【第2章】オーラソーマを仕事に~人生逆転! 仕事もお金もやってきた
オーラソーマに出会い、人生の歯車がいい方向に回り始めたんですね。
はい。オーラソーマでボトル色を選ぶだけではなく、自分の本当の気持ち、心の奥に隠れていた感情も観ていきました。「見る」ではなく深く「観る」。幼少期や家族との関係も深く深く観て、掘り起こしていきます。そうやって自分の内面に向き合っていくうちに、感情と思考のバランス、心身のバランスが整って心が穏やかになってきました。
結局、夫とは離婚してしまったのですが、別れるときに夫にも心から感謝することができたんです。
あんなに悩んでいたのに感謝できるようになった。すごい変化ですね。
そうですね。相手を恨んでべランダからこのまま落ちたらラクになるかな、と思うくらい追い詰められていたのに(苦笑)。夫に心から感謝できるようになりました。だって夫とのことであれだけ悩まなければ、オーラソーマと出会えなかったんですから。
そのままオーラソーマをお仕事に?
いえ、最初はティーチャー(オーラソーマの講師)になるつもりは全く無かったんです。派遣で働きながら、自分の心身を整えるためにオーラソーマを学んでいたので、仕事にする気は全然ありませんでした。
でもみるみるうちに明るくなった私を見て、友人知人が「なぜそんな風に変わったの?」と声をかけてきました。そうですよね。30代だったのに外見も雰囲気もまるで老婆のようにボロボロだった私が(笑)、イキイキし始めたんですから。オーラソーマのおかげだと伝えたら「私も観てほしい」と言われるようになり、個別相談をするようになりました。そのうち口コミで「私のこともオーラソーマで観てほしい」という方が増えてきたんです。
寿史子さんの「オーラ」が変わったことでオーラソーマが周囲に広がっていったんですね。
単純にいいものだから勧めていただけなんですけどね。そのうちエステサロンや美容院など人が集まる場所で講座を開くようにもなりました。そしたらオーラソーマの技術を教えてほしい、と言われるようにもなって。じゃあオーラソーマの講師=ティーチャーになろう、と資格を取りました。
心と体が整えば仕事も運も流れるようにやってくる
最初は仕事にするつもりは全く無くて、周囲の「やってほしい」という声に応えていただけ。ただそれだけなんですが、川がサラサラと流れるように、いいタイミングでいろんなチャンスがやってきました。そのうち派遣の仕事よりオーラソーマの比重が大きくなって、気がついたらオーラソーマだけを仕事にするようになっていました。
派遣をしながら、ティーチャー(講師)になるまでに何年かかったのですか。
派遣をしながら東京や大阪のオーラソーマの講座に通い、離婚するまでの4年間にオーラソーマの全レベルの講座を受けてティーチャーになりました。
オーラソーマは1983年に英国で発祥したカラーケアシステムで、英国オーラソーマ社認定の講師を「ティーチャー」と呼びます。段階に応じてオーラソーマの学びは「レベル1」(ファウンデーションコース)から「レベル3」(アドバンスコース)まであり、私は一番上の「レベル3」のティーチャーの資格まで取得しました。
オーラソーマの本場、イギリスにも勉強に行きました。ティーチャーになって教えられる立場になるまでかなり時間とお金もかけましたが、コンサルテーションや口コミで来てくださる方に講座をしていたら、じゅうぶん元は取れました。
心身共に健康になって、感情と思考のバランスがよくなると向こうからお金も人もやってくる。本当に流れるように、いいタイミングでチャンスが勝手にやってくる、ということを身をもって体験しました。そのことをオーラソーマを通して、ずっと伝えています。