先日、無料の観光ガイドブックを観ていたら、ローメンの広告が載っていました。
なんと「夏期限定 冷やしローメン！」
じぇじぇ！
ローメンって言えば、「うしお」さんのような焼きそば風と、「あすなろ」さんのようなスープ風があるけれど、いずれもあったかいイメージ。冷やし麺でいただくって、ちょっと想像がつかないなぁ。
【過去ログ】 うしお ～ローメンの日に「超々」挑戦
日本料理 あすなろ ～鍋の締めを思わせる極上スープのローメン～
百聞は一見にしかずだ。食べてみよう！
土曜日のお昼、山麓一の麺街道（国道３６１号）を東に進むと…
ありました。こちらが「四方路」（すまろ）さんです。
外観や店内は喫茶店風。
メニューにはソースかつ丼もありますよ。
そういえば、ローメン春まつりにはソースかつ丼で出店していましたよね。
※ クリックし拡大してご覧下さい。
そして、冷やし麺です。
迷わず、「冷やしローメンを大盛で」と定石どおりの大盛オーダー。
うーん、マトンの臭味とかは冷やし麺だとどうなっちゃうんだろう。
ぶつぶつぶつ…
走る緊張感…
そして…
冷やしローメン大盛（１，０００円）
あらららら、予想以上にうまそうじゃないですか。
キャベツにトマトに紅ショウガ、そして載っている肉はマトンですか？
小鉢にはみょうがときゅうりの漬物、冷奴。
みょうががうれしいなぁ。
さ、いただきまーす。まずは肉から。
うまっ、これはマトンじゃないぞ。（マトンも美味しいけどねｗ）
お母さんに「肉は豚ですか？」と訊いてみました。
「はい、豚の生姜焼きです。普通のローメンはマトンと豚と両方やってますが、冷やしは豚だけです。」
どえりゃぁ美味いじゃないですか。
お昼ご飯の王様、豚の生姜焼きを載せるなんて、暑い夏にピッタリですね。
麺は定番の蒸し麺。
冷やし麺でいただくと、中華麺とのギャップもあり、がっつり感が演出されますね。
たれは冷やし中華を意識した味付けで酢が入っていることはわかりますが、全然酸っぱくありません。
冷やし中華が苦手な方でも大丈夫。
クラゲだ。シャキシャキ感を残したゆでキャベツといい、歯触りが楽しい。
ニンニクチップやニラまで入っていて、結構がっつり感のある仕上がりですよ。
素直に美味しい。
「冷やしローメン、いいですね。」
「麺に歯ごたえがあるから、男性に人気なんですよ。
ローメンの日（６月４日）に食べたがる方もいらっしゃいました。」
「夏期限定とはいつまでですか？」
「天候にもよりますが、お彼岸くらいまではやると思います。」
ローメンのがっつり感は欲しいけれどマトンがイマイチな人、冷やし中華をさっぱり食べたいけれど酸っぱいのが嫌いな人、どちらの人も楽しめる、それがこの冷やしローメンだと思います。
しばらくして、お母さんが自家製のミニトマトに軽く塩を振って持ってきてくださいました。
こういうの、うれしいですよね。なかなか美味しい。
予想外の食べ物「冷やしローメン」は、酸味を抑えた優しい味にして、ニンニク、ニラ、豚の生姜焼きというがっつり系でもある、スタミナ満点の夏メニューなのでした。
また食べに来ます。 (momo)
＜四方路＞
住 所 長野県伊那市美篶９３７５（地図
）
電話番号 ０２６５－７２－８３２２
営業時間 昼の部 １１：００～１４：３０
夜の部 １７：００～２１：００
定 休 日 日曜日
肉の種類 豚 （※ 普通のローメンはマトンと豚と両方あります。）