この子は私をどんな母親だと思っているのだろうかと迷ったときは

こんにちは。上土井好子です。

子育てをしているとき、

自分はこの子にとってどんな母親なんだろう

と考えることがあります。

どう接したら、

母の愛情を感じてくれるんだろうか。

どんな言葉がけをしたら、

この子の自尊心は育つのだろうか。

どんな母だったら、

この子はちゃんとした大人に

育ってくれるんだろうか。

中には、自分のようになって欲しくない、

そのためにはどうしたらいいんだろう

と考えるかもしれません。

育てる側って必死よね。

子供の一挙手一投足逃さない…ときもある。

生きてるだけでいいって思えるときもあれば、

このままじゃどうなるのって

不安の渦に巻き込まれるときもあります。

親子の問題って、それこそいろいろあるけれど、

お互い未熟なもの同士の体当たりなんですよね。

母親だって逃げたくなるときもあります。

いや、そういう時期って

誰でも必ずあるもんです。

だからそういう自分を責めてはいけない。

母親になると、

育てることばかり考えがちですが、

その前に自分と母との関係を考えてみると、

いろいろあるんのではないでしょうか。

あんな母だから自分はこうなった、

だから自分の子供には…

何でも完璧に出来た母だから、

自分もそうならなきゃ…

この思いは自分がかつて子供だったときの、

母親への評価でもあります。

だから、ついつい気にしてしまう。

子供の自分に対する評価を。

どんなお母さんって思ってるんだろうって。

いつしか、子育てが

自分の成績表になってしまいます。

これって実際、子供を思う気持ちと、

評価を気にする気持ちが入り混じるから、

しんどいし、悩むし、疲れてしまいます。

母親業ってむつかしいよね。

ただ、私自身、自分の母の子供として

やってきた経験からいうと、

子供（私）の母への評価って、

年ごとに違うし、

結婚や子育てのときにも違うし、

厳密にいうと、

一日一日、そのときそのときで違う。

ちょー自己中心的でコロコロ変わるものです。

愛情深く、いいお母さんだって

思ってくれって言われたら、

おいおいちょっと待てよってなるだろうな。

いろんな一面を持つ母親と

一緒に生きてきたから、

そんな一言二言でいえる評価なんて

ありえないんですよね。

だから、今子供にどう思われても仕方ない。

まあ、子供の評価なんて変わるから。

もっと長いスパンで考えて、

今はこの時期だととらえて乗り切りましょう。

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