昨日も忙しかった私。その横で、いつ見てもソファーに座って携帯やサーフェイスの画面ばっか見ている旦那にムカムカし、挙句は夫婦の間まで可笑しくなってしまった。そんなことがあって、今日は一生懸命旦那も荷造りしましたわ。(爆)


でも、旦那も可哀想なのです。買い手のインスペクターが指摘した修理を、24日までに済ませなくてはいけないのに、どの業者も、アポを忘れたり、ドタキャンしたり、音信不通だったりで、幾つかの作業がその日までに終えられなくなってしまいました!(苦笑)


目が回るほど忙しくストレスの極限に達している今ですが、ゴールドレシピブロガーに認定してただいことが嬉しくて、昨日は頑張って晩御飯を作った!遊び心から創作したこの超美味しいお料理を、絵本にちなんだレシピコンテストに応募するつもりで~す!チョキ


おデブなエビちゃんコロッケ


ここ最近、コロッケを美味しく作る秘密を私は発見しました!2つあって、1つは獣脂、もう1つは甘味です。


そう言う意味では、去年私が作ったちょっと甘口にした牛すじコロッケ は、自宅で作るコロッケでは究極です。これ以上美味しいおうちコロッケは、自慢するわけではないけれど、ないと確信しています!


以前にもブログに書きましたが、私はホールフーズに行く度、餃子用に...と豚ミンチを買ってしまうのです。今回引越で冷凍庫を整理したら、驚くほど大量に豚ミンチばっか登場しました。叫び


その豚ミンチを少しでも使ってしまいたいと思い、この前はベーコンエクスプロージョン を作ったのですが、まだまだ有ります!相当残っています!ガーン


餃子用に小分けして冷凍している豚ミンチのパック。目方にすると1パック150gくらい。内1パックを使っても大して減りもしないけれど、それでも使わず仕舞になるよりはまし!昨日はその1パックでコロッケを作ることにしました。


牛すじコロッケの場合は、甘辛く炒め獣脂の風味と甘味がある。豚ミンチも脂肪の点では牛すじには負けまへんが、でも、牛すじ同様の味付けでは、う~~ん、どうだろう?私的にはイマイチぴんと来ません。


そこで、シンプルに味付けを甘口にするのではなく、甘味を増すものと組み合わせてみることにしましたよ。


思いついたのが、シュウマイを作る時のエビのすり身。伊勢エビ


エビのすり身を加えたシュウマイの肉種は、なんとも言葉では表せない甘味がでるじゃない。それをコロッケに活用することにしたのです。しかし...


すり身にしてポテトに練り込むか、炒めて加えた方が良いか、色々アイデアを練っているうちに面倒になり、大胆んいエビフライの衣をコロッケにすることを考えました。


私って優柔不断で、レストランに入るとメニューから料理が選べない人。(笑)そう言う人って結構多いじゃない?中には、エビフライ定食にするか、それともコロッケ定食にするかで、1時間のお昼休みを15分くらい悩んでしまう人もいるかも知れない。(笑)


そんな私のお仲間優柔不断君達に、もってこいのコロッケ!グッド!


このエビちゃんコロッケがおデブな理由は、なんと、衣がコロッケだからなのです。つまり、“芋太りしたエビ”、そう、芋太りのエゲレス人と同じ!(爆)


でもね、このエゲレス太りなエビちゃんコロッケ。一見はおふざけで作ったような料理ですが、めっさ、美味しい!エビの甘味とポークコロッケが相まって、牛すじコロッケもビックリな美味!


<材料 6個分>

ラセットポテトXLサイズ...1個(普通のじゃがいもなら中2個相当)
豚ミンチ...150g
ネギの白い部分、縦4つに割りみじん切り...1本分
にんにく、細かくみじん切り...1かけ
ダシダまたは顆粒コンソメ...小さじ1
塩...適宜
白こしょう...適宜(たっぷりが美味しい!)
砂糖...小さじ1弱
大きめのエビ...6尾
小麦粉...適宜
溶き卵、牛乳大さじ2ほど加えよく溶いたもの...1個分
パン粉...適宜
揚げ油(サラダ油など)...適宜


<作り方>

1.じゃがいもは皮ごとたわしで綺麗に洗い、よく振って水気を切り(拭いて完全に水分を切ってしまわない!)、キッチンペーパーで包み、1000Wの電子レンジで7~8分加熱する。(中サイズのじゃがいも2個使用の場合は、8分通り火が通るまでを目安に。)

2.1のじゃがいものペーパーを剥がし、オーブントレーに載せ、400度で予熱を済ませたオーブンで20~30分、竹串がスッと通るようになるまで焼く。

3.じゃがいもをオーブンから取り出し、熱い内に縦半分に割り、スプーンで身をくり抜きボウルに入れる。フォークの背などで粗く潰す。皮は処分。

4.フライパンを熱し、油を引かず豚ミンチを炒める。(脂肪分が少なすぎる豚の場合は、必要に応じ、少量のサラダ油を加えてくださいませ。)


5.木べらでミンチをほぐしながら炒め、全体に赤いところがなくなったら、ネギとにんにくを加え、1~2分しんなりするところまでいためる。


6.5にダシダ(もしくはコンソメ)を加え、全体に万遍なくスープの素が行き渡るように、木べらで混ぜながら1~2分炒める。


7.6に塩、白こしょう、砂糖を加えて味を調えたら、3のじゃがいもに加えよく混ぜ合わせる。ヴァットなどに取り出し、1cm程度の厚みに広げ完全に冷ます。


8.7を冷ましている間にエビの準備をする。背わたをとり、竹串、もしくはカクテルスティックか長めの爪楊枝を腹の部分に刺し、エビを出来るだけまっすぐに伸ばし形付ける。


9.沸騰している湯に竹串を刺したエビを加え、1~2分、さっとボイルし、即、冷水にとって、竹串を抜き、尾を残して殻を剥く。(ここではエビに火を通すのが目的ではなく、エビの形を加熱することで固定させるのが目的です。)

10.9のエビに小麦粉を薄く叩く。


11.コロッケの種の1/6を手に取り、まずゴルフボール状に丸め、次に手のひらで平たく延ばして、真ん中に粉を叩いたエビを載せ、コロッケの種ですっぽりと包む。(少々エビの身がコロッケより外に出ていても問題なし!)


12.11に再び小麦粉をまぶし、溶き卵、パン粉の順に衣をつける。


13.6個全部に衣が付いたら、一番最初に衣を付けたコロッケから順に、もう一度、溶き卵とパン粉を付け二重衣にする。


14.13をアルミフォイルで包み、最低30分冷蔵庫で冷やして衣を固定させる。


15.フライパンに油を厚めに熱し、エビコロッケを数分毎に転がしながら、全体が平均にこんがり色づくまで揚げ焼きする。


コロッケは和な味ですが、エビ=アジアなイメージを抱く私は、昨日は千切りキャベツに、人参、紫たまねぎ、コリアンダーを加え、見た目がちょい、タイ風な千切りキャベツを付け合せることにしました。


もうすぐ日本に帰ったら、食べたければ毎日食べれるのにさぁ、どうしても焼き茄子が食べたくて、先週、お好み焼きの具を買いにウワジマヤに行った際、ちょい高めの日本の茄子を2本買ってしまった。


生姜のピリッとしたさわやかさと、鰹節の旨味が、茄子を引き立てますなぁ...旨い!!!


汁物はお味噌汁を作らず、テリーヌに使った丸鶏のガラで取ったストックに、中華のチキンスープのもと、酒、塩、白こしょうで味付けた、中華風卵とじチキンスープを選びました。


みてみてみて、コロッケを割ると、ほんのりと色を染めたエビちゃんが、この通り、恥ずかしそうに顔を出します。身がホクホク、ジューシー、甘甘で、ほんま、めさ旨っ!!!


千切りキャベツに加えたコリアンダーが、エビの風味と相まって、ちょっぴりアジアンを感じさせもしますが、トンカツソースをかけて食べると、やっぱり紛れもない日本のコロッケ!合格


このコロッケは我家の定番になること間違いなし!旦那も大、大、大満足でした。ラブラブ


うちが使ったエビはコストコで買う冷凍のジャンボなエビ。冷凍とは言え、かなり上質のエビなんですよ。お作りになるなら、ちょっぴり贅沢して、サイズのデカイダイナミックなエビちゃんで、更におデブにして上げてくださいませ。(笑)


では私はこのコロッケを絵本にちなんだレシピコンテスト に応募いたします。いつものランキングの応援ともども、このあたりで私も超、超、超久々に日の目が見れるよう、どうぞそちらの方の応援もしてくださいませ。


いつも本当にありがとうございます!