一昨日は久しぶりにローストチキンを焼きましたよん!


と言っても、大きな鶏の丸焼きではござりません。一人で一羽丸ごと食べれるような小さな雛鶏のローストです。


そしてそのローストした雛鶏を、いつもみたいなクラシックなグレービーをかけて食べるのではなく、ノンファットのヨーグルトで作ったソースでいただきました。


ちなみにノンファットヨーグルトなんて聞くと、ヘルシーに聞こえますが、実はその食べ方はダイナミック且つワイルドで、ヘルシーなんて言葉からは程遠い海外版B級グルメの代表だすぅ。(汗)


雛鶏のバタフライロースト

和・美・Savvy Cooking

この雛鶏、“コーニッシュ・ゲーム・ヘン”と呼んで、アメリカのスーパーではどこでも冷凍で売られている小ぶりの鶏です。日本ででも、アメリカで売っているのと全く同じブランドの冷凍ものが購入できるみたいです。こんなショップ を見つけました。


ちなみに、フランス料理ではこの雛鶏をプーサンと呼びますが、プーサンの名で検索してネット購入すると、少し割高になるのでご注意くださいまし。


この雛鶏は500g程度のもので、一人で一羽軽がる食べれます。(骨を取り除くと200gあるかないか!)丸焼きしてどかんと丸ごと皿に盛るも良し、一人用の鍋でサムゲタンにしても良いよ。


ただね、この雛鶏、背骨に結構血の塊が絡まっていて、綺麗に洗って調理しても、過熱するとそれが黒く変色し、見た目あまり食欲をそそるものではない。


そこで、そのゲロい背骨と血の塊を取り除き、バタフライ(観音開き)してローストすることにしました。


チキンのお腹が底になるようにしてまな板の上に載せ、調理用のよく切れるはさみを使い、背骨の中心から左右1cmくらいのところを、お尻から首まで一直線にズトンと切っちゃいます。

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こうして背骨を取り除いたら鶏をバタフライし、切り残した大きな骨、血の塊、首の付け根の黄色い脂肪の塊を取り除き、きれいに洗ってペーパーでパッティングドライしたら準備完了。

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背骨は沸騰している湯にさっと通して血の気を取り除いた後、そのままもしくは酒やねぎ、しょうがなどと共にぐつぐつボイルしてストックを取り、後日別の料理に使うとよいですなぁ。


ちなみにストックは冷凍しておくと、余分な脂が表面に浮いて固まるので、使う時、熱湯をかけたら完全脂肪抜きも出来てよりヘルシーっす。


バタフライしたチキンはワイヤーラックに載せ、水を張ったトレーにセットし、180度のオーブンで45~50分くらい焼いた後、温度を210度に上げて、さらに15~20分くらい、表面にこんがりよい焼き目がつくまで焼きました。

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塩もこしょうもオリーブオイルもバターも使っていません。シンプルに焼いただけの雛鶏。調理の最後20分は、5分おきくらいにトレーの肉汁を含む水を刷毛で全体に塗りました。


焼きあがった雛鶏は20分ほどフォイルで包んで休ませた後、大きなお皿に温めたピタパンと共にサーブ。付け合せにはグレービーの代わりに準備したヨーグルトソースのつもりのジャジキ と、ドレッシングをかけていないグリーンサラダ。

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雛鶏が、電車の中でパンツ丸見えになるのを気にしながら、足を内股にして腰掛けている、“パンツを見られたないならジーパンを穿くか、立ってるおばちゃん(=私)に席を譲ってくれよぉ!と思う、ミニスカのおねぇちゃんに見えるのは私だけ?(爆)


さて、この雛鶏の食べ方がダイナミック且つワイルド!


ナイフとフォークはとりあえず食卓には並べていますが、指!雛鶏の身は指で大胆に裂きます!!!


ドレッシングで和えていないグリーンサラダをたっぷりピタパンに詰め、次に裂いた雛鶏の身を詰めます。ジャジキをソース代わりにたっぷり載せて、あとは大きな口をあけて頬張るのみ。そう、これは...


チキンドナーケバフ風サンドイッチ

和・美・Savvy Cooking

ドナーケバブってぇと、ラム好きの我が家では絶対に羊の肉ですが、チキンでも楽しめます!


特に夏は、チキンにさわやかなヨーグルトソースの組み合わせは、かなりお勧めかも。この日も夫婦してたっぷりいただきましたワン。


旦那は雛鶏一羽。私は鶏ってあんま好きじゃないので脚のみ。塩もこしょうもオリーブオイルも使っていないから、残った肉はシーちゃんとベイ坊に食べてもらえる。


ってことで、旦那と私だけじゃなく、ジャンボ犬2匹もエンジョイしたディナーでした。(笑)