おとといは体調が悪く、料理もする気がしなかったのですが、昨日はそれとは打って変わりすこぶる快調。料理スランプを感じていたのはどうもこの鼻の件があったからみたい。またなんかいろんな美味しいアイデアが生まれ始めました。(笑)
昨日はピザ生地を捏ね(ってえらそうに言ってるけど、捏ねたのはホームベーカリー...汗)、数日前から気になっていた冷蔵庫の中のある残り物で、こんなものを夕飯に作りました。
イタリアンソーセージとゴルゴンゾーラソースのカルツォーネ
冷蔵庫の中で残っていたものとは、お金持ちのオバハンマダム達が通うオーガニック専門のスーパーマーケット・ホールフーズで買った、高価な量り売りのゴルゴンゾーラです。買ったのは7月の末。賞味期限は2週間前にとっくに過ぎてしまっていました。(苦笑)
旦那も私もチーズが大好きなので、常時2、3種類のチーズは冷蔵庫にキープしています。でも、どうしても食べやすいチェダーばかりに手が行き、この手のチーズは買った日には珍しくて食べても、残りはついつい放置プレーになりがちなのです。
しかし、賞味期限が過ぎてしまったくらいの理由では、簡単に捨てられませんのよ!なにせあ~た、あの何を買ってもrip-off的に高いホールフーズのゴルゴンゾーラだけあって、12ドルもしたんですからね!
モッツァレラやリコッタってのは、賞味期限が過ぎたら食べるのはちょっと怖い。でも、ブルーチーズってのは、少々日にちが経っていたって大丈夫だし、それどころか、反対に熟成されて美味しかったりする。
目方を量ったらちょうど80g残っていました。これだけ残っていたらパスタソースやスープに使える。けど、パスタって気分でもなかったし、このくっそ暑いのにスープをすする気もしない。
そこでいろいろ考えた挙句、クリームベースのピザソースを作り、カルツォーネにしてお肉や野菜と一緒に包み焼きすることに決めました。
カルツォーネとは前にも紹介しました が、ピザ生地でピザのトッピングを包んで焼いたオムレツ風、またはパイ風なピザです。
私、このカルツォーネをずっと敬遠してきました。ピザ屋でたまにカルツォーネな気分で注文すると、横で大きな丸いピザを食べている人を見た瞬間、カルツォーネなんか注文するんでなかった!普通のピザが食べたい!と例に漏れず後悔していたからです。
でも、最近カルツォーネを見直し始めました。理由は、普通のピザは空気に当たる部分が多いので冷めるのも早い。ところが、カルツォーネは包み焼きですから、最後の最後まで熱々で美味しく食べられるってことに気づいたからです。
今回は豚ミンチを使い、イタリアンなアニスの香りがするソーセージミートを作りました。それを濃厚なゴルゴンゾーラソースを塗った生地に、炒めたマッシュルームと共に包んで焼いてみました。
賞味期限の過ぎたゴルゴンゾーラを使って作ったとは思えない、バカうまなカルツォーネが完成!次回ピザを焼く時、私にだまされたと思って、ちょこっと手をかけこのレシピでカルツォーネにしてみてください。一口食べたら癖になる美味しさです!
<材料 2つ分 - 人数にすると4人分はあります!>
(ピザ生地)
強力粉...135g+打粉
薄力粉...125g
塩...小さじ1
オリーブオイル...20ml
水...140ml
ドライイースト...小さじ1
(イタリアンソーセージ)
フェネルシード...小さじ1
豚ミンチ...200g
にんにく、みじん切り...1かけ
バジルの葉、細かく刻む...大さじ1~2
卵...1個
パン粉...1/2カップ
パプリカ...小さじ1
塩ブラックペッパー...適宜
味の素...適宜
オリーブオイル
(マッシュルーム)
ブラウンマッシュルーム、薄くスライスする...8~10個(シメジでも美味しい!)
オリーブオイル...適宜
塩ブラックペッパー...適宜
(ゴルゴンゾーラソース)
牛乳...100ml
小麦粉...小さじ1
生クリーム...50ml
ゴルゴンゾーラ(またはブルーチーズ)...80g
ブラックペッパー...適宜
(その他)
パルメザンチーズ...適宜
<作り方>
1.ピザ生地の材料をホームベーカリーの容器に取扱説明書の順に従って投入し、生地コースを選択。
2.フェネルシードをスパイス用すり鉢&すりこ木でよくすり粉末状にする。
3.2とその他のイタリアンソーセージの材料をボウルに入れ、ハンバーグの肉種を作る時の要領で手で粘りがでるまでよく練る。ミートボールの1/3程度の大きさ(直径1.5~2cm)に肉種を分ける。(ミートボールのように形を丸く整える必要なし。)
4.フライパンにオリーブオイルを熱し3を焼く。全体に焼き色がついたら火からおろし、キッチンペーパーの上などに取り出して余分な油を取り除く。(後ほどカルツォーネの中に詰めて焼くので、この時点では完全に芯まで火が通っている必要なし。)
5.フライパンの汚れを取り除き、新たにオリーブオイル熱してマッシュルームを炒める。しんなりしてきたら塩、ブラックペッパーで軽く味付けし火からおろす。
6.ゴルゴンゾーラソースを作る。牛乳の内大さじ1程度をコップなどに入れ、小麦粉を加えてよくかき混ぜ溶かす。残りの牛乳と生クリームを鍋に入れ、牛乳でといた小麦粉を加え火にかける。常時混ぜながら煮立てとろみをつける。
7.6にゴルゴンゾーラを加え、かき混ぜながらチーズを完全に溶かす。1~2分煮てとろみがついたら、ブラックペッパーを加え味を調えて火からおろし冷ます。(塩はお好みで加えてください。ゴルゴンゾーラに塩分があるので加える必要はほとんどないです。)
8.生地コースの終了したピザ生地をパンチダウンして2つに分ける。濡れ布巾かオリーブオイルを塗ったラップをかぶせ15分程度ベンチタイム。
9.ベンチタイムの終わった生地をピザの要領で円形に延ばし、半面に冷めたゴルゴンゾーラソースを塗る。この時縁から1.5cm程度はソースを塗らずのりしろとして残しておく。
10.9のソースを塗った半面の上にイタリアンソーセージとマッシュルームを載せ、パルメザンチーズを削って全体に振り、ソースを塗っていない面を重ね、のりしろ部分を織り込んで、菜ばしなどで押さえしっかり口を閉じる。もう1つの生地についても同様にする。
11.オーブントレーにカルツォーネを載せ、170~180度で予熱を済ませたオーブンで40分程度じっくり焼く。
焼きたてほやほやのカルツォーネです!写真では1人1つずつ盛っていますが、実はこの後、1つを2人で分け、残りは翌日のブランチにいただくことにしました。相当ビッグなサイズです!(爆)
なんとなく思いつきでそろえた具だったのですが、これがもう最高によく合う組み合わせ!
中をお見せしませう!こんな感じ。
この前近所の人気ピザハウスでカルツォーネを食べましたが、それよりもずっとずっと美味しかったです。
ゴルゴンゾーラが好きと言って、入れすぎないように注意しませう!ブルーチーズを入れすぎた料理は濃厚すぎて美味しくないです。ほのかに独特なカビの風味がする程度が美味しく作るコツです。
また、ブルーチーズの苦手な人は、チーズソースを作る代わりに、モッツァレラやリコッタチーズを使っても良いかも知れません。ただしモッツァレラやリコッタを使う場合は、塩を加えないと、味気ないものになってしまうでしょう。
昨日はピザ生地を捏ね(ってえらそうに言ってるけど、捏ねたのはホームベーカリー...汗)、数日前から気になっていた冷蔵庫の中のある残り物で、こんなものを夕飯に作りました。
イタリアンソーセージとゴルゴンゾーラソースのカルツォーネ
冷蔵庫の中で残っていたものとは、お金持ちのオバハンマダム達が通うオーガニック専門のスーパーマーケット・ホールフーズで買った、高価な量り売りのゴルゴンゾーラです。買ったのは7月の末。賞味期限は2週間前にとっくに過ぎてしまっていました。(苦笑)
旦那も私もチーズが大好きなので、常時2、3種類のチーズは冷蔵庫にキープしています。でも、どうしても食べやすいチェダーばかりに手が行き、この手のチーズは買った日には珍しくて食べても、残りはついつい放置プレーになりがちなのです。
しかし、賞味期限が過ぎてしまったくらいの理由では、簡単に捨てられませんのよ!なにせあ~た、あの何を買ってもrip-off的に高いホールフーズのゴルゴンゾーラだけあって、12ドルもしたんですからね!
モッツァレラやリコッタってのは、賞味期限が過ぎたら食べるのはちょっと怖い。でも、ブルーチーズってのは、少々日にちが経っていたって大丈夫だし、それどころか、反対に熟成されて美味しかったりする。
目方を量ったらちょうど80g残っていました。これだけ残っていたらパスタソースやスープに使える。けど、パスタって気分でもなかったし、このくっそ暑いのにスープをすする気もしない。
そこでいろいろ考えた挙句、クリームベースのピザソースを作り、カルツォーネにしてお肉や野菜と一緒に包み焼きすることに決めました。
カルツォーネとは前にも紹介しました が、ピザ生地でピザのトッピングを包んで焼いたオムレツ風、またはパイ風なピザです。
私、このカルツォーネをずっと敬遠してきました。ピザ屋でたまにカルツォーネな気分で注文すると、横で大きな丸いピザを食べている人を見た瞬間、カルツォーネなんか注文するんでなかった!普通のピザが食べたい!と例に漏れず後悔していたからです。
でも、最近カルツォーネを見直し始めました。理由は、普通のピザは空気に当たる部分が多いので冷めるのも早い。ところが、カルツォーネは包み焼きですから、最後の最後まで熱々で美味しく食べられるってことに気づいたからです。
今回は豚ミンチを使い、イタリアンなアニスの香りがするソーセージミートを作りました。それを濃厚なゴルゴンゾーラソースを塗った生地に、炒めたマッシュルームと共に包んで焼いてみました。
賞味期限の過ぎたゴルゴンゾーラを使って作ったとは思えない、バカうまなカルツォーネが完成!次回ピザを焼く時、私にだまされたと思って、ちょこっと手をかけこのレシピでカルツォーネにしてみてください。一口食べたら癖になる美味しさです!
<材料 2つ分 - 人数にすると4人分はあります!>
(ピザ生地)
強力粉...135g+打粉
薄力粉...125g
塩...小さじ1
オリーブオイル...20ml
水...140ml
ドライイースト...小さじ1
(イタリアンソーセージ)
フェネルシード...小さじ1
豚ミンチ...200g
にんにく、みじん切り...1かけ
バジルの葉、細かく刻む...大さじ1~2
卵...1個
パン粉...1/2カップ
パプリカ...小さじ1
塩ブラックペッパー...適宜
味の素...適宜
オリーブオイル
(マッシュルーム)
ブラウンマッシュルーム、薄くスライスする...8~10個(シメジでも美味しい!)
オリーブオイル...適宜
塩ブラックペッパー...適宜
(ゴルゴンゾーラソース)
牛乳...100ml
小麦粉...小さじ1
生クリーム...50ml
ゴルゴンゾーラ(またはブルーチーズ)...80g
ブラックペッパー...適宜
(その他)
パルメザンチーズ...適宜
<作り方>
1.ピザ生地の材料をホームベーカリーの容器に取扱説明書の順に従って投入し、生地コースを選択。
2.フェネルシードをスパイス用すり鉢&すりこ木でよくすり粉末状にする。
3.2とその他のイタリアンソーセージの材料をボウルに入れ、ハンバーグの肉種を作る時の要領で手で粘りがでるまでよく練る。ミートボールの1/3程度の大きさ(直径1.5~2cm)に肉種を分ける。(ミートボールのように形を丸く整える必要なし。)
4.フライパンにオリーブオイルを熱し3を焼く。全体に焼き色がついたら火からおろし、キッチンペーパーの上などに取り出して余分な油を取り除く。(後ほどカルツォーネの中に詰めて焼くので、この時点では完全に芯まで火が通っている必要なし。)
5.フライパンの汚れを取り除き、新たにオリーブオイル熱してマッシュルームを炒める。しんなりしてきたら塩、ブラックペッパーで軽く味付けし火からおろす。
6.ゴルゴンゾーラソースを作る。牛乳の内大さじ1程度をコップなどに入れ、小麦粉を加えてよくかき混ぜ溶かす。残りの牛乳と生クリームを鍋に入れ、牛乳でといた小麦粉を加え火にかける。常時混ぜながら煮立てとろみをつける。
7.6にゴルゴンゾーラを加え、かき混ぜながらチーズを完全に溶かす。1~2分煮てとろみがついたら、ブラックペッパーを加え味を調えて火からおろし冷ます。(塩はお好みで加えてください。ゴルゴンゾーラに塩分があるので加える必要はほとんどないです。)
8.生地コースの終了したピザ生地をパンチダウンして2つに分ける。濡れ布巾かオリーブオイルを塗ったラップをかぶせ15分程度ベンチタイム。
9.ベンチタイムの終わった生地をピザの要領で円形に延ばし、半面に冷めたゴルゴンゾーラソースを塗る。この時縁から1.5cm程度はソースを塗らずのりしろとして残しておく。
10.9のソースを塗った半面の上にイタリアンソーセージとマッシュルームを載せ、パルメザンチーズを削って全体に振り、ソースを塗っていない面を重ね、のりしろ部分を織り込んで、菜ばしなどで押さえしっかり口を閉じる。もう1つの生地についても同様にする。
11.オーブントレーにカルツォーネを載せ、170~180度で予熱を済ませたオーブンで40分程度じっくり焼く。
焼きたてほやほやのカルツォーネです!写真では1人1つずつ盛っていますが、実はこの後、1つを2人で分け、残りは翌日のブランチにいただくことにしました。相当ビッグなサイズです!(爆)
なんとなく思いつきでそろえた具だったのですが、これがもう最高によく合う組み合わせ!
中をお見せしませう!こんな感じ。
この前近所の人気ピザハウスでカルツォーネを食べましたが、それよりもずっとずっと美味しかったです。
ゴルゴンゾーラが好きと言って、入れすぎないように注意しませう!ブルーチーズを入れすぎた料理は濃厚すぎて美味しくないです。ほのかに独特なカビの風味がする程度が美味しく作るコツです。
また、ブルーチーズの苦手な人は、チーズソースを作る代わりに、モッツァレラやリコッタチーズを使っても良いかも知れません。ただしモッツァレラやリコッタを使う場合は、塩を加えないと、味気ないものになってしまうでしょう。