私が個人的にキャーノンデールのフルカーボン製ロードバイクで2014年モデル「SUPERSIX EVO ULTEGRA Di2」を改造するなら、以下の順番にします。
「2014 SUPERSIX EVO ULTEGRA Di2」
現在、定価から25%OFF特価中!販売価格¥431,228
「2014 CANNONDALE SUPERXIX EVO ULTEGRA Di2」のWEB詳細ページはこちら
http://www.cozybicycle.com/jouhou/roadbike/cannondale2014/supersixevoultegradi2.html
ハンドル高やステム長を適正なポジションに合わせる(交換する)等は大前提として、その次に以下のようにしていきます。
「SUPERSIX EVO ULTEGRA Di2」には電動シフト「シマノ68700アルテグラDi2」コンポがフルセット(クランク以外)で付いています。このバイクがDi2専用フレームあることでコンポは「9070 デュラエース Di2」以外変更できないですから、よっぽどのことがない限りコンポ交換することはないはずです。標準で付属するホイール「FULCRUM RACING 5」 はこのバイクに不相応だと思うので早い段階でグレードの高いホイールに交換してしまいます。
1. 必要であれば軽いギア比のカセットに交換する。
2. 必要であればサドルを交換する。
3. ホイールをグレードアップさせる。
4. ハンドルとステムをグレードをアップさせる。
5. Di2バッテリーをビルトインタイプにする。
6. クランクを交換する。
です。
1. 「SUPERSIX EVO ULTEGRA Di2」に付属するカセットスプロケットは11-25Tとクロス気味なギア構成です。クランクは50-34Tですから、このスプロケでOKなら問題ありません。脚力がないはもう少し軽いワイド構成のスプロケに交換してください。
もし本格的なロードレースに参加されるのでしたら、カセットはこのままで、クランクセットをコンパクト(50x34T)からノーマル(53x39T)に交換することも考えてください。
「11-28T」があるシマノアルテグラのカセット「CS-6800」は税抜定価¥7,273
「12-28T」があるシマノデュラエースのカセット「CS-9000」は税抜定価¥23,954
2. 完成車に付属するサドルは「おまけ」だと思ってもらって良いです。世界中の人間の体格や柔軟性や自転車経験が様々なのですから、付属のサドル1種類で合うはずがないのです。
「SUPERSIX EVO ULTEGRA Di2」にはフィージークの「ARIONE」サドルが付属していますのが、お尻(坐骨)に合わない人はすぐに交換して下さい。痛いまま我慢しても楽しくないですから。
フィジークサドルの中で「ARIONE」は体がとても柔らかい人向けのサドルです。体がとても硬い人は「ALIANTE」シリーズ、標準的な柔らかさ人は「ANTARES」シリーズ、と体の柔軟性を3段階に分けてサドルの種類を分けてます。
サドルのパットの厚みがもっと必要な人は「VERSUS」シリーズ、さらにもっと厚みが欲しい人は「VERSUS X」シリーズとなります。
体がとても硬い人は「Fi'zi:k ALIANTE CARBON k:ium」がオススメです。
税抜定価¥27,700
体の柔軟性が標準的な人は「Fi'zi:k ANTARES R3 CARBON」がオススメです。
税抜定価¥24,550
体が柔らかい人は付属の「ALIONE」で問題ありませんが、軽量化するなら「Fi'zi:k ALIONE R3 CARBON 」がオススメです。
税抜定価¥24,550
「とにかくお尻が痛くならない」サドルがご希望でしたらパッドが非常に厚めでも軽量で見た目もまだシャープな「Fi'zi:k VERSUS X ANTARES CARBON」がオススメです。
税抜定価¥24,900
3. ホイールを交換すると走りの軽さが劇的に変わります。
「SUPERSIX EVO ULTEGRA Di2」に標準で付属する「FULCRUM RACING 5」(1690g)から交換して劇的に変わったと思えるのは「SHIMANO WH9000-C24-CL」ぐらいからからになると思います。
SHIMANO WH9000-C24-CL」ホイール(重量1387g)にすると、300g程度軽量化できます。
税抜定価¥91,659
4 ハンドル・ステム・シートポストを軽量なものにグレードアップします。「SUPERSIX EVO ULTEGRA Di2」のフレームとフォークの白黒のシンプルなカラーリングに合うのは「FSA K-FORCE BOB COLOR」シリーズです。
軽くて使いやすい「FSA K-FORCE BOB COLOR」(ステムはOS-99)シリーズは、ハンドルとポストがフルカーボン製でステムはアルミとカーボンのミックス素材です。ハンドル・ステム・シートポストをできれば一気に交換してしまいます。シートポストはDi2用を選択してください。
3点で税抜定価¥77,000です。
5. 「SUPERSIX EVO ULTEGRA Di2」のDi2用バッテリーの標準位置はダウンチューブ下部です。このバイクのフレームはDi2専用ですので、標準の位置に穴が空いていて、そこにバッテリーを取り付けるようになっています。最近ではシートポスト内部にバッテリーを取りつけることができる「ビルトインタイプバッテリー」が発売されているので、見た目をスッキリさせるために交換します。
「SUPERSIX EVO ULTEGRA Di2」のDi2取り付け標準位置はダウンチューブ下部。
シマノDi2用ビルトインバッテリー「SM-BTR2」(税抜定価¥13,603)と「ビルトイン可能なシートポスト」があればシートポスト内部にバッテリーを移すことができます。
これら以外に、エレクトロニックケーブル(税抜定価¥2,052)とバッテリーチャージャー(¥9,149)が別途必要です。
また、元のバッテリー位置にあるフレームのネジ穴とコード穴をダミーボルトなどで塞ぐ必要があります。
ビルトインバッテリーに変更すれば「SUPERSIX EVO ULTEGRA Di2」の見た目はかなりスッキリします。
6. クランクについては3択です。「そのまま」でコストをかけない、「車体の更なる軽量化を目指す」為に交換する、「変速性能を良くする」為に交換する、です。
「SUPERSIX EVO ULTEGRA Di2」に標準で付属するクランク「HOLLOWGRAM SI SL」を「そのまま」しばらく使い続け、変速性能に疑念を持ったら「変速性能が良い」シマノ純正のアルテグラクランク「FC-6800」に交換するが良いと思います。
シマノアルテグラクランク「FC-6800」に交換すれば約80gの重量増となりますが、変速性能は格段に良くなります。税抜定価¥23,831
「車体の更なる軽量化を目指す」のであれば「HOLLOWGRAM SI SL2 ROAD」クランクに交換します。
キャノンデールオリジナル「HOLLOWGRAM SI SL2 ROAD CRANK」にすれば標準仕様から120g軽くできます。
http://ameblo.jp/cozybicycle/entry-11819260184.html
税抜定価¥95,239
少し豪華過ぎるクランクです。
現在、定価から25%OFF特価中!販売価格¥431,228
「2014 CANNONDALE SUPERXIX EVO ULTEGRA Di2」のWEB詳細ページはこちら
http://www.cozybicycle.com/jouhou/roadbike/cannondale2014/supersixevoultegradi2.html