昨日がひな祭りと思ったら今日4日はパンケーキの日だって!今年はイースターが遅い年だから、2つが重なってしまったんだねぇ。1月から4月は、我家では日英の行事が目白押しです。今晩はパンケーキな献立を考えねば...(滝汗)


結婚してから今日まで、私は毎年日英の行事は欠かしたことがありません。お互いの国を尊重し続けたいし、どちらか一方の文化や生活習慣に偏った国際結婚生活もしたくない。どこに住んでいても、いつまでも英国人、日本人であることを誇りに思っていたいじゃない。


さて、昨日の我家のひな祭りの晩御飯です。旦那も寿司は大好き。でも、ご飯が一口のにぎりと違い、ご飯がメインのちらし寿司はたくさん食べれない。そこで今年は趣向を変え、二枚貝をメインにし寿司はサブ(副菜)な献立にしてみました。


アサリの酒蒸しと100均の遠山の金さん寿司


うちの旦那は、私があまり和食を作らないと、しょっちゅう文句を言ってます。でも、私が和食を作らないのには理由があってのことなのです。


芋と違ってご飯はちょっと食べるとすぐお腹が膨れてしまう旦那。なもんで、和食の日は好きなものでもかなり食細。味噌汁大好きだから和食には不可欠なのだけれど、スープはスターターの西洋食文化で育った旦那には、ご飯と一緒に食べる汁物もお腹が膨れる原因なのかも。


和食の日には晩御飯の時にたくさん食べない分、9時、10時の就寝時間間近に小腹が空き始め、冷蔵庫をごそごそ探って夜食を食べる。これって不健康でしょう!だから私は旦那の体のことを考えて、和食はなるべく献立に組み込まないようにしているのです。


旦那はお寿司が好き。節分の太巻きも、ひな祭りのちらし寿司も、寿司ならなんでも大好き。でも、ご飯が一口のにぎりと違い、ご飯がメインになる太巻きやちらしは、食べたくてもたくさん食べれない。


なもんだから、毎年この2つの日本の行事の晩御飯の食卓では、私は旦那に対し申し訳ない気持ちでいっぱいなのです。


だから、今年は罪悪感を抱きながら食べなくても良い様に、趣向を変えました!


ひな祭りのお寿司には付き物の蛤の潮汁をイメージし、アサリ(マニラクラム)を酒蒸しにしてメインの献立とし、お寿司は箸休め程度に摘める、ちっちゃいちっちゃい押し寿司にしてみました。


そうそう、私は貝はホールフーズでしか買わないようにしています。以前にウワジマヤでムール貝を買い、加熱したら9割が殻を開かず失望してから、100%信頼の置けるホールフーズでしか貝は買わないと決めています。今回もホールフーズで買ってきました。


ところが、この前ホールフーズでアサリを買った時、カウンターの兄ちゃんは必要ないと言ったけれど、ちゃんと砂を吐かせて調理したにも拘わらず、食べている時ガリギリ現象が数回起きたのです。


なので今回は、不快感ゼロで貝の風味を楽しみたいと思い、砂の吐かせ方を調べてから調理しようと思っていました。そんな時、タイミングよく拝見したのがいいづかさんのこの記事。私も折りたたみ式の蒸し器用皿を使い、アサリが顔出す程度の塩水に浸けてみました。


冷蔵庫の中って扉を閉めると暗いでしょう。だから私は新聞紙は使わず、そのまま冷蔵庫の中で1~2時間砂を吐かせてみましたが、これ、バッチリのやり方でした!


今回は食べている時に、ガリガリ現象が起きず超快適で大満足。いいづかさん、ご教示痛み入ります。美味しく食べさせてもらって、本当、有難うございました。


<材料 2~3人分>

アサリ...約1kg
バター...30g
シャロット、細かくみじん切り...中2個(または細かく刻んだネギの白い部分1本分)
にんにく、スライス...2~3かけ
唐辛子、種を抜き細かく刻むかちぎる...1本
酒...350ml
塩...少々
スプリングオニオン(浅葱)、細かく刻む...2~3本
チャイブ、細かく刻む...大さじ2程度(またはパセリの葉を細かく刻んだもの同量)
醤油...小さじ1~2


<作り方>


1.アサリは1つずつたわしで綺麗に洗い、上のリンク先を参考に砂を吐かせる。


2.蓋付きの深めのフライパンなどにバターを熱し、シャロット(またはネギの白い部分)、にんにく、唐辛子を炒める。焦がさないように4~5分しっかり炒め、シャロットとにんにくの臭みをしっかり飛ばす。


シャロットとにんにくの独特な臭みが残っていると、
出来上がった酒蒸しが美味しくないので、よく炒めるのがコツ!


3.2に酒を注ぎ入れ煮立てる。塩で軽く味をつけ、スプリングオニオンとチャイブの各半量を加える。アサリを加え、蓋をして蒸し煮する。



4.
アサリの殻が全部開いたら、醤油を回し入れてさっと煮立て火からおろす。残りのスプリングオニオンとチャイブをガーニッシュする。



ブログに載せるつもりはなかったので三脚を使っていないため、画像がフラフラフラフラ揺れて、見ていると酔って来そうになるんですが、アサリの殻が開いていく様子を動画に撮ったの。面白いからブログに貼ってみます。くれぐれも酔わないでね!(笑)




出来上がったアサリの酒蒸し。普通の酒蒸しよりちょっと洋風な感もありですが、味は普通のよりも断然旨い!!!


そして今年は副菜となったお寿司は、“100均の遠山の金さん寿司”です。



アサヒはん、またまた変なネーミングの料理を作って...とご指摘を受けそうですが、これには意味があるのです。100均はダイソーで買った花のおにぎりの型を使ったからであり、遠山の金さんは、金さんのモンモンをイメージして作った桜吹雪なお寿司だからです。(笑)


お寿司は2年前のひな祭りに作った蟹の押し寿司と基本、レシピは同じです。ただし今回は、アサリが結構高かった分、高価なダンジェネスクラブではなく、コストコジャパンから逆輸入してきたあけぼのの蟹缶を使いました。



本当はハートのおにぎりの型で5つ押し寿司を作り、それらを炒り卵をトッピングした丸い押し寿司の周りに並べ、桜の花にしようかと思ったのだけれど、私、炒り卵ってあんまり好きじゃないので、結局花型を使い、錦糸卵を中心にのっけて、桜吹雪をイメージしてみました。


ヤイ、ヤイ、ヤイてめぇらぁ、何言ってやんでぇ~
この桜吹雪が、散らせるものなら散らしてみろぃ!

(↑よっ金さん、男前!でも...ゴメン!これ、ちらしですけど...



日本酒の冷えたのを開け、グイグイ飲みながらアサリを啜り食いし、お寿司をパクパクいっちゃいました。お寿司がえろう旨くてさぁ、旦那は2個でお腹一杯ってぇから、私は一人で6個もたべちゃったよぉ!


アサリの酒蒸しなんて、久しぶりだから、旦那も大、大、大満足!例年のひな祭りの晩御飯と違い、お腹一杯になったみたいです。


レモンをキュッと搾って食べると、味は倍増!次回新鮮なアサリが手に入った時には、是非作ってみてくださいませ。あっ、お寿司も絶対的に、美味しいよん!

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