こんにちは、藤田千春です。

今回は、

「顔のハリを回復させるための、
肌の水分を保つ方法」


のお話をさせて頂こうと思います。

前回のお話し、

「顔のたるみの原因は、5つあるんです。」
はこちらからご確認くださいませ>>>


肌のハリ、たるみや老化を
予防、改善のためには、肌の水分を
保つ「保湿」が必要です。

外側からのスキンケアでできる「保湿」
と内側からの「保湿」の両方で
肌の水分を保つことが大切です。

「やってるよ!
スキンケアの時に、保湿化粧水を
使ってるし」

「化粧水で、コットンパックもしてるし!」


という方もいらっしゃいますよね。

私も以前そう思っていましたが、
それは、保湿とは言い難いのです。

「保湿」は、肌に水分を補給するためのこと
と思っている方が多いと思いますが、

本当は、「保湿」とは
肌にある水分を保つという事なのです。

肌の水分は体の中から湧き上がってくる
ものなので、スキンケアで補える水分は、
ごく表面的なもので、

肌のキメを整える程度にとどまって
しまうのです。

皮膚科学の観点では、
化粧水は「必要ない」
とされています。

「何言ってんの?化粧水を
つけなかったら、肌が乾燥しちゃうじゃない!
乾燥がたるみによくないって言ったじゃない!」


と思う方もいるかもしれませんが、

化粧水は成分のほとんどが
水なので、皮膚に浸透しないのです。

水が肌に吸収されたら、
お風呂に入った時に、肌が水を吸収してしまい
ふくらんでしまいます。

水は肌に浸透しないのです。

肌は弱酸性であることで、
外部の菌から肌を守っています。

化粧水は、固形せっけんを使って顔を洗っていた時代に

顔を洗った後に、アルカリ性になってしまった
肌を弱酸性に戻すために使われていた
そうです。

英語で、化粧水はTONER
(正常に戻すという意味)
と呼ばれています。

海外のデパートなどで、
化粧水が見つからなかった…

という話を聞いことはありませんか?

欧米では、化粧水は保湿の目的ではなく、
毛穴の引き締めや、汚れの拭き取りで
使われていて、

保湿のためには必要ではないとされているので、
あまり重視されていないのです。

日本人は化粧水が大好きですが、

化粧水に高いお金を払うのは
もったいないので、やめましょう。


少し話しがそれてしまいましたが、

水分は体の内側から湧き上がってくる
ものなので、それを補助して、

外側から水分を保つスキンケアを
行うことで肌のハリを回復させて
たるみを予防し改善させていきます。

体の中に効果的に水分を取り込んで、
肌に水分をたっぷり取り込む
水分の摂り方は、今回お話すると

恐ろしく長くなってしまうので、
順を追って、詳しくお伝えしていきますね。

では、スキンケアで行える、
外側からの「保湿方法」です。

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1・クレンジング後に、化粧水を
500円玉ほどコットンに含ませて、

さらに、精製水かミネラルウォーターで
湿らせて、肌への負担がかからないようにして、
すすぎ残しの汚れを優しくふきとります。

※クレンジングの後に洗顔フォームや
せっけんで顔を洗わないで下さい。


(↑の理由や、クレンジングの仕方と選び方は、
スキンケアの土台になるので、次回
詳しくお話させて頂きますね!)

拭き取りで使う化粧水は
安いもので十分です。


肌が乾燥していると感じる方は
「エタノール」配合の化粧水は

肌を乾燥させる可能性があるので
エタノール配合ではない化粧水を
選んで頂くといいと思います。

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2・美容液をつけて、水分を肌に留めておく
保湿成分を補います。

たるみには、「ペプチド」が多く入った
美容液がお勧めです。


たるみは、肌の下の真皮層にある
コラーゲンとエラスチンの繊維が
弾力を失うことで、引き起こされる
のですが、

「ペプチド」は、コラーゲンの細胞に
「コラーゲンを作りなさい!」
と命令して、コラーゲンを作らせてくれます。


その結果、肌の奥からハリと弾力が出て、
老化を遅らせるように働きかけてくれます。

たるみにはペプチド入りの
美容液がおすすめです!

肌の潤いに必要な体内にある保湿成分
「ヒアルロン酸」、「セラミド」、
が入っているものも保湿には効果的です。

美容液を選ぶ時の参考にして頂けたらと思います。

※スキンケアでの保湿では美容液を
使って頂くことをおすすめします。

美容液は、

有効成分が肌のどの部分に浸透したら
最も効果が発揮できるか計算されて
粒子の大きさが作られている
ためです。

肌に1番重要な保湿は、美容液で
行うのが効果的です。

乳液やクリームは肌に油分を与える役割なので、

肌のハリを回復させるためには、
美容液で保湿をするのが最も効果的
です。

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3・アイクリームで目の周りの
乾燥を防ぐ

目の周りはとても皮膚は薄いので、
絶対にこすらないようにして

薬指の腹を使って、最小限の力で
触れるか、触れないか位の感じで、
優しくソフトにパッティングします。

上まぶたの目頭から
目尻へ行って、下まぶたの目尻から
目頭の筋肉の流れにそった道順で、
なじませます。

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4・乳液またはクリームで油分を与えて、
肌の水分が蒸発するのを防ぐ

適量を手にとって手の平であたためて、

手の平を使って下から上に優しく、
ソフトにパッティングして、
クリームをなじませます。

※日中はこの上に日焼け止めを
塗ってください。

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といった工程でスキンケアをして頂くと
肌のバリア機能を保って、外側からの
「保湿」ができます。

今回は、詳しくお話できなかった

「クレンジング剤の選び方と
クレンジングの方法」と

「内側からの保湿で肌の水分を保つ方法」

は、次回の記事で詳しくお話させて
いただきますね!

スキンケアの土台になるクレンジングの
ことと、肌のたるみの大敵の「乾燥」を
解消させて、肌のハリを回復させて、

くすみをとって、便秘も改善されて
体重が減っていく
水分の摂り方をお伝えします。

今回も最後まで読んで頂いて
ありがとうございました。


藤田千春

次回の「クレンジングを選ぶ際の、本当の基準とは?」
はこちらからどうぞ>>>