先日、パーツのグレードアップの中でご紹介しました「CANNONDALE HOLLOWGRAM Si SL2 ROAD CRANK」です。
CNCで一体として削り出されたスパイダーとチェーリング、左右の中空クランク、アルミスピンドル、とクランクセット全てを合わせても480gしかありません。
先の「 HOLLOWGRAM Si SL CRANK 」から変速性能がかなりよくなっているので、シマノクランクにわざわざしなくても大丈夫のような気がします。
何と言ってもキャノンデールロードバイクのほとんどの機種にこのクランクを付けることができますし、「SYNAPSE CARBON」のBB30A規格は「HOLLOWGRAM Si SL2 ROADしかアフターパーツとして適合するクランクは発売されていません。
さらに、キャノンデールロードバイクのほとんどの機種がこのクランクを付けて多分開発されているでしょうから相性もバッチリのはずなのです。
クランクとスパイダーのセット価格は税抜で¥80,953です。
チェーンリングの歯数(53x39T、50x34T)とクランク長(170、172.5、175mm)は選べます。
「CANNONDALE HOLLOWGRAM Si SL2 ROAD CRANK」は左右のクランクセットのみ販売となり、スピンドルとBBベアリングのセットは別売です。
PF30用 ¥13,810(税抜定価)
BB30用 ¥14,286(税抜定価)
つまり、クランクとスピンドルとBBのセットで約¥95,000もする大変高価なパーツです。
シマノのデュラエースクランクが左右セットで618gですから、「CANNONDALE HOLLOWGRAM Si SL2 ROAD CRANK」は130g以上も軽いのです。
ちなみに「CANNONDALE HOLLOWGRAM Si SL2 ROAD CRANK」は2014年キャノンデールの完成車の中で「SYNAPSE CARBON Hi-Mod 2 RED」しか使用されていません。
「SUPERSIX EVO Hi-Mod 2 Dura Ace」、「SYNAPSE CARBON Hi-Mod 3 ULtegra」、「CAAD10 BLACK INC」、「CAAD10 ULTEGRA RACING EDITION」に使われているのは「CANNONDALE HOLLOWGRAM Si SL ROAD CRANK」で、前のモデルです。
完成車用のクランクですが、チェーリング、左右の中空クランク、アルミスピンドル、とクランクセット全てを合わせて608gとデュラエースに比べてまだ10g軽量です。
「HOLLOWGRAM Si SL ROAD CRANK」に使われいる「CNCで一体として削り出されたスパイダー&チェーリング」も取り付けることができます。
スパイダー&チェーリングセットとロックリングを合わせて税抜定価は¥22,953です。
キャノンデールのロードバイクユーザーの方々はいつか付けてみたくなるでしょう?!