

ディースタンダードの小関です。ゼロから始める事業の草創期において、売上拡大は当面の集中事項であります。IT業界で創業すると、基本的に売掛金が発生します。この時点で、

経営者の性格が如実に表れます。『いかにサイト負けと戦うか』という部分で、積極的な解決方法を模索するか、ディフェンシブに低成長でカバーするか。大半の経営者は目の前の

PJと調達のタイミングが合致する場合、前者を選択します。ここから先は運転資金の調達が必要になります。もともと自己資本が少ない創業の場合、借入は至難の業となります。

高い利率で資金を調達する結果となり、一時的に自転車操業を余儀なくされます。積極的な選択をしたはずが、長く重い地道な活動に突入します。少しでも早くその段階を乗り切る

ためには、粗利益額を引き上げていく工夫が必要になります。ここまできて、やっとその会社の真価が問われると言えます。企業の付加価値を高め、売上UPを試みたり、原価の調整、

固定費の調整、です。どこに手を打ち、どのように効果を出していくのか。思考を止めることなく、客観的に己を見つめ、答えを出していくことです。このポイントが体感を通して

理解できるようになると一段強さを増した会社に変貌することが可能なわけです。さぁ、いきましょう!