アートなたび | Craftsmanshipのブログ

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ものづくり集団 Craftsmanship!

お盆休みも明けて4日。

お休み気分にまだまだ浸っていたいので

旅の報告会を開催いたします~



いってきました

大地の芸術祭in越後妻有♪


お天気もよくて最高の芸術日和でした。


新潟は大学のときボランティアで

ちょくちょく訪れていたのですが

芸術祭には行けなかったので

ほんっっとーに嬉しい楽しい出来事でした。



今回は車の交通費の安さより

渋滞とかを考えて電車の旅でゆきました。

ゆらゆらゆられ約4時間ちょい。

のどか~な自然いっぱいの風景。

やっぱり自然っていいな~って実感。



芸術祭が行われている拠点は

十日町とまつだいっていう駅。


まつだいには

ドットの幻覚が小さいころから見えているので有名な

草間彌生の作品【花咲ける妻有】がおでむかえ。

イメージ 1


水玉の描かれた巨大な花のオブジェが、松代駅に降り立つ人々を迎える。

豪雪の中、たくましく色鮮やかに咲き誇る花。

作家が「私のお気に入りナンバーワン」と語る作品だそう。



次に向かったのは。。。


イメージ 2


MHCP(メディカル・ハーブマン・カフェ・プロジェクト)

健康へと導く妻有の薬草で全身を覆われた人体の畑。

体の各部位に、そこに効く薬草が植えられているという作品。

人の体があるのわかりますか~?

併設された薬草カフェで妻有に自生する薬草も味わえます。

心も体もリフレッシュです♪



山道をひたすら登り

すいすいゆく車を見て

車で来ればよかったねー。。。と

すこしばかり後悔をし

たどり着いた作品。


イメージ 3

脱皮する家

時間の流れや時代の移りかわりによって、抜け殻になってしまった家。

家全体を彫ることで、内側に内包された空間を広げ、空家をアートとして脱皮・再生させた作品。


鳥肌が立つくらいすごいです。

梁・壁・建具・天井すべて彫ってあって

だいたい1年ほどかかったそうです。

いちおし作品です。


イメージ 4



開放的でいてどこかあったかい空間

脱皮しても木のぬくもりは失われていない

とっても落ち着く時間がながれます。



その他に


そのお隣さんにあった

コロッケハウス。

脱皮する家のすぐ近くの建物を溶射し「彫る」という技法とは対照的に「包む」作品。

金属をふきつけられた家は、衣をまとったコロッケにちなんでつけたんだそうです。



「人間の不在」を廃校で表現した美術館

【最後の教室】



森の中の小さな図書館。

本棚にはドイツの書籍(文学、哲学、童話など)が収められている。

ドイツの思想の歴史は「深い森」に例えられるが、里山でドイツの思想を感じることができる。

【フィヒテ(唐檜)】



などなど。。


わたしがみた作品たちはほんの一部で

全作品をみるのにはとってもバス+歩きじゃ無理。

年々作品が増えていくので

どんどん見るのが大変になりますね~

でもまた次回3年後も絶対行くことにしました♪

自然自体がアートだけど

そこに作品があるともっと大きなアート作品になる。

自然の力を借りてより美しくなるんですね。



ぜひ機会があったら行ってみてください♪

9月13日までの開催です。