去年の夏、旦那と私は毎週土曜日1ヶ月半に渡り、地元の商工会議所主催の創業者セミナーに参加しました。昨日はそのセミナーのフォローアップ講義がありました。


午後3:00~5:00が講義でその後2時間は交流会。しかしその交流会の会費が一人4千円!叫び私ら夫婦は講義だけ参加することにしました。ところが、お昼にバーガーを買って食べさせたら、旦那、家を出る直前に腹痛!(苦笑)


仕方なく、私一人で参加し、旦那は犬とお留守番。本当は帰りに外で軽く晩御飯を食べてくるつもりだったのに、よくもまぁ、こんなものでも午前中に作って置いてよかったよぉ!急遽、ご自宅晩御飯、しかも消化のええもので...チョキ


おばあちゃんのピー&レタススープ


旦那のママ、私にとっては義母がまだ生きていた頃、私がいつも感心したのは、旦那の母親に対する敬意。他の人には反論しても、義母には旦那は絶対に楯突かなかった。叫び


エゲレス時代も我が家は土足厳禁。日本では当然の習慣でも、もともと土足で家の中をつかつか歩き回る習慣の海外では、靴を脱いで!とお願いしても、次来たらまた土足のまま家の中に入ろうとし、注意し直さないといけない。ドクロ


なもんで、毎回旦那の実家の人が遊びに来る時には、靴脱ぐように頼んでね!って、自分では言い難いことを、旦那に前もって言うように頼んでました。チョキ


旦那は父親夫婦が来ても、妹一家が来ても、私に指示された通り、玄関を跨ぐとすぐ、靴を脱ぐようにと頼んでくれてた。


でも、義母だけには、一度だけこれを発したけれど、2回目、また土足のまま入ってきてしまった時から、一切、靴を脱ぐようにとは言わなくなってしまった。ガーン


義母に恥をかかせるのが嫌だったのか、面倒だなと感じさせたくなかったのか、私は阿呆なりに、この母と息子の上下関係をその時察したから、あとで掃除したらええわと自分に言い聞かせ、義母に限っては、土足で入って来ることを大目に見ていました。


その旦那が、たった1つだけ、義母と真っ向から意見を戦わせることがあった!


半ば冗談にしろ、二人共自分の考えは絶対に譲らない風だったそのこととは、煮込み料理の温め直し!ガーン


煮込み料理は何度も火を入れなおした方が美味しくなると主張する旦那に対し、義母は、衛生上良くないと言い、温め直したも料理には絶対に口をつけなかったのです。


義母の温め直し料理の毛嫌いの仕方は半端や無かった!顔をしかめ、超不衛生なものでも見るような態度だった。ドクロ


私、その頃、なんで義母がここまで温め直した料理を毛嫌いするのか、理由がわかりませんでした。でも、今になって思えば、義母は温め直した料理が嫌いだったのではなく、義父の母親、つまり義母にとってのお姑さんのやり方に従いたくなかったのではないかと...


旦那の父方のおばあちゃん、義母にとってのお姑さんは、一度スープを作ると、翌日から毎日そこにストックと別の具を足し、1ヶ月くらい同じ鍋を温め直し続け、毎日違う味のスープにして食卓に並べていたらしい。


5、6歳の時に両親が離婚してしまった旦那は、たまに父親のところに遊びに行くと、おばあちゃんが料理を作って食べさせてくれていたみたい。毎日毎日温め直すスープは旦那にとっては思い出の味。音譜


てか、旦那によると、おばあちゃんは義母ほど料理が上手じゃなくて、スープ専門やったそうです。(笑)


そのおばあちゃんのスープの中で、旦那が一番好きだったのが、このピー&レタススープ。キスマーク


我が家では今晩スープを作ろうと思うと、旦那にお伺いを立てると、必ず、ピー&レタスをリクエストするくらいこのスープが大、大、大好きみたい。ラブラブ


これまでにも色んな作り方で、このブログでもご紹介しました。中でも旦那が一番気に入ってくれたのが、おばあちゃんがしてたと同様に、ベーコンを加えたバージョン。(その時の記事はこちら から...)


けどね、日本のベーコンって、いつも私がブログで愚痴るように、海外のみたいに生で風味のある美味しいものとは違うでしょう。ハムもどきベーコンで作ったら、喜ぶどころか、要らん!って文句言われそう...あせる


そこで、今回はたかがスープですが、めさ凝って作ってみましたよ!ひらめき電球


関西スーパーでは、スープ用の豚の骨がいつも売っています。5、6個入ったパックがせいぜい80円くらい。それを3パック買って来て、まずフライパンで20分くらい蒸し焼きしました。


次に骨のみ鍋に入れ(フライパンの底にたまった脂肪は、肉汁とか言って鍋に加えたらあきませんよ!)、たっぷりの水を張って火にかけます。グツグツ煮えて来たら火を弱めて蓋をし、40~45分くらいグツグツ煮ます。


骨は取り出し、翌日からのシーちゃんとベイ坊のおやつ!


ストックはそのまま鍋ごと一晩寝かせ、翌朝、表面に浮いた分厚い脂肪を取り除き、更にペーパーで漉して、やっとスープ用のクリアストックとして利用できまする。チョキ


たまねぎ、レタス、グリーンピースをオリーブオイルで炒め、そこにストックを加えてチキンスープの素を加え、灰汁と脂肪を取る為にペーパーで落し蓋をし、更に鍋蓋もして30分くらい煮、ブレンダーで攪拌したら出来上がりです。


ちなみに昨日はたまねぎ中1個、レタス丸ごと1個、冷凍グリーンピース600g、ストック1.5リットルで作りましたよ。これで8~10人分はあるでしょう。


食卓にサーブする時、ちこっと生クリームを加えてスワールさせ、パセリのみじん切りをトッピングしたら、あとは啜るのみ!(笑)


旦那に言わせると、豚骨ストックで作ったぴー&レタススープは、おばあちゃんのベーコン入りのと、限りなく味が近いらしい。グッド!かなり喜んでくれて、たっぷり2杯啜ってくれました。叫び


義母は旦那のおばあちゃんと、ごちゃごちゃ嫁姑の揉め事があったのかなぁ...?私も生前義母に対し、腹の中でムカつくこと一杯あったけれど、でも、私は義母の作る料理には、一目も二目も置いていた。何を作ってくれても最高に旨く大好きだったワン。ドキドキ


私がこうして各国料理に目覚めたのには、義母の影響が大きい!いつか義母を抜きたい、そう思って、日々、料理の腕を磨きましたもん。


その義母が、我々夫婦が日本に逆移住するって決め、身内や友達を招待してお別れ会を催した時、私がたった一人2日がかりで作った各国料理を食べ、パーティーの終わり去り際に、


“あんたは私を越えた!”


と言ってくれたその言葉が、今でも忘れられんよぉ!汗


私はこれkらもこのスープを作る度、おばあちゃんと義母の関係、義母と私の関係を思い出し、私にとっては一生の宝物である、この義母の言葉を思い出すと思う。

今日も読んでいただいてありがとうございます。
今日はピザを焼いたよん!
今週末の料理教室の試作!
あぁぁ...それがめさ旨かった!
今週末が楽しみざんす!
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