今月のボディートレーニングクラス | 府中・調布のFSCサッカースクール代表有田の日記

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東京都府中市調布市で小学生を中心に活動中のFSCサッカースクール代表 有田のブログ

今日は水曜ボディートレーニングクラス。のはずが、練習前の大雨と警報の為中止に。
基本的には雨でも練習はやるのですが、大雨洪水警報、暴風雨警報のときや雷の時は安全のため中止にするようにしています。

今月のボディートレーニングクラスのテーマはクイックネス。
ボディートレーニングクラスはSAQトレーニングというトレーニング方法を取り入れているクラスです。
SAQはスピード、アジリティ、クイックネスのことで、前方へのスピード、方向変換のスピード、反応のスピードを高めるトレーニングです。

トレーニングメニューはSAQトレーナーの大辻コーチに作ってもらっています。
私も荻野コーチもSAQトレーナーの資格をもっていますが、大辻コーチは上級のインストラクターでより専門的な知識を持っていて、いつもメニューをもらって実際にやってみるとなるほどそうなんだと思うことがたくさんあります。

今月のクイックネスも実際にやってみるとなるほどと感心してしまうような内容です。
反応トレーニングですが、合図に反応して早くスタートすればするほど一歩後に足を引いてしまいます。これをフォールステップといいいます。
地面を後に蹴って身体を前に進めようとすると強く地面を後に蹴らないと行けないので一歩引くのです。
足をそろえてない時は一歩引くことは少ないかも知れませんが、やはり足で地面を後ろに蹴って身体を前方へ進めることが多いようです。

前に進むのに後に足を引くともちろんスタートは遅くなります。
どうすれば、ひかなくなるか。重心を前に移動して前に動くことを身につけると引かなくなります。
もちろん、まったく後に蹴らないわけではありませんが、前方へ動く為にとても効率の良い動きになります。けり足への負担も少なくなり、ふくらはぎの怪我の防止やゲーム後半のパフォーマンスにも大きく影響すると思います。スプリントを何回も繰り返すサッカーにおいてはとても重要な動作になると思います。
その重心移動のスタートの仕方を繰り返しいろんな方法でトレーニングします。ラダーで行ったり、ボールを使って行ったり。

やはり低学年の子どもたちの方がすんなりと身につけて行っているように思います。
コーチたち(私も含めて)もうっかりすると引いていたりするので、長年身に付いた習慣を直すのは大変だと感じています。

文章にするとわかりにくいですよね。なので一度見に来てください。また体験するともっとよくわかると思います。
ぜひ、体験してみてください。



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