H29公立高校出願状況の倍率について② | ガクシンのブログ~札幌市西区の学習塾

ガクシンのブログ~札幌市西区の学習塾

★☆★札幌市西区にある学習塾 ~小学生・中学生・高校生対象~★☆★
本校:札幌市西区西野9条4丁目1-35 橋本ビル2F
第二:札幌市西区西野8条8丁目2-40 HMBL204
電話:011-777-8478 HP:https://gakushin-s.com

H29公立高校出願状況の倍率について①の続きです。
今日は西区~手稲区周辺。
■札幌西…1.6倍 ★旭丘…1.4倍 ■国際情報(普)1.4倍/(国文)1.4倍
■手稲…1.2倍 ★新川…1.3倍 ■稲雲…1.1倍
■西陵…0.9倍 ■あすかぜ…1.1倍 ■琴似工業…0.8~1.3倍

裁量上位高校と標準校で倍率の差が付いています。
【裁量上位校に出願の人】
①その高校に入りたい ②手稲・新川ラインには落としたくない ③いわゆる「なんA」「なんB」
【裁量校に出願の人】
①その高校に入りたい ②距離的に近い ③志望校を下げて安全策。 ④標準校は行きたくない
【標準校に出願の人】
①距離的に近い ②成績面から ③その高校に入りたい

大体はこの傾向にあります。
そういえば札幌市は、郊外に行けば行くほど標準校が広がっているんですよね。
地図に落とし込むと分かるのですが、標準校が裁量校を囲っているように見えます。
(真栄・厚別・丘珠・あすかぜ・西陵など)
そうなると、郊外の学校は「地元の高校」になってしまうので、
標準校はその学区エリアからしか受験しない=そんなに受験者がいない=低倍率となるんですね。

一方で裁量校は町の中心付近に高校がありやすく、(国際情報は例外ね)受験対象のエリアが広くなるので、倍率が上がりやすい状態に。
さらに裁量上位(国際情報以上)になると、いわゆる「ブランド力」で落としたくない生徒も出てくるんですよね。
(失礼な話ですが、具体的には、大麻・月寒・手稲までは落としたくない、と。学力が足りないのに…)

まとめると、
■裁量上位は今後も高倍率。
■標準校は今後も倍率低く入りやすく。
■裁量中堅は案外平和。
この傾向は来年も続くと思います。
倍率が上がると、塾の需要が増えるのでありがたいんですけどね・・・

次回は東区~北区あたりです
お疲れさまでした。