「イイコ」 | Seed of ...

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毎日のなかにあるしあわせのたね。きぼうのたね。えがおのたね。すべては、みらいをつくるもの。

$ちいさな想いを紡ぐ場所。

初めての日曜参観。

去年もなかったし、
日曜参観というものがあることすら知らなくて、
3日前に気づいたときにはかなり焦ったけれど、
どうにかこうにか観に行けて…よかった。

内容は今年の集大成という意味なのか、
「明日へジャンプ」というテーマで、子どもたち一人一人が
事前の宿題になっていた親へのインタビューをもとに
自分が生まれた頃の事、そして今を振り返り、
自分はこういう風に育ってきたから、こう思う。
みたいなことを、一人一人、宙で発表する、というもので。

$ちいさな想いを紡ぐ場所。

うちのチョウジョさんは、

「今から赤ちゃんの頃の発表をします。
私は生まれたときの体の大きさは2800グラムだったそうです。
お母さんは私が生まれたときうれしかったそうです。
お母さんが私の手のひらをこちょこちょすると、私はその指を握っていたそうです。
どんな赤ちゃんだったかを聞いてみると、
よくミルクを飲んでソファで寝るのが好きだったそうです。
どんな本がお気に入りだったのかというと、
「ねこがいっぱい」という題名の本だったそうです。
私はそれを聞いてうれしくなりました。
なぜかというと、お母さんが一生懸命私を産んで育ててくれたのがわかったからです。
お母さんが私を産んでくれてとてもうれしかったです」

と、緊張で後半ちょっぴり早口になりながら発表してくれました。

チョウジョのクラスでは、「私は生まれた頃…」と「2年生の今」
というのを発表する子が多かったのだけど、


「お母さん、私を産んでくれてありがとう」とか、
「お父さんお母さん、私を育ててくれてありがとう」とか、

締めの言葉には9割の子が親への感謝を述べていて。

すごいな、というか。
私が小2の頃は、「産んでもらったこと」「育ててもらったこと」への感謝とか、
そんなん意識してただろうか、なんてことを思い返し。


もしかしたら本当に心の底からわきあがってきた言葉かもしれないし、
先生の教育の賜物だったとしても、感謝すべきことなのだけれど。

一人だけが言った
「お父さんお母さん、これからもいろいろと教えてください」という言葉のほうが
リアルに響いてきたりもして。

後半になればなるほど、そのフレーズに違和感を感じた私。
…考えすぎかしら(苦笑)

とにかく、「イイコ」でした。

いいのか。いいんだよね。
でももう少し、破天荒でもいいよ、子どもなんだもん。

(とかいって、本当に破天荒になったら、困った困ったって言うんだろうけど(笑))


$ちいさな想いを紡ぐ場所。

ちなみにチョウジョさんの作った鬼のお面。
花柄いっぱいの愛らしい鬼だった。

いいね♪(結局、親ばか)