軽い風邪からさまざまな重病のお手当て食に、
離乳食や母乳代わりに
病中、病後の回復食に・・・と、
何にでも活躍してくれる食箋のひとつ、
「玄米クリーム」。
昨日、サロンで開いた
「マクロビオティック上級」土曜日クラスで実習しました。
玄米を炒ってから長時間煮込み、
エキスを絞り出した「玄米クリーム」。
玄米のすぐれた栄養バランスに富んだ滋養食で、
とーっても甘くまろやかに仕上がりました。
生徒さん、皆さん、しみじみ味わっていらっしゃいました。
「玄米クリーム最高でした。
冷えた身体がほっと癒されました。
臓器がお疲れだったようです」-とは、恵美子さん。
「玄米クリーム」といっても、
イエローハーモニーの上級レッスンでは、
ひとつのやり方で実習するだけではなく、
いろいろな作り方を体験して、
実際に食べた食感の違いや
身体への入り方の違いを比べて、
学んでいただきました。
「玄米クリーム」は、
炊いた玄米をミキサーやフードプロセッサーにかけて、
手軽に作ることができますが、
やはりやはり、機械を使わないで、
手間隙かけて、さらしの布でこすのが一番美味しい!
さらしはお料理にお手当てによく使いますので、
一反で購入して、必要な長さを切って使っています。
手間と時間をかけて、丁寧にこしていきます。
玄米クリームは、
玄米を陽性化した生命力あふれる”エキス”。
絞ったあとのかすも捨てたりしないで、
レッスンでは野菜のかき揚げと合わせて、いただきました。
こちらは、フードプロセッサーを使った「玄米クリーム」。
これだけいただいたら、
「美味しい」クリームですが、
さらしでていねいにこした「玄米クリーム」と比べると、
もう全然違います。
滋味深さ、まろやかさ、あったかさが感じられないんですよね。
目に見えないものではありますが、
手間隙かけて作ったものというのは、
そのままお料理の味になっているんだなぁと
生徒さん、実感されていました。
それから、
玄米クリームをいただくスプーン。
金属製と木製の2つで食べ比べてみました。
同じ玄米クリームでも、
木製の方がよりまろやかに感じられます。
木製のスプーンはあたりが柔らかくて、
2つで食べてみた後には、
皆さん、木製を選ばれていました。
また、裏ごし器においても、
馬の毛でできたものと金属製のこし器で裏ごししたものでは、
違ってくるんですよね。
比べてみると、
馬の毛の方は、まろやかで芳醇な味、
金属製の方は、するどい味がするんですよ!
元気なときでもその違いを感じますが、
特に身体が弱っているときには、ことさら敏感に反応するもの。
治療のためのお手当てやお料理は、
使う道具や器、作り方によっても、
作用が違ってくること、
わたしは知っています。
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