作家---膳・森田清照作の越前漆器の膳 | 物語のあるうつわと暮らし彩るレシピのご紹介

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クッキング・フォト@写真に撮って素敵なレシピ-森田清照作の越前漆器の膳



作家---膳・森田清照作の越前漆器の膳



(先日にレシピとともに森田清照作の越前漆器の膳を紹介させていただきましたが、この度、改めて掲載させていただきました。)


デパートの漆塗りのコーナーが特別展示してありまして、思わず一目惚れをしてしまいまして、購入した次第です。越前漆の膳。伝統工芸ながら、デザインは、繊細ながら即興的な作りを感じさせるモダン。民芸的な田舎づくりを感じないではないが、洗練されたクールな作品です。作者は、森田清照氏。




〇越前漆器について

福井県鯖江市の河和田地区中心に作られる越前漆器は、堅牢さと優雅さを兼ね備えた高級漆器として愛用、1400年余りの歴史があります。河和田塗りと呼ばれるようになります。
江戸末期になると京都から蒔絵師を招き、蒔絵の技術を導入。輪島からは沈金の技法も取り入れ、越前漆器はそれまでの堅牢さに加え、華麗な装飾性を帯びることになります。
明治には、越前漆器は大きな転換期を。それまで、製品といえば丸物と呼ばれる椀類が中心でしたが、角物と呼ばれる膳類などもつくるようになり、それ以後、重箱、手箱、盆、菓子箱、花器など多様な商品群に。
現在は、全国高級料亭の約8割りが越前漆器を使用されているとも言われています。



〇森田清照(モリタキヨテル)氏のプロフィールについて

高校卒業後、越前漆器の優秀な職人として活動する傍ら、創作活動にも励み、伝統的な技法である「乾漆技法」を生かした作品を数多く発表、独創的な作品は高い評価を得ている。


〔団体歴〕
(社)日展会友 (H10年~現在)
(社)現代工芸美術家協会本会員
〔表彰歴〕
福井県総合美術展知事賞(S61)
福井県文化協議会新人賞(S62)
日展入選(数多く)
日展特選(H20)
など



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