しっとりとしてとろけるような食感のサーモン。
お刺身とも焼いたときとも違う食感。
ヨーグルトメーカーをお持ちの方は、ぜひ作っていただきたい!!!と思ったひと品です。
最近ハマっているヨーグルトメーカー。(買ったヨーグルトメーカーのことはこちらに書いてます。→ヨーグルトメーカーでクロテッドクリームを作る&スコーンのレシピ)
あれもこれもと思いついたものを作るのが楽しくて仕方ないコックしろです。
どうやら、料理×家電という組み合わせが私の萌えポイントらしく、細かい設定(このあたりの細かい数字も萌えポイント)を試してみたり。
実はこのサーモンも試行錯誤の末、出来上がりました。
途中まではスモークサーモン を作るのと同じ要領。(→ 自家製ジャスミンスモークサーモン)
今回はマリネ液に煎茶を使っています。
ビニール袋に入れて、まんべんなく味をつけてるところ。
お水を使っても良いのだけど、お茶のおかげで爽やかな風味と旨味成分のアミノ酸がプラスされ、さらに出来上がった後に乗せる塩昆布とも相性が良くなります。
あまり長すぎると、塩味が強くなりすぎるので、つけ込み時間は2時間ぐらいがおすすめ。
袋をゆっくり水に浸けてゆき、空気を抜いて全体がマリネ液に触れるようにするのがポイントです。
こちらは、マリネ液から取り出して、オリーブオイルをまとわせたところ。
マリネ液に浸けた時と同じ要領で、空気が入らないように。
もしお持ちのヨーグルトメーカーの容器が縦長なら、縛り口が水につからないように、サーモンを縦にするのがおすすめです。(しっかり絞れば中身は漏れないだろうけど念のため)
ここからは、38℃に温めたお湯を専用容器に入れ、サーモンの入った袋を沈めてヨーグルトメーカーをセットするだけ。
こんなかんじになります。
実は40℃でも試したのだけど、身がほろほろと崩れやすく、切りにくいので、38℃くらいがちょうど良かった。
38℃で作ってもできるだけ切れ味の良い包丁で切るのがおすすめです。(力任せに切ると崩れます)
サーモンだけでもおいしいのですが、塩昆布があるとさらにおいしい。
あと、今回はIKEAで見つけた魚の卵の瓶詰めを乗せたのだけど、これもぷちっとして、塩味も良いかんじでした。
トビッコだともっとプチプチ感が強いかも。
もちろん、いくらやキャビアでも使えそうです。
飾りに散らす葉っぱは、今回ラディッシュの葉を使ったけど、ベビーリーフやカイワレなんかでも良さそう。
このあたりは、自由に楽しんで盛りつけると楽しいと思います。
今までの鮭のお料理とは全然違う食感が楽しるので、ヨーグルトメーカー(1℃刻みの調節ができるもの。私が買ったのはこちら→アイリスオーヤマ ヨーグルトメーカー プレミアム)をお持ちの方はぜひ。
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◆ 材料 (2人分)
・ お刺身用サーモン(サク) 200g程度
・ 80℃のお湯 50ml
・ 煎茶 2g
・ 塩 5g
・ はちみつ 10g
・ オリーブオイル 25g
・ ラディッシュ 少量
・ トビッコまたはいくら 少量
・ 塩昆布 少量
・ 飾り用の葉 少量
◆ 作り方
(1) 80℃に温めたお湯に煎茶を入れて5分程度置き、茶こしで漉して、塩を加えて溶かし、はちみつを加えて混ぜる
(2) ビニール袋にサーモンと(1)を入れて、ビニール袋をゆっくり水につけて空気を抜いて口を縛り、例倉庫で2時間寝かせる
(3) 袋からサーモンを取り出し、キッチンペーパーで水分を拭き取って別のビニール袋に入れ、オリーブオイルを注いで、そのビニール袋を水につけて空気を抜いて口を縛る
(4) ヨーグルトメーカーの容器に38℃のお湯を入れて、(3)のビニール袋を沈め、ヨーグルトメーカーにセットして38℃で1時間置置く
(5) ビニール袋のまま冷蔵庫で2時間くらい置いておき、取り出したら表面の油をキッチンペーパーで拭き、4つに切り分ける
◆ 盛りつけ
・ サーモンのピンクがキレイなので、白いお皿がおすすめ
・ サーモンを4つに切り分け、切った面を上にしてお皿の中央に2切れ並べる
・ 薄切りにしたラディッシュをサーモンの両端に置いてその上にトビッコまたはいくらを乗せ、中央に塩昆布を乗せる
・ サーモンの周りにラディッシュと葉を散らし、残ったオリーブオイルを数滴垂らす