この土日、作り置きをしておいたおにぎり(と同じもの。この写真自体はかなり前に撮ったものです。)
電気の節約のため、ごはんは早めに炊いて、保温をしなくて良いようにしていました。
テレビを見ていると、何事もなかった自分になんとなく罪悪感を持ってしまい、自然と自分を責めていたような気がします。
惨状から目を背けたらいけないような気持ちになって、辛い辛いと思いながら、被災した方の気持ちに同調しようとしたり(できるわけないのに)、日常に戻るのが、不謹慎なんじゃないかと思うようになったり。
でも、旦那に言われて気がつきました。
「普通の生活に戻ることに罪悪感を持つ必要はない。それで日本が不況になったりしたら本末転倒だよ。」
確かに、頑張って支援しようとしている企業もすでにたくさんあります。
その企業までが苦しくなったら、できるはずの支援もできないですものね。
日用品を買うことさえためらっていたけれど、「普通」に戻ることは悪いことじゃないんだ。と気が楽になりました。
そして、私がいくらテレビの前で涙を流しても誰も幸せにできません。
これで体調を崩したり、精神のバランスを崩したりしたら、それこそ本末転倒。
なんてバカらしい時間を過ごしたのかと、テレビを見るのをやめました。
余談ですが、大人が見ても精神的にダメージを受ける映像の数々、ずっと見るのは小さな子供には特に良くないんじゃないかな。と思います。
テレビ局って、同時に3チャンネル放送できる周波数帯を持ってるんだから、こういうときくらいサイマル放送(ひとつは報道番組、もうひとつは通常の番組とか)ができるといいのにね。
元気な人は、元気な状態を保って、冷静な判断の下、できることをすればいいんですよね。
できることのひとつは、やはり寄付。
素人判断の物資の支援は、逆に困ることがあるようなので、(場所によって必要なものが違うし、いらないものを処分するのに相当な労力が必要なよう)信頼できる団体に寄付するのが一番なようです。
我が家では、日本赤十字にする予定。(まだ、今回の地震のための口座は準備中でした)
街で募金を呼びかけている人もいますが、中には詐欺ということもあるようなので、(全部がそうとは思いたくないけど)できるだけちゃんとしたところへ。
そして、節電や停電への理解と協力。
停電になってみると、きっと思いもかけないものが動かなくてびっくりするんだろうな。と今から不安ですが、いつも当たり前に使っている電気のありがたさもわかるし、これも勉強になるはず。
あとひとつ、大事だな。と思ったのは、いろいろな角度でものを見る冷静な目と冷静な対応。
立場によって、目線によって、見えるものや感じるもの、考えが違うのは仕方ないことなんだな。ということを強く感じました。
(これは、テレビで見たことで感じたんですが、あまりに切なかったので書きません。)
自分の見たり感じているものは、本当のものであっても、ある一面でしかない。本当に難しいです。
これも余談。
原子力保安員の方に、すごく攻撃的に質問していた記者の人がいたけど、彼らだって自分の家族が心配な中、睡眠時間を削って対応しているはず。
普段電気を当たり前に使っていて感謝もせずに、こんな時だけ変な正義感を振りかざして攻撃するのは、やっぱり良い対応とは言えないんじゃないかな。と思いました。
「どうしてこんなことになってるの?」と思うことも一面だけど、彼らが頑張っていることも、原子力発電のおかげで便利な日常があるのも一面。穏やかなやりとりを望みます。
こんな時だから、みんななかなか冷静ではいられないんだろうけどね。
とりあえず、こんな時だからこそ平常心、こんな時だからこそいつもの生活で、頑張っていこうと思います。
私も何かの役に立てると信じて。
(ここに書いたことは、私の一意見。これも立場や目線によって、いろいろ違うと思います。いろいろな意見があると思いますが、全てを受け止める元気が今の私にはまだないので、コメント欄は閉じさせていただきます。ご了承を。)
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