S.H.Figuarts デカブルー
今日のといず・くろすおーばーは!
S.H.Figuartsデカレンジャーシリーズよりデカブルーをご紹介!
○キャラクター解説
本名・戸増宝児、通称ホージー。宇宙警察学校首席卒業のエリートで、地球署のデカレンジャーの実質的リーダー格。署長のドギー・クルーガーが不在の際は署長代行を務める。
クールでキザな性格で地球署配属以来一度もミスをしなかったのが誇りだったが、Episode.3にて初のミスを犯して落ち込んだり、バン配属前にジャスミンともどもダイナモ星人テリーXに囚われて先輩のギョク・ロウが負傷したためテリーXの再犯に対して取り乱したりと、クールに徹しきれない状況も少なくない。
また、かつての親友や恋人の弟をデリートする局面に立たされるなど、節目節目で逆境を経験している。
理論派でコンピュータ犯罪への捜査も造詣が深く、自分と正反対のスタイルのバンとは衝突が絶えず「相棒!」と呼ばれて「相棒って言うな!」と返すのがお約束。そのバンを心の底では認めつつ対抗心から特キョウ(特別指定凶悪犯罪対策捜査官)昇進試験の勉強を通常業務と並行して行うなど、クールなエリートに見えて根は熱い努力家と言える。そのためかバンとの口論も実は同レベルでの言い争いになっていることが少なくない。
妹の美和ともども言葉の端々に怪しげな英語を織り交ぜるのが癖。特技は狙撃で腕前は百発百中。また、捜査の際には白バイ・マシンハスキーを用いており、他四人とは異なり単独での機動力が高い。
名前の由来は「羊たちの沈黙」「ハンニバル」で知られる作家トマス・ハリスとほうじ茶。
○玩具解説
2012年5月10日~2012年7月12日受注、同年9月25日発送開始の魂web限定品。デカレッド
の好評により期待が集まったためか、当初の受注締め切りより一週間延長されたという経緯がある。
同時発送物には「マグナギガ(仮面ライダー龍騎)」「リブラ・ゾディアーツ(仮面ライダーフォーゼ)」「キュアマリン・スーパーシルエット(ハートキャッチプリキュア!)」、ULTRA ACT「ウルトラマンガイア スプリームヴァージョン」などがある。
デカレッドのリデコ品で、本体の頭部・胴体部や手首、オプション類などが新造された。
プロポーションや可動範囲はデカレッド準拠。
しまった、分かりづらいポーズに……
ボディのシンボルナンバーもモールドを彫ることで表現しているため、胸部・腹部も新造パーツとなる。
飾り窓が二つで、ゴーグル形状も微妙にデカレッドと異なるデザインを完全再現。耳の赤色灯はクリアパーツ。
そして「デカブルー!」の名乗り再現用の開き手。実際は本記事一枚目の写真のように両手を開くのだが、右開き手はデカレッド付属の物と同型。
(間違えて右手首を撮影してしまった……)
デカグリーンに逆立ち用手首が付属しなくても、ここから借りれば大丈夫?
「もう一つ!」 「!?」
本商品で悪目立ちする欠点として「二つ!」用手首が付属していないことが挙げられる。しかもなぜか「一つ!」手首は付属しているという謎。
手の甲サポーターのある白手首というデザイン上、SHF「仮面ライダーV3(昭和)」のピース手首を流用するという手もあるが、若干規格が違うのかジョイントが緩い模様。
「不思議な事件を追って!」は再現可能だが、もしかするとこれって「ストライクアウト!」用手首のつもりだったりするのかな……
ちなみにデカレッドに付属していた「微妙にボリュームの異なる左平手二種類」も付属している。
実は新造手首は右平手・左開き手のみで、その他の手首はデカレッドと同じもの。
開閉ギミックあり。装備類がホルスターからすっぽ抜けやすいという難点もそのままなので、壱伏は液状ゴムを塗布して滑り止めを試みていたりする。
真似する際は自己責任でお願いしたい。
劇中での使用機会がかなり少ないナックル装備。デカレッド以外のデカレンジャー初期メンバー4人の共通装備でスタンガンの役割を果たす。
専用ホルスター付属。特にギミックはない。
ディーロッド
デカブルー・デカグリーンが装備する警棒で、さすまたやジャッキとしても使用可能。
専用ホルスターと長短二種が付属。
先述の通り、新造手首は平手・開き手のみ。そのため、各種装備はデカレッドに付属している物と同じ「ディーマグナム01・02に対応した銃持ち手」で保持する他ない。
このため、ガングリップ型のディーナックルはともかく細身のディーロッドは落下しやすいのが難点。
ディーロッドとディーナックルが合体したライフル。これ単体でもアリエナイザーをデリートするだけの威力を持ち、打撃武器を銃身にしているにも関わらず高い狙撃制度を誇る。
フィギュアーツでは合体ギミックはなく、ディースナイパーが別個に付属している。
広い可動範囲と、銃身支え用左手首を用いれば狙撃ポーズも思いのまま。
マシンハスキーは当時品でもフィギュアーツとの相性が悪くないらしいが、所持していないので代用品を引っ張り出してみる。
バンが突っ込んでいってホージーが後方から支援射撃。割とバランスは悪くない?
基本的なクオリティは高いのですが、付属手首にどうにも不満が集中してしまい妙にマイナス印象がついてしまう……といった感。特に9月発送分は全般的に好評だったので、ここで目立って一部では集中攻撃されていた印象がありました。
私としてもデカレッドからの流れでどうしてこの手首構成になるのか分からず、思わずバンダイのお客様サービスにメールフォームで問い合わせてしまいましたよ、ええ(汗)
商品名を「S.H.Figuartsデカブルー」としておきつつついでにデカレッドの構成にも疑義を申し立てたら、返信メールで「S.H.Figuartsデカレンジャーシリーズへのご意見ありがとうございました」と書かれていたので、ある程度文面はテンプレートでも一応担当者さんに目は通してもらったと信じたいところです。
てなわけで12月発送のセンちゃんでフォローされてくれることを願ってやみません。基本的にはクオリティが高いのでなおさらですね。