昨日、一昨日と暑かったです。でも、今日はそれ以上に暑い!iPhoneのお天気アプリによると、ただ今31度だそうです。


シーちゃんは毛の色は黒くても暑さには結構強いみたいで、いつも通りに動き回っているけれど、可愛そうなのがベイ坊。去年の夏もそうだったけれど、暑くて暑くてどうにかしてって風。人間の私らも暑いです。茹だっています。(滝汗)


こんな暑い日に辛いものを食べると、更に汗をかくのだけど、意外にそれが心地よかったりします。と言うことで、今日はインディアンカレーをご紹介いたします。


でも、辛さは控えめ。肉のカレーは夏には重いけれど、野菜カレーでは物足りないとおっしゃる方にぴったりの、魚介の旨味がたっぷり効いたカレーです。


シーフードインディアンカレー

和・美・Savvy Cooking

先々週末、久しぶりにインド料理レストランに行きました。このレストラン、私の住んでいる周辺で“お勧めのインド料理レストラン”とググルと、必ず1ページ目の最初の方に登場するレストラン。


5、6年前初めて食べに行き、アメリカのレストランにしたら、まぁまぁかなと言う感想を持ちました。その後シアトルに越してきてまた食べに行ったら、店は取り壊され立ち退いていました。我が家の外食先リストに加えていた店の1つだっただけに、残念だった。


でも、数ヵ月後、別の場所で新装開店。嬉しくて開店早々の混雑して居る時に食べに行きました。


ところがその味は、数年前に比べて落ちていた。と言うか、数年前食べて美味しいと思ったのは、化学調味料の味にだまされていただけなんじゃないだろうかって思った。外食先リストから即外し、2度と行かないレストランリストに移しました。(爆)


エゲレスや日本に住んでいた頃は、少なくとも週に1回は外食していたけれど、ここでは2度と行かなレストランリストに加わる店が増えるばかりで、食べに行くところがなく、最近では月に1回行くかいかないか。それも無難なパブとバーガーショップが主。


なもんで、旦那が、もういっぺんチャンスをやろうやって言うので、あまり気は進まなかったのだけど、このインド料理レストランに再び足を運んでみたのです。結果は私の期待通りに不味かった!(笑)もうこれで恐らく行かないだろう。


でもね、1つ、これは旨いと旦那も私も気に入ったものがありました。態々ウェイターを呼び、なんちゅうもんで、どうやって作るのかまで聞いたほど。それは...


前菜に登場する、トルティーヤサイズのカリカリおせんべい風パパダム用薬味の1つ、ミントチャツネでした。私も、そしてインドには何度も旅し、インド博士と呼ばれるほどインド人よりインドのことを良く知っている旦那さえ、初めて食べるものでした。


さわやかな風味で、ほんのり甘みと辛味があって、めっさ気に入ってしまい、前菜が終わってお料理が運ばれて来ても、カレーにもたっぷりつけながら食べました。てか、このチャツネがあったから、不味いカレーが食べれたってのが正直なところ。(笑)


今日ご紹介のシーフードカレーを作るのに、レストランで食べたのを真似て作ってみましたわ。出来上がったミントチャツネは美味しかったのだけれど、いまいち100%満足ゆく味じゃなかったので、レシピはいずれ美味しく出来てからご紹介することにします。

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最近、ワールドマーケットと言うよろず雑貨屋で、パパダム用薬味のサービングディッシュを買いました。割引になっていたのね。(笑)


この日はミントチャツネの他に、ライタ、オニオンチャツネの3種類の薬味を作り、そのサービングディッシュに盛り付けました。4種類の薬味が盛り付けられるサービングディッシュ。あともう一品何か準備しないと...


ってことで準備したのが、こちらのアチャールです。これはライムのお漬物。結構辛くて、甘口のカレーでもこれと一緒に食べることで、好みの辛さのカレーにしていただけます。

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エゲレス時代にレストランや市販の瓶詰めで食べていたものとは、ずいぶん見かけが違います。“おふくろの味”なんて瓶には表示しているけれど、それほど美味しいものじゃなかったのが、ちょっと残念。

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これらの薬味をパパダムではなく、シーフードカレーと共にいただきました。カレーは1種類でも、ご飯やナンに薬味をつけて食べると、いろんな味が楽しめて、レストラン並みのおうちインディアンが楽しめます。


ではメインのカレーのレシピのご紹介です。


<材料 3~4人分>

オリーブオイル...適宜
エビ、背わたを取り除き殻を剥く...人数x2尾程度
冷凍イカ、解凍しておく...1カップ程度
白身魚、食べやすい大きさに切る...200~300g
バター...15g
たまねぎ、みじん切り...大1個
にんにく、みじん切り...2かけ
生姜、みじん切り...1かけ
唐辛子、種を抜き細かく刻む...1~2本(好みの辛さで)
クミンパウダー...小さじ2
チリパウダー...小さじ1/2
ターメリック...小さじ1/2
コリアンダーパウダー...1/2
缶入りカットトマト...1缶
塩ブラックペッパー...適宜
顆粒チキンストック...小さじ1/2~1
ココナッツミルク、缶を開ける前によく振る...1缶
ガラムマサラ...小さじ1/2~1
フレッシュコリアンダー、ざく切り...適宜

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<作り方>

1.フライパンにオリーブオイルを熱しエビを炒める。さっと火を通す程度で、両面が赤く色付いたら即皿に取り出す。

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2.同じフライパンにでイカを炒める。エビ同様にさっと火を通したら、エビを取り出した皿にフライパンの底にたまったジュースごと取り出す。

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3.フライパンの汚れをペーパーでさっと拭き取り、新たにオリーブオイル熱して白身魚を炒める。両面に焼き目が付いたら、エビとイカを取り出した皿に取り出す。

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私は冷凍庫に残っていた舌平目を使ったのですが、
魚は鱈などが良いと思います。
舌平目は薄すぎてもろく、形が崩れました。(苦笑)


4.ソテーパンもしくは鍋にバターを熱したまねぎを炒める。数分炒めてしんなりしたら、にんにく、生姜、唐辛子を加え、更に1~2分炒める。

5.4にガラムマサラ以外のスパイスを加える。木べらで常時混ぜながら、2分程度スパイスの良い香りが経つまでしっかり炒める。

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6.5に缶トマトを加える。煮立ってきたら塩、ブラックペッパー、チキンストックで味を調え、火を弱めて蓋をし、15~20分煮る。

7.6にココナッツミルクを加える。煮立ったらエビ、イカ、白身魚、皿にたまったジュースを加える。蓋をし10分程度煮る。

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8.7の味見をし、必要に応じ塩、ブラックペッパーを追加し味を調える。最後にガラムマサラを加え、1~2分煮る。

9.8の火を止め、ざく切りしたフレッシュコリアンダーを散らす。

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出来上がったカレーは、これまたワールドマーケットで買ったチェーフィング皿に盛り、下からローソクで冷めないように温めながらいただくことにしました。我が家の食器やキッチン用品、みなこのチープなよろず雑貨屋とダイソーでで買ったものばかりだね。(笑)

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薬味4品もこうしてチャツネ用皿に盛り付けると、インディアンな雰囲気が増します。旦那のリクエストで、シンプルに炊いたバズマティライスと、溶かしバターを塗った手作りナンも準備しました。


自分のお皿に好きなだけのカレーとご飯、ナンに薬味を載せて、それでは、いっただっきまぁ~~すぅ!

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このカレーはコルマ に少し似た甘めのカレーですが、アーモンドプードルまで加えて甘さに徹底したコルマとは違い、ほどよく甘く、ほどよくピリ辛で、兎に角、夏にぴったりの食べやすいカレーです。


夏はね、インディアンカレーにしても、タイカレーにしても、シーフードをメインの具にしたカレーが本当、美味しいね。


ちなみに我が家はこのレストランで不味いカレーを食べさせらたことをきっかけに、アメリカで美味しいインディアンを求めることを完全に諦め、旨いカレーを求め、来年2月か3月、再びインドを旅しようと計画を練り始めました。実現したら良いのだけど...