人っていろんな人がいるから、いろんな自分がうようよ出てくるんです

こんにちは。上土井好子です。

先日、去年通っていただいていたクライエントさんが、

今の現状のご報告がてら、

遊びに来てくれました。

私も、ずいぶんよくなってきてたので、

どうしてるかな～って思っていたんで、

連絡くれたときは、ホントうれしかったです。

初めて来られたときより、

ぜんぜん顔の表情が違っていました。

初めて来られたときは、

唇しか動いてなかったですもん。

2時間くらい楽しくお話をしました。

いろいろなことを話してたんですが、

そのひとつに、

人と人との関係性をしみじみ語り合いました。

人って、一人では自分のことはわかりません。

どんな性格か、どんな特徴があるのか…

人と接してみて、初めて浮き彫りになっていきます。

だから、もし相手が緊張してたら、

普段より変に固くなる自分がいるし、

相手が心を閉ざしていれば、

慎重すぎる自分が引き出されるかもしれません。

もし相手が、敵意を持っていたり、

理不尽な対応を向けてきたら、

よっぽど修行してる人か、

神のような人でなければ、

こちらも誠意のだだもれのような対応は

やっぱりできませんよね。

否応なしに、自分の嫌な部分が引き出されます。

たとえ１００人中９９人は、

誠実で思いやりのある関係性を築いていたとしても、

たった１人、そのような人がいれば、

嫌な自分もやっぱり出てきてしまうんです。

だから１００人中９９人が理不尽な人だったら、

自分のほとんどが嫌な自分に

見えるかもしれません。

それが自分だと思い込んでしまったら、

他の自分が切捨てられて生きられなくなります。

だから、環境ってある意味怖いなって、

そんな話もしていました。

でも、自分の苦手な人に対しても、

苦手な部分同士で関係性が出来ているとしたら、

自分のアクションの取り方次第では、

違う部分も引き出せる可能性もあります。

人と人との関係性というのは、

常に変化するもので、

固定されてはいないのに、

私たちは、変化を嫌うから、

この人はこういう人だと決めつけたいんですよね。

その方が、同じ対応の仕方ですむから、

ある意味、省エネ的かもしれません(笑)

人との距離の取り方は、

その瞬間瞬間で決まるものです。

距離の取り方を

変幻自在にできる力と、

着脱可能な思い込みが、

人との関係性を作っていく上で、

必要になってくる気がします。

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【上土井好子の著書】

この本を読んだ方が、人ってこんなことで悩んでるのかと思うところもあったし、
これ私のことを書いたのかと思うところもあったとおっしゃっていました。
いろんな人の心の中を見ることで、自分が俯瞰できると思います。
読むだけで心が軽くなり、悩んだときに自分で解決できる力がつきます。
日常よくある事例を通して、具体的にわかりやすく自分との向き合い方をお伝えしています。