旦那と私は夫婦して失業中にもかかわらず、週に2回くらいは外でランチを摂っています。ナイフとフォーク


これは贅沢ではなく、将来のビジネスのリサーチの一環なのです。夕食時だとどうしても高くつくのでランチ時間帯を利用し、巷でどんな料理が流行っていて、いくらくらいチャージしているのか、食べながらの調査です。せやから、余計、太るんやってぇ~(苦笑)


今日ご紹介のパスタ料理は、そのリサーチ中に食べたパスタを、旦那の意見に従って我家流にアレンジしたものです。カフェで食べたパスタも美味しかったけれど、正直、旦那のアイデアで作った我家のパスタの方が、断然、世間受けするとおもた!合格


塩鮭とたらこの和風クリームスパゲッティ


アメリカに住んでいる時、旦那と私が一番恋しがったのが、日本のデパ地下やスーパーの鮮魚売り場です。うお座かに座さそり座


雨人さん達も普通に食べ、海外でも獲れる魚や貝、蟹やエビなどは、スーパーの鮮魚カウンターに生ものが並んでいますが、日本独特なもの、例えば干物とか塩鮭、塩鯖なんてものは、冷凍でしか購入できませんでした。(苦笑)


なもんで、日本に帰ってきて、近所のスーパーに初めて行った時には、旦那と私の目は鮮魚売り場に釘付けでした。ラブラブ!


特に嬉しくて仕方なかったのが、たらこと明太子!雨では冷凍か、他の魚の卵に着色してたらこ、明太子風に見せかけた偽物(!?)の瓶入りものしか手に入りませんでした。


近いうちに絶対にたらこか明太子でパスタを作ろうなぁ...と、その日、旦那と私は新鮮なたらこや明太子を手に取って話したのでした。(笑)


今週初め、酔っ払いの旦那がめがねをぶっ壊し、翌日眼科~めがね屋に行かざるを得なくなった日、ちょうどランチ時に通りかかったカフェにリサーチの一環で入ってみました。そこで旦那はドリアランチ、私はパスタランチを選択。


その私が選らんだパスタランチが、ベーコン、たらこ、水菜の入ったコンソメ仕立てのスパゲッティだったのです。それはそれで凄く美味しかった。合格


でもね、私がいつも言うように、“そのまま生でも食べれます”と、ざけたことを表示している日本のベーコンは、旨くない!ドクロベーコンってのは生が当然。豚だから、加熱しないと腹をこわすのに、何で生で食えるねん!ほな、ハムと名乗れ!(怒)


それになんと言っても魚の卵のたらこは海の風味が強い!陸のもんと海のもんを組み合わせるには、もう少し海臭さがマイルドなものでないと、ちょっとアンバランスすぎ。またどちらも塩分の強いものだから、ちょい塩辛いのも気になった。


そのスパゲッティを味見した旦那が、“塩分のあるものでたらこと組み合わせるなら、ベーコンやなしに塩鮭やなぁ。ほんで、コンソメ仕立てではなく、クリーム仕立てや!”と言ったのでした。


昔と違って、最近の塩鮭ってのは、ほんまに塩してるんかいなって位に、塩分がマイルドじゃない。たらこと組み合わせて、塩は全く使わずにパスタソースを作ったら、確かに美味しいかも知れないと思い、昨日試作してみたのです。


<材料 2人分>

塩鮭...1切れ
酒...大さじ1
たらこ...2腹(計60g)
サラダ水菜...1袋(根にスポンジがついた小さい束が3つ入っていました)
スパゲッティ...200g
塩...たっぷり
生クリーム(動物性のもの)...1パック(200ml)
顆粒昆布だし...小さじ1
ブラックペッパー...適宜
生パルメザンチーズ...大さじ1


<作り方>

1.塩鮭は皮と骨を取り除き、3mm程度の幅で削ぎ切りする。酒をふりかけ15分程度置いておく。たらこは皮が付いたまま、5mm程度の幅で小口切り。水菜は根を取り除き横2等分して、水に数分さらしてシャキッとさせしっかり水切りする。

2.スパゲッティはたっぷり塩を加えた湯で、好みの硬さにゆでる。

3.スパゲッティを茹で始めたら生クリームを小鍋に入れに、塩鮭(酒ごと)、昆布だし、ブラックペパーを加えて火にかける。グツグツ煮立って来たら火を極力弱め、スパゲッティが茹るまで少し煮詰めるようにする。

4.スパゲッティをざるに空け水きりしたら、スパゲッティを茹でた熱い鍋に再び戻し、3のクリームソース、たらこ、水菜(一部トッピング用に残しておく)、パルメザンチーズを加えて手早く混ぜ合わせる。


5.皿に盛り、残りの水菜をトッピングし、ブラックペッパーを少々振ったら出来上がり。


細木数子女史のレシピに感化されて作った、私のクリーム明太子パスタのレシピはこちら に記録しています。


但し、この明太子パスタのソースはクリームを煮詰めなかったので、ちょいラーニーです。今日のパスタソース同様に、数分とろ火で煮詰めて、多少濃度を濃くされた方が良いと思います。


でも、私的には、たらこもしくは明太子のみで作るクリームパスタより、断然、塩鮭を加えたものの方が美味しいと思った!合格合格合格


生の鮭とはまた違う、塩鮭独特の風味がたらこと相まって、絶品の和風クリームパスタソースに仕上がっています。是非是非一度試してみて下さいませ。


昨日もまたまた閉店間際のスーパーで買った、20円引きの大根サラダがパスタと共に食卓に並んでいます。でも、昨日は雨から持ち帰ったラズベリービネガーを使い、いつもの自家製ビネグレットを作ってかけましたよん。


カフェでは水菜を使っていたけれど、青じそに代えようかなぁ...と一瞬思ったのですが、このパスタは水菜を使って正解です。青じそを使うとあの強い風味が、せっかくのたらこや塩鮭の風味を台無しにしちゃうだろうと思います。


ところで、メールやレシピブログのコメント欄を利用し、たくさんの方がお帰りジャパンメールや、激励エールを送ってくださっています。有難うございます。


しかし、私は今まだ携帯のテザリングでネットにアクセスしており、なかなかお返事が返せない状態なのです。


日本の携帯って3日で1GB以上使うと、4日目には速度が何分の一かに落ちるらしい。オフラインで記事を打ち、オンラインで投稿するようにしているのですが、シアトルの家の件もあり、データを使いすぎ毎日速度が落ちて苦労しています。(涙)


来週はeo光のオッサンが自宅調査に来てくれるそう。その後工事があって、恐らくフルでオンラインになるのは来月半ば以降。それまで失礼の連続ですが、どうぞお許しくださいませ。ガーン


ところで、私は今、大阪府下の高槻市にある実家にすんでいます。この付近で、各国料理を紹介する料理教室を開こうかと思っているのですが、関心のある方、いらっしゃいますでしょうか?


もし、参加してみたいと思われたら、このブログの冒頭メッセージコラムにある、infoで始まるメールアドレスに、都合の良い曜日を記して、関心ありのメールを送っていただけませんでしょうか。


私なんかの紹介する各国料理に、関心ありと仰る方ある程度いるってことが分かったら、みなさんのご都合に出来るだけ合わせ、会場となる部屋のアレンジをしたいと思っています。


とりあえず一発目は、コッテージパイなどの、こてこてエゲレス家庭料理をご紹介できればと思っちょりますです。


今日も読んでいただいて有難うございました。
昔はネットなんてなくても生きれたのに、
今じゃ1日使えなくても不自由極まりない!
でも、頑張ってブログの更新をしますので、
そんな私に今日もまた、応援のクリックを宜しくお願いいたします。