先週末、コストコでピクルスにするきゅうりを買った時、付近に箱単位で売られているトマトを発見。トマトのドカ売りを目にする度、私は価格をチェックします。安ければ買って、自家製ケチャップを作りたいのです。
他のスーパーに比べたら断然お安かった!けど、まだまだケチャップにするには高価過ぎる。2箱買っても皮を剥いて煮たら、450ml入り瓶せいぜい2、3本しか作れない。砂糖や酢、光熱費を考えると、市販のオーガニックのケチャップを買ったほうがずっとお得。
でも、ケチャップが作りたい!家で作ったケチャップを一度食べると、市販のでは満足できないほど旨いのだ!!!そこで、うちのフルーツガーデンに腐るほどなっているタダのフルーツをトマトの代わりにし、ケチャップを作ってしまいました。
アップルケチャップ
みなはま、ケチャップの定義ってご存知でっしゃろか?
私はケチャップと言うと、トマトに酢を加えて煮込み、裏ごししてスムーズにしたソースで、トマトソースとの違いは、一方は酢を加え裏ごしするのに対し、もう一方は酢を加えず裏ごしもしないと理解していました。
ところが、フルーツガーデンのフルーツを1つでも無駄にしたくなくて、利用法をネットや本で色々サーチしていたら、アップルケチャップなるものに出くわしたのです!
ウィキペディアの日本語版 にもちゃんと、“歴史的に「ケチャップ」という言葉は、必ずしもトマトケチャップのみを意味してきた用語ではない。”と、主材料をトマトに限って作るものではないことが記されています。
アメリカでトマトを用いてケチャップを作り出したのが、後にハインツが瓶詰めして売り始め広く普及した結果が、現在のケチャップ=トマトケチャップと思われてしまうようになったのだそうです。
目からうろこが落ちたこの話を旦那にすると、そう言えば、マッシュルームケチャップってのを買ったことがある...と言ってました。そのマッシュルームケチャップも、上記のウィキペディアのページで紹介されています。
私の持っている保存食のレシピばかりが載った本にも、やっぱりトマト以外のフルーツやベリーなどを用いたケチャップのレシピが載っています。アップルケチャップもちゃんと載っていました。
そのレシピを見ると、作り方はトマトケチャップと大して違わない。私は自分の作るケチャップのスパイスの配合がとっても気に入っているので、本のレシピを多少参考にしながら、自分のトマトケチャップのレシピに手を加えて作ってみることにしました。
トマトケチャップのレシピに手を加えた部分は、まず1つは、りんごはトマトより水分が少ないので酢の量を増やし、酢も白ワインビネガーではなく、りんごで出来たサイダービネガーを利用。
もう1つはりんごはトマトより甘いので砂糖の量をぐっと減らしました。そしてレシピ本の手法に忠実に従ったのは、その砂糖をりんごやたまねぎを柔らかく煮、裏ごしした後に加えるという点です。
スパイスの量はりんごの量に合わせ、オリジナルレシピより多少どれも多めに使用しています。なお、私のトマトケチャップのレシピはこちら をご参照くださいませ。
<材料 おおよそ450ml瓶4本と225ml瓶1本分程度>
(スパイス)
にんにく、包丁の腹で潰す...3~4かけ
生姜、皮がついたままスライス...大1かけ
クローブ...40本
ブラックペッパーコーン...小さじ1.5
オールスパイス...小さじ1.5
りんご...2kg(皮を剥き、へたや芯、種を取り除いた目方)
たまねぎ...大1個
アップルサイダービネガーまたは白ワインビネガー...650ml
塩...小さじ1
砂糖...250g
<作り方>
1.スパイスの材料を100均の出汁/お茶袋に入れ、しっかりと口を閉じる。
2.りんごは皮を剥きへた、芯、種を取り除き、煮ている間につぶれやすいように細かく刻む。たまねぎも同様に細かく刻む。
3.大鍋にりんご、たまねぎ、酢、塩を加え火にかける。煮立ってきたらスパイスバッグを加え、火を弱めて蓋をし45分~1時間煮る。(りんごが煮崩れしだすと鍋底が焦げ付きやすいので、途中数回木べらで混ぜる。)
4.3を火からおろし、別の綺麗な鍋に裏ごしする。
5.4に砂糖を加えて弱火にかける。混ぜながら砂糖が完全に溶けたら火を強め煮立て、10分程度煮詰める。
熱い内に消毒した瓶に分け、即、蓋をして、長期保存できる状態にします。すぐに食べるより、トマトケチャップ同様に数週間寝かせてから食べた方が、味にコクがで美味しいでしょう。
とか言いつつ、うちは待ちきれず、一昨日作って昨日早速、225mlの小さい瓶のを開封し食べてしまいました!(汗)
イギリスからのゲストにBBQで焼いて上げようと思い買った大量のソーセージが、結局食べず仕舞いでガレージの冷蔵庫にしこたま眠っています。その内の1袋を解凍し、私の手作りアップルケチャップをつけて食べることにしました。
そしてこのソーセージの付け合せには、旦那のリクエストでソテードポテトと、先日手羽元を焼くのに使った紫蘇塩麹ペストを、トマトとマッシュルームに絡めオーブンで焼いたものを準備しました。
さてお夕飯のお時間どすぅ~!アップルケチャップはどんなお味でしょうか?瓶詰めする前にちょこっと舐めてみたら、すんげぇ~美味しかったけど、お料理のソースとして活躍してくれるでそぉ~~か...?
感想...めちゃ旨すぎ!トマトケチャップより好きかも知れん!!!
特にアメリカの場合、ケチャップとは名ばかりで、中身はコーンシロップが主のソースが出回っているから、わけの分からん市販のケチャップ風味のコーンシロップを食べるなら、断然この手作りのアップルケチャップの方が美味しくて安心。
トマトケチャップとはまた味が違います。でも、スパイスを同じものを使っているので、フルーツ独自の味は違ってもどこかトマトケチャップを思い出させる風味です。
そして、アップルソースともまた違う味です。アップルソースにもシナモンやクローブを加えて作りますが、ここまで味にコクがないし、甘さに深みもありません。なんと言っても、面倒でも裏ごししている分、ケチャップの食感は比べ物にならないくらい良い!
そしてそして、紫蘇塩麹ペストを絡めてオーブンで焼いたトマトとマッシュルームも、前回チキンを焼いたときちょっと薄口だったので、塩とブラックペッパーを軽く振って調理したら、これまた絶品!なぜか前回より紫蘇の風味が際立っていてさわやかだった。
旦那は昨日お昼抜きで仕事をしたらしく、腹ペコだったみたいです。ソーセージは5本入りのパックだったのですが、5本もボイルしたら多すぎると思い4本にしたら、空腹のところにケチャップが美味しすぎ、本心、もう1本食べたかったみたい。(笑)
私の2本目のを上げ様かってオファーしましたが、こういうオファーは喉から手が出る心境でも、絶対に受けない旦那。なんでも最後の1つは私に食べさせないと気のすまない貧乏性な人なのです。(笑)先に食事を済ませ、私の皿を恨めしそうに眺めていました。(爆)
うちの庭のりんごは小さいから、2キロの実となると、30個以上のりんごの皮を剥き芯を取って刻みました。(滝汗)裏ごしも正直面倒だった!でも、トマトと違い種がない分正味を裏ごしできるので、一度の製作でたくさんのケチャップが作れます。
日本では家の庭にりんごの木がある家ってのは、そうそうないと思いますが、海外では自宅の庭にりんごの木がある人が結構居ます。実がなりすぎて食べきれないって時は、是非、ケチャップを作って見てくださいませ。
また、日本にお住まいの方でも、りんごを産地からたくさんもらって食べきれず困っているって時に、ジャムとはまた全然風味の違うアップルケチャップを作って見てください。
ソーセージだけじゃなく、焼いたじゃがいもにも、チーズにもよく合いました。パンに塗ってハムを挟んだら、とっても美味しいサンドイッチになりそうだし、和・洋、風味は違ってもローストポークにもバッチリだと思います。
いつもブログの応援ありがとうございます!感謝の気持ちを込めて私が参加するレシピブログから読者の皆さまにプレゼント。抽選で20名様に人気ブランドのミトンが当たりますので参加してみてください♪レシピブログのミニバナーをクリックした先に応募バナーが掲載されているので、そちらからご応募ください。これからも応援よろしくお願いします★
他のスーパーに比べたら断然お安かった!けど、まだまだケチャップにするには高価過ぎる。2箱買っても皮を剥いて煮たら、450ml入り瓶せいぜい2、3本しか作れない。砂糖や酢、光熱費を考えると、市販のオーガニックのケチャップを買ったほうがずっとお得。
でも、ケチャップが作りたい!家で作ったケチャップを一度食べると、市販のでは満足できないほど旨いのだ!!!そこで、うちのフルーツガーデンに腐るほどなっているタダのフルーツをトマトの代わりにし、ケチャップを作ってしまいました。
アップルケチャップ
みなはま、ケチャップの定義ってご存知でっしゃろか?
私はケチャップと言うと、トマトに酢を加えて煮込み、裏ごししてスムーズにしたソースで、トマトソースとの違いは、一方は酢を加え裏ごしするのに対し、もう一方は酢を加えず裏ごしもしないと理解していました。
ところが、フルーツガーデンのフルーツを1つでも無駄にしたくなくて、利用法をネットや本で色々サーチしていたら、アップルケチャップなるものに出くわしたのです!
ウィキペディアの日本語版 にもちゃんと、“歴史的に「ケチャップ」という言葉は、必ずしもトマトケチャップのみを意味してきた用語ではない。”と、主材料をトマトに限って作るものではないことが記されています。
アメリカでトマトを用いてケチャップを作り出したのが、後にハインツが瓶詰めして売り始め広く普及した結果が、現在のケチャップ=トマトケチャップと思われてしまうようになったのだそうです。
目からうろこが落ちたこの話を旦那にすると、そう言えば、マッシュルームケチャップってのを買ったことがある...と言ってました。そのマッシュルームケチャップも、上記のウィキペディアのページで紹介されています。
私の持っている保存食のレシピばかりが載った本にも、やっぱりトマト以外のフルーツやベリーなどを用いたケチャップのレシピが載っています。アップルケチャップもちゃんと載っていました。
そのレシピを見ると、作り方はトマトケチャップと大して違わない。私は自分の作るケチャップのスパイスの配合がとっても気に入っているので、本のレシピを多少参考にしながら、自分のトマトケチャップのレシピに手を加えて作ってみることにしました。
トマトケチャップのレシピに手を加えた部分は、まず1つは、りんごはトマトより水分が少ないので酢の量を増やし、酢も白ワインビネガーではなく、りんごで出来たサイダービネガーを利用。
もう1つはりんごはトマトより甘いので砂糖の量をぐっと減らしました。そしてレシピ本の手法に忠実に従ったのは、その砂糖をりんごやたまねぎを柔らかく煮、裏ごしした後に加えるという点です。
スパイスの量はりんごの量に合わせ、オリジナルレシピより多少どれも多めに使用しています。なお、私のトマトケチャップのレシピはこちら をご参照くださいませ。
<材料 おおよそ450ml瓶4本と225ml瓶1本分程度>
(スパイス)
にんにく、包丁の腹で潰す...3~4かけ
生姜、皮がついたままスライス...大1かけ
クローブ...40本
ブラックペッパーコーン...小さじ1.5
オールスパイス...小さじ1.5
りんご...2kg(皮を剥き、へたや芯、種を取り除いた目方)
たまねぎ...大1個
アップルサイダービネガーまたは白ワインビネガー...650ml
塩...小さじ1
砂糖...250g
<作り方>
1.スパイスの材料を100均の出汁/お茶袋に入れ、しっかりと口を閉じる。
2.りんごは皮を剥きへた、芯、種を取り除き、煮ている間につぶれやすいように細かく刻む。たまねぎも同様に細かく刻む。
3.大鍋にりんご、たまねぎ、酢、塩を加え火にかける。煮立ってきたらスパイスバッグを加え、火を弱めて蓋をし45分~1時間煮る。(りんごが煮崩れしだすと鍋底が焦げ付きやすいので、途中数回木べらで混ぜる。)
4.3を火からおろし、別の綺麗な鍋に裏ごしする。
5.4に砂糖を加えて弱火にかける。混ぜながら砂糖が完全に溶けたら火を強め煮立て、10分程度煮詰める。
熱い内に消毒した瓶に分け、即、蓋をして、長期保存できる状態にします。すぐに食べるより、トマトケチャップ同様に数週間寝かせてから食べた方が、味にコクがで美味しいでしょう。
とか言いつつ、うちは待ちきれず、一昨日作って昨日早速、225mlの小さい瓶のを開封し食べてしまいました!(汗)
イギリスからのゲストにBBQで焼いて上げようと思い買った大量のソーセージが、結局食べず仕舞いでガレージの冷蔵庫にしこたま眠っています。その内の1袋を解凍し、私の手作りアップルケチャップをつけて食べることにしました。
そしてこのソーセージの付け合せには、旦那のリクエストでソテードポテトと、先日手羽元を焼くのに使った紫蘇塩麹ペストを、トマトとマッシュルームに絡めオーブンで焼いたものを準備しました。
さてお夕飯のお時間どすぅ~!アップルケチャップはどんなお味でしょうか?瓶詰めする前にちょこっと舐めてみたら、すんげぇ~美味しかったけど、お料理のソースとして活躍してくれるでそぉ~~か...?
感想...めちゃ旨すぎ!トマトケチャップより好きかも知れん!!!
特にアメリカの場合、ケチャップとは名ばかりで、中身はコーンシロップが主のソースが出回っているから、わけの分からん市販のケチャップ風味のコーンシロップを食べるなら、断然この手作りのアップルケチャップの方が美味しくて安心。
トマトケチャップとはまた味が違います。でも、スパイスを同じものを使っているので、フルーツ独自の味は違ってもどこかトマトケチャップを思い出させる風味です。
そして、アップルソースともまた違う味です。アップルソースにもシナモンやクローブを加えて作りますが、ここまで味にコクがないし、甘さに深みもありません。なんと言っても、面倒でも裏ごししている分、ケチャップの食感は比べ物にならないくらい良い!
そしてそして、紫蘇塩麹ペストを絡めてオーブンで焼いたトマトとマッシュルームも、前回チキンを焼いたときちょっと薄口だったので、塩とブラックペッパーを軽く振って調理したら、これまた絶品!なぜか前回より紫蘇の風味が際立っていてさわやかだった。
旦那は昨日お昼抜きで仕事をしたらしく、腹ペコだったみたいです。ソーセージは5本入りのパックだったのですが、5本もボイルしたら多すぎると思い4本にしたら、空腹のところにケチャップが美味しすぎ、本心、もう1本食べたかったみたい。(笑)
私の2本目のを上げ様かってオファーしましたが、こういうオファーは喉から手が出る心境でも、絶対に受けない旦那。なんでも最後の1つは私に食べさせないと気のすまない貧乏性な人なのです。(笑)先に食事を済ませ、私の皿を恨めしそうに眺めていました。(爆)
うちの庭のりんごは小さいから、2キロの実となると、30個以上のりんごの皮を剥き芯を取って刻みました。(滝汗)裏ごしも正直面倒だった!でも、トマトと違い種がない分正味を裏ごしできるので、一度の製作でたくさんのケチャップが作れます。
日本では家の庭にりんごの木がある家ってのは、そうそうないと思いますが、海外では自宅の庭にりんごの木がある人が結構居ます。実がなりすぎて食べきれないって時は、是非、ケチャップを作って見てくださいませ。
また、日本にお住まいの方でも、りんごを産地からたくさんもらって食べきれず困っているって時に、ジャムとはまた全然風味の違うアップルケチャップを作って見てください。
ソーセージだけじゃなく、焼いたじゃがいもにも、チーズにもよく合いました。パンに塗ってハムを挟んだら、とっても美味しいサンドイッチになりそうだし、和・洋、風味は違ってもローストポークにもバッチリだと思います。
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