ひっさびさに夕べは地中海に飛びました!(笑)夏熱い時には、地中海料理のさわやかなメッツェ料理がよく食卓に登場する我が家ですが、寒いとやっぱり冷たいものは体に応えます。


私、40代前半まで、“へそ出しルック”でブイブイ言わせてたおばはんなのですが(怖)、50を目前にして、真夏でも腹巻が離せなくなってしまいました。歳を取り活気がなくなってきたんです。冬に素麺なんか食べようものなら、2時間くらい震えが止まりません。(爆)


夕べのメディタリーニアンな献立には、冷たいサラダも2品準備しましたが、メインは温かいラム料理。この温かい一品のおかげで、おばはんの活気のない体も、冷たいサラダを食べてもその後凍えずに済みました。ホッ!


ラムソーセージとヨーグルトソースのオーブン焼き

クッキングリッシュの会

先週末、うちの近所にワインとビールを売る酒屋を見つけました。その酒屋、昔の日本の酒屋でよく見かけた立ち飲みカウンターの様にして、店内の隅にテーブルを幾つか設け、そこで買ったビールやワインを飲めるようにしてあります。


ビールもワインも種類が豊富。私ら夫婦も早速買ったビールをその店内のバーで飲んできました。


その酒が飲める酒屋の隣の店ってのが、なんとケバブ屋なのです!酒屋の隣がケバブ屋、イギリス人がこれを見ると、もうこれ以上ベストな立地条件はないと言って、拳でテーブル数回たたきながら泣いて喜ぶ2軒の店の組み合わせです。


パブで夜中近くまでビールを呷って、その帰り道、ふとケバブ屋が目に入ると、ちょうど小腹がすいている時間で、絶対に入ってドナーケバブを買ってしまうのが、イギリス人です!(笑)この夜中に酔って食うケバブが実に旨い!


しかし雨人にはそう言う悪癖はないのか、まだ時間が早かったからか、あるいはその隣のMのマークのバーガーの方が彼ら好みなのか、そのケバブ屋は閑古鳥が鳴いておりました。


いやぁ~~、雨人、こんなベストな立地条件にあるケバブ屋を無視するなんて、実にもったいない!


日本でも最近はちょくちょく見かけるようになりましたが、ケバブをご存知でない方の為に、以前に記事に使った使い古しの写真で恐縮ですがご覧いただきませう。

クッキングリッシュの会

ラム肉をロティセリーでグルグル、グルグル焼いて、それを包丁で削ぎ取り、あったかいピタパンの中に、生野菜やチリソースと共にぎっしりと詰めて食べるのが、ドナーケバブです。

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うちは夫婦して酒飲みだから、夫婦して独身時代から、パブでビールを飲んだ帰り道、ケバブ屋にふと立ち寄ってケバブ買って食べていました。旦那も私も大好き!


その酒屋でビールを飲んだ日も、ケバブを買って帰って晩御飯にしたかったのですが、ほかに予定があり断念せざるを得ませんでした。けどその日から昨日まで、ずっとケバブが食いたい!ケバブが食いたい!と思い続けていた私。


冷凍庫を見たらラムミンチが300gほどあるし、それを使ってケバブもどきな晩御飯にしようと思い立ち、以前にも作って記事にしたラムソーセージ を作り、それを今回はヨーグルトソースをかけてオーブンで焼き、トルコっぽい(?)ミートボールにしてみました。


このヨーグルトソースは何かの雑誌か本で以前見たものです。ヨーグルトに卵を合わせ焼くってのが、エッグカスタードの中東版風で強い印象を受けたものです。確かそれもラム肉のミートボールにかけて焼いていたはずなので、今回似たようなものにしてみました。


<材料 3人分>

(ラムソーセージ)
ラムミンチまたは牛ミンチ...300g
たまねぎ、細かくみじん切り...1/3個分
にんにく、摩り下ろすか細かくみじん切り...2~3かけ
パセリ、みじん切り...大さじ1~1.5
クミンパウダー...小さじ1
パン粉、50ml程度の牛乳に浸す...大さじ5~6
塩こしょう...適宜
オリーブオイル...適宜

(ヨーグルトソース)
グリークヨーグルトまたは水切りヨーグルト...小1パック(昨日のは170ml入り)
卵、よく溶いておく...1個
レモン汁...小さじ2
塩こしょう...適宜


<作り方>

1.ラムソーセージを作る。オリーブオイル以外の材料を全てボールに入れ、ハンバーグを作る時の要領で、練が出るまでしっかりと手で混ぜ合わせる。ゴルフボール程度のミートボールに形成する。

2.オリーブオイルを薄く塗ったオーブン調理可能な皿に、1のミートボールを並べる。180度で予熱を済ませたオーブンで25分焼く。

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3.2を焼いている間に、材料を全て合わせてヨーグルトソースを作っておく。

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4.2を25分オーブンで焼いたら一旦取り出し、3のソースを全体にかけて再びオーブンに戻し、更に15分程度焼く。


夕べはこのミートボールの他に、簡単に作れてとっても美味しいサラダ・グリークサラダフムス も準備しました。

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例の豚のフィレカツが余ればカツ丼を作って、それにわかめときゅうりの酢の物を作って食べたかったんです。だからわざわざ日系のスーパーで日本のきゅうりを買っておいたのに、フィレカツが残らなかったので、きゅうりはグリークサラダに使うことに。

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フムスは相変わらず旨い!自慢やないが自慢すると(爆)、私のフムスは本場の人の作るフムスより旨い!生にんにくの香りが苦手な私が、このフムスの生にんにくの香りは全然気にならないもんね。さっきも昼に残ったのを食べてしまいました!

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しかし、今回はピタが失敗でした!この前2次発酵させて焼いてみたらえらく美味しく焼きあがったので、また同じ様にして焼いてみたら、今度は発酵しすぎてただのパンになってしまい、肉やサラダを挟むポケットがありまへんでした。(汗)

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このヨーグルトソースは旦那にえらく受けました。うちの旦那クレムブリュレとかエッグカスタード、茶碗蒸しってのが大好きな人なので、茶碗蒸しの中にミートボールが浮いたようなこの料理に大満足。しかし外人のゲストにはこの料理は作らないようにとも言われました。


これまで外人のゲストに茶碗蒸しを作って出し、喜んで食べてもらったことがないんです。どうも彼ら、甘いはずの焼いたカスタードに、肉、魚、塩の味が付いているのが気持ち悪いみたいです。(笑)

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