一昨日チリコンカルネを作った時ちょっとご飯を炊きすぎ（汗）、と言うことで夕べは、大量に残った前夜のご飯を食べ切ってしまえる献立にしました。
チキンコルマ
Kormaと綴るので、イギリスではコーマと呼んでいますが、カタカナにするとコルマと表示されているケースが多いので、記事のタイトルもチキンコルマにしました。
学生時代から何回もインドを旅し、その上勉強熱心ときた旦那は、インド人以上にインドのことは詳しく知っています。私は彼をだからインド博士と呼んでいます。そのインド博士によると、インドで食べるカレーは辛くないんだそうです。
イギリスにあるインド料理のレストランに行くと、ビンダルーとネーミングされた激辛のカレーがあります。その辛さってのは、必ず翌朝インディアンリベンジに合い、“おサルのお尻は真っ赤っか”状態になる辛さなのです。（笑）
激辛大好きな私は、毎回翌朝悲鳴を上げても懲りず、レストランに行くと必ず選ぶのがこのビンダルーです。
旦那の話では、この種の辛いカレーはイギリス人のご要望に合わせて出来たメニューらしく、本場インドではカレーはさほど辛くなく、辛いのが食べたい時は、カレーと共にサーブする激辛のピクルスや唐辛子を噛みながらカレーを食べるのだそうです。
そう言えば、私もインドに行った事はあるけれど、カレーが辛くて翌日悲鳴を上げたって記憶はありません。その代わり、さり気なく皿に盛られていた唐辛子を口にし、その後３０分くらい口の中が焼けて、のた打ち回った思い出はあります。（爆）
その激辛大好きの私が、パブでビールを数パイントあおり、小腹を空かしながら家路に向かう時、カレーの香りに負けインディアンテイクアウェイに入ってしまうと必ず注文していたのが、なぜか甘いカレー・コルマだったのです。
ヨーグルトやサワークリーム、ココナッツミルクや生クリームを使って煮たコルマは、やさしい甘さのするカレーで、その甘さがパブで飲んだビールの苦味を中和してくれるんです。
ここ数日このコルマが食べたくて、食べたくて、旦那に大まかな作り方を教わったので、昨日は残ったご飯を食べ切ってしまうのにコルマに初挑戦したというわけです。
＜材料 ３～４人分＞
（コルマ用スパイス）
ターメリックパウダー．．．小さじ１
コリアンダーパウダー．．．小さじ１
パプリカ（またはチリパウダー）．．．小さじ１／２
カレー粉．．．大さじ１
鶏胸肉．．．５００ｇ
ナチュラルヨーグルト．．．大さじ５
にんにく、摩り下ろす．．．２かけ
しょうが、摩り下ろす．．．１かけ
バター．．．３０ｇ
サフラン．．．１つまみ
たまねぎ、粗みじん切り．．．中１個
輪切り唐辛子．．．１～２つまみ
ココナッツミルク．．．１缶（約４００ｍｌ）
ストック、固形スープ５００ｍｌ分を少量の湯で溶いたもの．．．１００ｍｌ
アーモンドプードル．．．大さじ２～３
ブラックペッパー．．．適宜
塩．．．適宜
味の素．．．適宜
レモン汁．．．少々
コリアンダー、ざく切り．．．１／４カップ程度
１．コルマ用スパイスを合わせておく。
２．鶏肉は皮、骨が付いていたら取り除き大きめに切り分ける。ナチュラルヨーグルトに摩り下ろしたにんにくとしょうがを混ぜ合わせマリネードを作り、鶏肉を加えよく混ぜ合わせる。最低２～３時間（時間あれば半日）冷蔵庫で漬け込む。
３．深鍋にバターを熱しサフランを１分程度炒め、その強い香りを少し飛ばす。たまねぎと輪切り唐辛子を加え、しんなりするまで３～４分炒める。
４．３にコルマスパイスを加え、スパイスの香りが立ち始めるまで１～２分炒める。
５．４に鶏肉をヨーグルトマリネードごと加え、５～６分全体に火が通るまで炒める。
６．５にココナッツミルク、スープ、アーモンドプードル、ブラックペッパーを加え、煮立った火を弱め蓋をして約１時間煮込む。
７．塩、味の素で味を調え、レモン汁とコリアンダーを加えて火から下ろす。
私はさらっとしたのが好きなので液体の分量を多くしていますが、
もうすこし濃くするのであれば、火を止める前に１０～１５分、
蓋を取って中火で煮詰めるとよいでしょう。
夕べは１枚の皿に盛らずカレーとご飯を別々にし、スーパーで買って来たナンブレッドも添えて、インディアンレストラン風に食卓に並べてみました。ワインはまたまたあのふざけた名前のスペインワイン“寿司”です。でもこれがなかなか美味しい白ワイン！
それにしても、メインブログで記事にしますが、アメリカのスーパーにインディアンキュイジーヌ用の材料があまりにも少ないのには驚きました。
本当はカレー粉じゃなくガラムマサラを使いたかったのに売っていなかったし、ナンブレッドだってプレーンな味のものを買おうと思ったら、こんなピザベースのようなものしか手に入りませんでした。
でもコルマそのものはとっても美味しく出来ました。ココナッツミルクとアーモンドプードルの甘さに、しょうがのほろ苦さが絶妙にマッチし、初挑戦にしては上出来、最高に美味しいインディアンディナーとなりました。
ちなみにコルマは甘口カレーですが、それでも唐辛子やインディアンスパイスを使って煮ているので、お子さんには辛いかもしれません。食べる人の好みや年齢に合わせ、辛さを調節した方が良いでしょう。
チキンコルマ
Kormaと綴るので、イギリスではコーマと呼んでいますが、カタカナにするとコルマと表示されているケースが多いので、記事のタイトルもチキンコルマにしました。
学生時代から何回もインドを旅し、その上勉強熱心ときた旦那は、インド人以上にインドのことは詳しく知っています。私は彼をだからインド博士と呼んでいます。そのインド博士によると、インドで食べるカレーは辛くないんだそうです。
イギリスにあるインド料理のレストランに行くと、ビンダルーとネーミングされた激辛のカレーがあります。その辛さってのは、必ず翌朝インディアンリベンジに合い、“おサルのお尻は真っ赤っか”状態になる辛さなのです。（笑）
激辛大好きな私は、毎回翌朝悲鳴を上げても懲りず、レストランに行くと必ず選ぶのがこのビンダルーです。
旦那の話では、この種の辛いカレーはイギリス人のご要望に合わせて出来たメニューらしく、本場インドではカレーはさほど辛くなく、辛いのが食べたい時は、カレーと共にサーブする激辛のピクルスや唐辛子を噛みながらカレーを食べるのだそうです。
そう言えば、私もインドに行った事はあるけれど、カレーが辛くて翌日悲鳴を上げたって記憶はありません。その代わり、さり気なく皿に盛られていた唐辛子を口にし、その後３０分くらい口の中が焼けて、のた打ち回った思い出はあります。（爆）
その激辛大好きの私が、パブでビールを数パイントあおり、小腹を空かしながら家路に向かう時、カレーの香りに負けインディアンテイクアウェイに入ってしまうと必ず注文していたのが、なぜか甘いカレー・コルマだったのです。
ヨーグルトやサワークリーム、ココナッツミルクや生クリームを使って煮たコルマは、やさしい甘さのするカレーで、その甘さがパブで飲んだビールの苦味を中和してくれるんです。
ここ数日このコルマが食べたくて、食べたくて、旦那に大まかな作り方を教わったので、昨日は残ったご飯を食べ切ってしまうのにコルマに初挑戦したというわけです。
＜材料 ３～４人分＞
（コルマ用スパイス）
ターメリックパウダー．．．小さじ１
コリアンダーパウダー．．．小さじ１
パプリカ（またはチリパウダー）．．．小さじ１／２
カレー粉．．．大さじ１
鶏胸肉．．．５００ｇ
ナチュラルヨーグルト．．．大さじ５
にんにく、摩り下ろす．．．２かけ
しょうが、摩り下ろす．．．１かけ
バター．．．３０ｇ
サフラン．．．１つまみ
たまねぎ、粗みじん切り．．．中１個
輪切り唐辛子．．．１～２つまみ
ココナッツミルク．．．１缶（約４００ｍｌ）
ストック、固形スープ５００ｍｌ分を少量の湯で溶いたもの．．．１００ｍｌ
アーモンドプードル．．．大さじ２～３
ブラックペッパー．．．適宜
塩．．．適宜
味の素．．．適宜
レモン汁．．．少々
コリアンダー、ざく切り．．．１／４カップ程度
１．コルマ用スパイスを合わせておく。
２．鶏肉は皮、骨が付いていたら取り除き大きめに切り分ける。ナチュラルヨーグルトに摩り下ろしたにんにくとしょうがを混ぜ合わせマリネードを作り、鶏肉を加えよく混ぜ合わせる。最低２～３時間（時間あれば半日）冷蔵庫で漬け込む。
３．深鍋にバターを熱しサフランを１分程度炒め、その強い香りを少し飛ばす。たまねぎと輪切り唐辛子を加え、しんなりするまで３～４分炒める。
４．３にコルマスパイスを加え、スパイスの香りが立ち始めるまで１～２分炒める。
５．４に鶏肉をヨーグルトマリネードごと加え、５～６分全体に火が通るまで炒める。
６．５にココナッツミルク、スープ、アーモンドプードル、ブラックペッパーを加え、煮立った火を弱め蓋をして約１時間煮込む。
７．塩、味の素で味を調え、レモン汁とコリアンダーを加えて火から下ろす。
私はさらっとしたのが好きなので液体の分量を多くしていますが、
もうすこし濃くするのであれば、火を止める前に１０～１５分、
蓋を取って中火で煮詰めるとよいでしょう。
夕べは１枚の皿に盛らずカレーとご飯を別々にし、スーパーで買って来たナンブレッドも添えて、インディアンレストラン風に食卓に並べてみました。ワインはまたまたあのふざけた名前のスペインワイン“寿司”です。でもこれがなかなか美味しい白ワイン！
それにしても、メインブログで記事にしますが、アメリカのスーパーにインディアンキュイジーヌ用の材料があまりにも少ないのには驚きました。
本当はカレー粉じゃなくガラムマサラを使いたかったのに売っていなかったし、ナンブレッドだってプレーンな味のものを買おうと思ったら、こんなピザベースのようなものしか手に入りませんでした。
でもコルマそのものはとっても美味しく出来ました。ココナッツミルクとアーモンドプードルの甘さに、しょうがのほろ苦さが絶妙にマッチし、初挑戦にしては上出来、最高に美味しいインディアンディナーとなりました。
ちなみにコルマは甘口カレーですが、それでも唐辛子やインディアンスパイスを使って煮ているので、お子さんには辛いかもしれません。食べる人の好みや年齢に合わせ、辛さを調節した方が良いでしょう。
