昨日は和な中華の1つ・豚キャベツを作るつもりで、冷凍庫の豚バラを朝の内に解凍しておいたのに、午後から購入する家の手付金を払いに行かないといけなくなり、それで散々てこずってしまって帰宅が遅くなり、急遽、献立の修正に迫られました。


解凍しちゃった豚バラをどう料理するか...?しかも、短時間に作れるものでないと、晩御飯の時間が迫ってきている。そんな時、スーパーの入り口を入ったところで目に入ったのがグラミースミス・グリーンアップルです。そのグラミーちゃんが私に囁きかけてきました!(爆)


盛り付けに失敗しちゃって(って、それはいつものことか?汗)、写真の料理は色気もなんもあったもんじゃないけれど、味はピカイチでした!


豚バラとりんごのノルマンディー風ペンネ

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家の契約が正式に整うまで、エスクロー(escrow)と言う手付金を、第三者の委託会社に預託しないといけないんです。うちが個人的な理由で契約を破棄したりした時、そのお金が現オーナーにお見舞金として払われるわけです。


そのお金を銀行に振り込みに行きました。そうしたら、雨行員、とんでもないことをぬかしやがった!(怒)


只今当行のシステムが完全に落ちてましてお取り扱い出来ません。システムが復旧したらお電話差し上げますが、恐らく今日中には無理かと思いますので、明日の朝、もう一度お越しいただけますでしょうか...


丁寧に言えば良いってもんじゃない!これ、日本だったら、その日の夕刊とテレビのニュースで、システムの落ちた銀行はバンバン叩かれ、銀行のシステム部門の幹部はその責任とらされ子会社行きか格下げ。または減俸処分になるところでしょう。(爆)


でも、こんなこと全然珍しくなくて、アメリカやイギリスではあるんですよ!ごくごく普通に!!!(驚)


そこで私はへったくそなジャングリッシュで文句でも言おうものなら、“私を怒ってもどうしようもないでしょう!”と行員は逆切れしますからね。マジに!(爆)


今日までに絶対に委託会社に届いてなくてはいけない手付金。そんな頼りない銀行を当てにするより、自分で委託会社まで小切手を持って行った方がずっと安心と思ったので、その足で委託会社に向かいました。


こんなことなら1台しかない車を私がキープしておいたんですが、急なことで、バスかタクシーで行くしかない。ところが、この辺りど田舎だからタクシーが全然来ないんです。


仕方なしにバスに乗ったら、田舎の路線バスだからあちこちグルグル回る回る。普通なら20分の道のりが、約1時間もかかってしまいました!


方向音痴だから、私。バスを降りたら今度は道に迷うし、雨は降ってくるしで、汗だくになりながら散々な思いをした午後だったのです。


何とかその会社を見つけ小切手を手渡し、払ったことを証明する書類をもらって、帰りはタクシーで帰ってきました。ホッ!


けど、帰宅したのはすでに夕方。そこから御飯もののおかず豚キャベツなんか作ったりすると、副菜や副副菜と、一品二品作ることになって面倒。ほんなもんで、献立を和な中華からフレンチなイタリアンに変えてしまいました。


このパスタのヒントとなったのは、豚肉をりんごの発泡酒・サイダー/シードルで煮込むフレンチの料理、ポークノルマンディー です。茹でたパスタと一緒に食べてもとっても美味しいお料理なので、なら、いっそ初めからパスタソースにしてみようと考えました。


今回はそのお料理をポークチョップではなくバラ肉を使い、お酒の代わりにチキンスープとりんごジュースでソースを作ってみました。マスタードが入っていますが辛くはなく、りんごとクリームの甘味がなんともまろやかな、お子さんでも食べれるパスタです。


<材料 3人分>

豚バラ...約200g
グラミースミスまたは紅玉など酸っぱいりんご...1個
ペンネ...180g(茹でる前の目方)
バター...20g
たまねぎ、薄くスライス...1/2個
にんにく、みじん切り...1かけ
洋風チキンスープ、顆粒または固形を分量通りに湯に溶いたもの...200ml
果汁100%りんごジュース...150ml
粒マスタード...小さじ2
塩ブラックペッパー...適宜
ブランディー...大さじ1(オプショナル)
生クリーム...80~90ml
パセリの葉のみじん切り...大さじ2程度

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<作り方>

1.豚バラは3cm幅に切る。りんごは皮を剥き芯を取り除いて5mm幅の楔形に切る。たっぷり塩を加えた湯でペンネをパッケージの茹で時間に従って茹でる。

2.フライパンにバターを熱しりんごを焼く。約3分程度焼いて焦げ目が付いたら上下を返し、もう一方の面も焦げ目が付くまで3分程度焼く。一旦、皿に取り出す。

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3.2のフライパンをキッチンペーパーで拭きバターの余分な脂分を取り除き、豚バラを油を引かずに炒める。赤身が無くなり完全に芯まで火が通ったら、一旦、皿に取り出す。

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4.3のフライパンで、豚バラの脂肪のみでたまねぎを炒める。2~3分炒めしんなりし色がついたらにんにくを加え、更に1分程度炒める。

5.4にスープ、りんごジュース、マスタードを加える。木べらで混ぜ、そのまま蓋をせずに6~7分水分が約半分近くになるまで煮詰める。

6.塩、ブラックペッパーで味を調え、ぐつぐつと煮立っていない状態に火を弱め、ブランディー(無ければ不要)と生クリームを加え木べらで混ぜ合わせる。

7.茹でて水切りしたパスタと、皿に取り出した豚バラをフライパンに戻し、火を再び少し強め全体に混ぜ合わせる。最後に焼いたりんごとパセリを加え、りんごの実を潰さないように注意しながらざっと混ぜ合わせたら出来上がり。

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この前ブログで紹介したジュレなカプレーゼサラダ を、昨日レシピブログさんが“本日のいちおしレシピ”としてご紹介して下さったんですよ!深謝。


そうしたらね、いつもはレシピブログランキングの、せいぜい100位くらいの辺りを彷徨っている私のブログが、今日、なんと27位だったんです!!!


昔、ブログをやりだした頃、私だってランキングの順位を気にし必死になっていました!


でも、あれって気にし始めると、何が目的でブログを書いているのかさっぱり分からなくなるんですよね。ブログライフをエンジョイするどころか、更新がデューティー化して、最後には体まで傷めることになります。私はそれで腰を傷めたからね...(涙)


杖をついかないと歩けなくなった時、ブログの存在を沢山の人に知ってほしいからランキング登録は残したものの、順位なんか気にせず、自分のペースで更新することを決めた私。


でも、やっぱりランキングの上の方に自分のブログのタイトルを見つけると、とっても嬉しかったです。アクセスして下さった方々、ランキングバナーをクリックして下さった方々、本当、有難うございました。心より御礼申し上げます。


話はまた料理に戻します。午後、道に迷ったり、途中で雨に降られたりしながらも、無事用事を済ませ帰宅してから作った晩御飯が、今日も食卓に並びました。りんごとパセリを盛り付け用にちょっと残しておいたらよかったなぁ...と後悔。非常に殺風景!(苦笑)

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でもでも、味は最高に美味しい!


3人分作ったのは旦那の翌日のお弁当も含めてのことです。それが、私より先にペロッと平らげて、残りの1人分も2/3位食べてしまいました。私も負けずと、その後残りの1/3を食べちゃったんだけど。(爆)


りんごとりんごジュースをパスタソースにして、甘くないの?と思われるかも知れませんが、まろやかな味ではありますが、砂糖を加えたようなドギツイ甘味はありません。果実の酸味がこってりした豚バラを食べやすくした、実に美味しいパスタでした。

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