うちの旦那は時差のあるアメリカとのやり取りが多い仕事をしているので、オフィスにデスクはあるものの、勤務時間が夜中になることが多いためほぼ毎日自宅で仕事をしています。
私がそう言うと日本人の主婦達からは、お昼の支度が大変ねと言われるんですが、私、朝食も昼食も旦那の為に作ってあげたことは殆どありません。その辺は外人。勝手に自分でキッチンに来て食べたいものを作って食べています。
でも昨日は珍しく、お昼にパスタが食べたいから作ってほしいとリクエストされました。そこで私が作ったのがこれです。間違いなく私がこれまで作ったパスタのベスト3にの1つに輝く、超旨いパスタでした!
クリーム明太子のリングイネ
うちの近所に美味しいイタリアンのレストランがあります。いつ行っても満席で門前払いを食わされるのですが、先日は行くとたまたま1つだけテーブルが空いていて、久々に美味しいイタリアンにありつくことが出来ました。
私は何料理のレストランに行っても、メニューは自宅ではなかなか食べれないものを優先して選択します。イタリアンならカラスミやワタリガニのパスタなど、自宅で作れなくはないけれどなんか面倒そなものをレストランで食するのです。
ところがその日は地味にクリームたらこのスパゲティーを選択しました。
以前私が明太子のスパゲティーを記事にしたら、生クリームを入れて作っても美味しいよと教えて下さった方がいて、そのまま試してみたことがなかったことを思い出し、その機会にどんなものなのか味見をしてみることにしたんです。
しかし、そのスパゲティーが不味かったんです!
どの料理もとても美味しいレストランなのに、クリームたらこのスパゲティーだけは不味かった。理由は明白だったんです。安物のたらこを使い、しかもその量をケチっているから、生クリームの味しかしなかったんです。
そこで、今お土産にもらった高級明太子が冷蔵庫に入っている我が家、パスタが食べたいと言う旦那の為にその明太子を惜しみなく使い、クリーム仕立てのソースを作ってリングイネに絡めてみました。
<材料 2人分>
リングイネ...200g
塩...適宜
明太子...150g
動物性の生クリーム(35%)...200ml
顆粒昆布だし...小さじ1
バター...15g程度
パセリの葉、みじん切り...大さじ2
<作り方>
1.たっぷりの塩を加えたたっぷりの湯でリングイネを茹でる。
2.明太子は皮を剥かずに1cm幅ほどにざっくざっくと切る。生クリームを小鍋に入れ顆粒だしを加えて、リングイネが茹で上がるタイミングに合わせ火にかけ沸騰させる。
3.茹で上がったリングイネをざるに上げ、即バターを加え全体によく混ぜ合わせて絡ませる。リングイネを茹でた熱い鍋に再び戻し、そこに沸騰した生クリーム、明太子、パセリを加えて手早く混ぜ合わせる。
しっかり混ぜ合わせ過ぎて明太子を潰してしまわないのがコツです。パスタを食べながらクリームの絡んだ明太子の塊が口に入って来るのが、言葉では表現出来ない満足感!
これは最高に美味しいパスタソースでした!まぁ明太子が上等なものの上に、こんだけ惜しみなく使えば不味いはずはないのですが...。(笑)
生クリームは47%のものであれば150ml程度にし、残りの50mlを牛乳で薄め、シングルクリームより少し濃い程度のクリームにした方が美味しいと思います。植物性の生クリームはパーセンテージに関係なく美味しくないですよ、念のため!
ちなみに作られるのであれば、旨いパンの準備をお忘れなく!残ったソースをしっかりとパンで拭き取らないと、もったいなくて洗い流せません。うちには食パンしかなくそれを夫婦で半分こし、しっかりとソースを拭き取って食べてしまいました。(笑)