TFマイクロン伝説 MC-06 STDコンボイ | といず・くろすおーばー!

TFマイクロン伝説 MC-06 STDコンボイ

といず・くろすおーばー!-STDコンボイ
 今日のといず・くろすおーばーは!

 マイクロン伝説より総司令官コンボイの登場です。

 戦えコンボイ!トランスフォーム!! ……って次回予告で毎週言われてたら最終回でガチの死闘を始めちゃったお方だ!




○キャラクター解説

 G1からの世界観をリセットした新シリーズ第一弾、トランスフォーマー マイクロン伝説」に登場したサイバトロン軍総司令官。

 元は輸送隊の所属で、デバスターに見出されて戦士へと転向し、総司令官に上り詰めた人物。

 総司令官の叡智を蓄えた証・マトリクスに恥じぬ司令官として常に対話と平和的解決を心がけ、TFをパワーアップさせる新種のTFマイクロンに対しても軍事利用ではなく友として迎え入れ解放しようという姿勢だったが、それは自分の闘争本能から目をそむけ続ける行為でもあった。

 対ユニクロン戦の終盤、戦いを楽しむ精神の所在を肯定して宿敵メガトロンとの決闘に応じるも、最後には平和を希求する自分を見出した。

 後に総司令官に復帰し、10年後の世界を描いた続編「トランスフォーマー スーパーリンク」ではグランドコンボイとして登場。正義感を保ちながらも精神的にどこか吹っ切れた姿を見せている。この時、主張のすれ違いから袂を分かった旧友、ロディマスコンボイの存在も語られた。

 キャラ名は単なる「コンボイ」だが、G1コンボイやビーストコンボイと差別化するためにマイクロン伝説の海外名「ARMADA」からとって「アルマダコンボイ」とも呼ばれる。

 CVは「鋼の錬金術師(アニメ第一作)」のロイ・マスタング、「ひぐらしのく頃に」の富竹ジロウを演じた大川透。 海外展開ではギャラクシーコンボイとも同一人物で、アルマダ・グランド・ギャラクシーともゲイリー・チョークが演じた。





○玩具解説


といず・くろすおーばー!-ダブルコンボイ!

 タカラロボットアニメトイにおけるSTDナンバー、は元々勇者シリーズの「DXトイの変形合体ギミックを簡略化し、プロポーションと扱いやすさを重視した廉価品」に与えられていた物で、TFへの適用はこれが初めて。

 一つの番組シリーズ中で同一キャラが形状そのままにダウンサイジングされて発売されたのも、やはりTFでは初めてのこととなった。

 この型のバリエーションとしてマイクロン伝説劇中に登場したスカージ(ユニクロンの使徒たる黒いコンボイ)クリスタルコンボイ(ヒュドラキャノンから地球を守るために力を開放した姿)の他、ネメシスプライム(海外版スカージ。一部カラーリングが異なる)ウルトラマグナス(旧ユニバース版ホワイトカラー)フォースチップコンボイ(海外版ギャラクシーコンボイの番組後の姿)が存在する。





ビークルモード


といず・くろすおーばー!-アルマダ前 といず・くろすおーばー!-アルマダ後ろ
 オリジナルデザインと思しきトレーラーキャブに変形。先述のとおりコンテナは付属しないが、コンテナもクローラーを履いたオリジナル車種だった。

 転がし走行が可能。また、MC-01では後部に見えていたスーパーモード用の拳は造形されていない。

 変形に関与しない関節も多く、かつ六輪タイプなので全ての車輪を接地させるのがやや難しい。





トランスフォーム
といず・くろすおーばー!-トランスフォーム1 といず・くろすおーばー!-トランスフォーム3

 変形ギミックはSC-01版や劇中に比べて特に変更なし。元々赤外線ギミック搭載で変化させられない容積が多い設計なので、割と単純な変形をしている。





ロボットモード


といず・くろすおーばー!-アルマダコンボイ前 といず・くろすおーばー!-アルマダコンボイ後ろ

 腕のたくましさが何となくゴリラっぽいロボットモード。マイクロンジョイントは背中と腰の二ヶ所に存在する。

 劇中ではスーパーモードと共用でコンボイガンを使っていたが本商品には付属していない。





アクション

 本商品の特徴はMC-01「コンボイスーパーモード」の廉価版に見せかけて、MC-01とは全く違う遊び方を志向したことにある。





といず・くろすおーばー!-剛腕
 最初に有名な問題点から。STDコンボイは無改造では足を前方に上げることが出来ない。腰部分と大腿部のモールドが干渉するためだ。

 解決法はネット上でも色々と語られ、

1. 大腿部のモールドを切り飛ばす。

2. 左右の大腿部を入れ替える。

3. 腰部分を削る。

 の三つが主にあげられる。1番ではモールドを左右均等に切り飛ばす自信がなく、2番はビークルモードの変形に影響すると聞いたため、壱伏は3番を選択した。


といず・くろすおーばー!-腿のモールド といず・くろすおーばー!-削った後
※もちろんどの改造も真似するなら自己責任でお願いします。何か問題が起きても当方は責任を取りません。




といず・くろすおーばー!-接地
 足首。高年齢層向けならともかく、レギュラーシリーズでは珍しく足首を左右に傾けることが出来、接地性を高めている。





といず・くろすおーばー!-肩の上げ方
といず・くろすおーばー!-コンボイ体操 といず・くろすおーばー!-腕……
 肩。前後の可動軸と左右の可動軸が別々なので、意外とクセがある。右のClassicsG1コンボイと比較すると、ポーズの幅は広いが思ったようなアクションが出来なかったりする。

(このまま肩を横に広げることが出来ない)

 腕を水平にあげる=腕を肩の上に持っていくことなので、慣れないうちはポージングに戸惑うかもしれない。

 肘には内側にのみ可動するボールジョイントがあるが、さすがに必殺ビッグパンチまでは再現できない。




といず・くろすおーばー!-うつむく といず・くろすおーばー!-見上げる
といず・くろすおーばー!-そっぽ向く
「こいつも悪そうな面構えね」byアレクサ

 首の可動はかなり優秀な部類に入る。ボールジョイントでやや後ろ寄りに接続されており、顎の下に空間が設けられているため、空を見上げることも、やや気まずげにうつむいて視線をそらす動きも出来る。




といず・くろすおーばー!-マトリクス落とした
 胸部。

 オープン可能ではあるが……MC-01にはあったマトリクスは再現されていない。

 よく動く+マトリクスなし、となると最終回を否応なく思い出すが、その割にSTDコンボイのファイナルバトルカラー版は存在しない不思議(笑)







 しかし、アクションだけがギミックではない……
といず・くろすおーばー!-トランスポート
というわけで、マイクロン・サージ編に続く!