十字架祭の夜(クルスベラクイ) 準備編 | PERU day by day改めKansai day by day

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17年住んだペルーから帰国してスペイン語の全国通訳案内士デビューしました。インスタグラムシェアしながら、日常生活や日本の面白いところを紹介していきます。
趣味はランニングとペルーの国民舞踊、マリネラ・ノルテーニャ。


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5月2日はクスコでは夜通し十字架を番するクルスベラクイ祭。

家の近所の市場近くで昼間、おじさんが十字架飾りの準備をしていた。



ピサック方面に行くバスが通るせいかこう見ると先住民系が多い。



アップにすると奥にセニョール・デ・テテカカと呼ばれる
神聖な大きい岩が見られる。

インカの時代にはご神体としてあがめられていたのだが、
カトリックがスペイン人によって導入されたあと、
この岩の権威を貶め、その場所がキリストのものであることを示すために
この岩のすぐ下にレコレタ教会が建立された。

夜、マリネラのレッスンに行く前に
アルマス広場近くですませなければいけない用事があったために
サンブラス地区を通って広場へ

6時30分の宵の口ではまだ準備中。




カテドラル脇も人がまばら・・


昨年は夜10時に通って、ポンチェをおごってもらったが・・。
今年はまだ早すぎてなにもない・・

アルマス広場とレゴシホ広場をつなぐカジェ・デル・メディオ通




歩行者専用とはいえ、通を占拠して祝っている。
さらに花瓶ならぬ花バケツが!

巨大で豪華に見えるグラジオラスって結構安いんだよね。

サクサイワマンの丘の十字架にも明かりが灯されている。


山の神、アプー・サクサイワマンがいると信じられていた場所。
やはり、スペイン人たちが異教を絶やし、
この山はキリストのものだと示すために十字架を立てた。

アンデス先住民はその後、
キリスト教の十字架信仰と山の神の信仰を同一視していく。


さて、これから腹ごしらえしてレッスンに行こう。


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