野次 | 全国男性復権を目指す会

全国男性復権を目指す会

現在の偏った男女平等意識を改め、健全な役割分担が出来る社会を目指すべく弊会を発足させました。

 6月18日の都議会で晩婚化や晩産化について質問に立った塩村あやか議員に、「お前が早く結婚しろ」などのヤジが飛んで非難が集中しているとのこと。しかしながら私はこんなことで大騒ぎするのは大変おかしいと思っております。このヤジはよく考えてみれば一理あります。つまり35歳にもなって独身で好きなことをしている同議員が、晩婚化や晩産化について語るのは僭越ではないかと考える次第であります。それを言うなら自ら範を垂れてから仰って欲しいものです。また、彼女は一応指導的立場の女性になるのでしょうが、そのような人がヤジの一つや二つで動揺してしまうのは如何かと思います。立ち向かう障害を上手くかわすのも裁量のうち。一々泣いていたら仕事になりません。結局「だから女は」になってしまうのですが、昨日の「報道ステーション」などバカな古館、惠村が女性の人権を踏みにじるもの、と怒ったふりを致しておりました。女、特に若い女性を大事にしなければならないという、一種のプロパガンダなのでしょう。


 それにしても良し悪しは別として議会でのヤジはつきもののような気が致します。国会中継を見ていても不規則発言が目に付きますが、それだけ活気がある証拠ともいえるでしょう。反対に杉並区議会を傍聴に行っても殆んど儀式のように進行し、ヤジの入り込む余地がなさそうで聞いていて退屈です。今回の件に関しては東京都に1000件を超す苦情があったそうですが、ヤジを擁護する意見はあるのでしょうか。こんなことで議員を委縮させてしまったら議論の活性化などとても望めませんし、女性も社会進出を目指すのであればこの程度の逆境で動じるべきではない。「セクハラだ」などと騒いでいるようですが、保護されて当然という考え方が抜けきらないと思います。更に「女は特別」という考え方はこの際改めるべきであり、日常茶飯のヤジが女性に向けたものであったというだけで、これだけの騒ぎになること自体考えられません。