今田の後輩・ニックンのBIRTHDAY | チョメチョメ村は無法地帯

チョメチョメ村は無法地帯

チョメチョフはやっぱり変態の世界が落ち着きます。
一緒に遊ぶ人、この指とまれー。

最近、旦那の今田くんネタありませんなあー

という声がチラホラ聞こえてきま…





せんが、今日は内輪ネタシリーズでも

新たなキャラクターを紹介したく、

久しぶりに今田祭りを書かせていただきます。





今田の若かりし頃の話です。









今田は大学時代、世界各国を訪れました。

海外ではオーストラリアを横断したり、インドへ行ったり

アラスカにオーロラも見に行ったりもしました。

私はそれに感化されて、海外へ行く事に憧れを抱き

イギリスへ短期留学したくらいです。






しかし、彼は海外だけではなく、日本国内も沢山旅をしました。

青春18きっぷでの普通列車の旅、自転車で行く鳥取大山

その他、瀬戸内海の島をフェリーで渡り歩く旅etc・・・・・

どれもお金をかけはしませんが、時間はたっぷりかけて

旅をしていたようです。








私はその旅の話を聞くのが大好きです。

不思議な事に、今田の周りにはありえない事が

次々起こり、いつもその話に引き込まれてゆきます。

さあ、今日は皆さんも一緒に今田の

アホ不思議発見の旅に同行しませんか?







゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚








大学3回生の時、今田は大学サークル兼バイトの後輩と

共に普通列車で関西から北海道まで旅をしました。

大きなリュックサックには、寝袋とテントとエロ本。

この3つがあれば、どこまでも行ける2人でした。





今田は私が言うのもなんですが、先輩風を吹かない

気さくな人です。言いようによっては情けない先輩

かもしれませんが、この後輩はとても今田を慕ってくれました。

本当は一人で旅をするつもりであったのに、この後輩は

どうしても自分も一緒に旅をしたいと申し出てきました。








その後輩の名は、ニックン







2PMのニックンをイメージされる人も多いかと思いますが

このニックンは、












落合監督の息子・福嗣






に似ています。すんません・・・・。

本名は西くんなんで、変化していってニックンとなりました。

すんません(2回謝っておきます)







今田とつるむくらいですから

かなりの天然、そしてアホな人です。

私と今田の結婚式の2次会では、





裸に頭にはネクタイ巻いて
 ダッチワイフ人形
  タンゴを踊ってくれた





ので、本当のアホだと断言できます。






大きなリュックを背負い、北へ北へ向かう旅です。

日本海を眺めながら、きままに途中下車をして

目的もなく田舎町をウロウロします。

まさしく




今田と福嗣の家族に万歳です。







途中とある、東北の田舎町に下車した3人。

その日はまだ日も暮れていないというのに

電車が最終であった為、その駅で一晩過ごす事になりました。








翌日の電車の運行状況などを駅長さんに尋ねると

とても親身に話を聞いてくれ、挙句の果てには

駅長さんが仕事を終えたら一緒に居酒屋で行って

ご飯を一緒に食べようと誘ってくれました。

しかも駅長さんのおごりだというではありませんか。






その駅長さん、自分も若かりし頃、電車で日本全国を

旅したそうです。3人を見て、その頃を思い出し

嬉しく思われたようです。






世の中には本当にいい人がいるもんだ、と二人は感激しました。

海外ではリュックサックごと盗まれたり

買い物をする度に、ぼったくられたりと

日本ではありえないトラブルを経験した今田くん。





ちょうど、その後の旅でしたので

駅長さんの優しさが心に染みました。





おいしい炉端焼きをごちそうになり、お腹一杯になった

2人。駅前の公園にテントを張り、人の優しさで

ポカポカになった心で寝袋に入りました。




すると突然、ニックンが寝袋から飛び出して叫んだのです。














今日ぼくの誕生日です!!
   今田さん!!!∑(゚Д゚)











時刻はまだ夜の10時を過ぎた頃でした。

今田は、かわいい後輩・ニックンの20回目のヴァースデイだと

いうのに、このまま眠ってしまうのは可哀想だと思い、

こう言いました。










よし!ニックン、俺のおごりで
  上手い酒おごってやるよ!
    今からどこかに繰り出そうぜ!!










ニックンは大喜び。

早速テントから飛び出し、2人は駅前を出ました。








しかし、ここは田舎町。

夜の10時ですので、店はどこも閉まって辺りは真っ暗。

外灯もほとんどありません。







ニックンは言いました。








今田さん、こんな時間に
 やってる店なんてないですよ。(ノ_・。)








今田は思わずニヤつきました。






お店がなければ、自動販売機で
 ビールを何本か買ってテントで
  飲めば良いさ。その方がお財布に
   優しいからな・・・:*:・( ̄∀ ̄)・:*:








そんな姑息な事を考えていたその時です!










今田さん!!!あそこにスナックが
 ありますよ!!!Σ(゚д゚)








ニックンが指を刺したその先には

暗闇の中にポツンと光る看板が!










スナック はこいり娘







看板にはそう書いてありました。

店構えは古臭い感じがしましたが、

長い旅で、ギャルに飢えていた2人です。








少しだけ股間がワクワクしたもっこり









と、今田は後に告白しています。








少しお金は使うかもしれないけれど、カワイイ後輩ニックンの

為だ。そう思い、この店に入ることにした今田くん。








扉をそっと開けて入ると










いらっしゃ~い









という声がしました。










・・・・。









( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚













カウンターから2人を迎え入れたママは











80歳くらいの婆さんでした。









固まる2人。







今田は、

箱入り娘というより



















棺桶に入るという言葉の方がしっくりくる。








そう思いました。

唖然としている3人に、ママは更に声をかけました。











あらあら、そげんなとこで突っ立って
 ないで座って?女の子呼ぶから。
   ちょっと待ってね。












そう言って、スナックなのに、何故か





寿司屋の名前が染められた暖簾





をくぐり、厨房らしき奥の部屋に入りました。












2人は椅子に座らず、唖然としていました、

すると奥からママと一緒に出てきたのは











工藤静香を103発ほど殴ったような

若いヤンキー娘でした。









今田は思いました。








箱入り娘というより











箱乗り娘だ・・・。と








その女の子が出てきた瞬間、ニックンが












すいません!間違えました!!(;´Д`)ノ







と叫んで、店を飛び出しました。









今田も気付いたら、外に飛び出していたそうです。








2人は走りました。うーーーんと走りました。









箱入り娘で

シモのテントを張ろうとした愚かな2人は、







駅前の

本当のテントにたどり着きました。








駅の時計をふと見ると時刻は12時を回っていました。












ニックン、誕生日終わっちゃったね。

お祝いはもうできないね。(´・ω・`)









今田はそう言うと、ニックンはうなだれました。

今田は黙って優しくそっとニックンの肩を抱きました。








こうしてニックンの20歳の誕生日はむなしく散ったのでした・・・・