しれしゃっぽ

しれしゃっぽ・・・秋田弁で”白い帽子”


            秋田駅の新幹線改札口前で、白い帽子を被った新人コンシェルジュが

              『おもてなし』の心で秋田のみどころをご紹介いたします!!

             10月から衣替えし、「しれしゃっぽ」から「くれしゃっぽ」になりました帽子

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皆様こんにちは、キク&マツです。

最近の秋田市はすっかり春めいてきました。
新生活が始まる方も多いのではないでしょうか。


さて、私たちコンシェルジュも、3月で卒業することとなりました。

思えば昨年、秋田のことをなまはげとハチ公しか知らないところからスタートし(ちょっと大げさですね)、ミッション成功を目指して日々奮闘してきました。

振り返ると…



あんなこと、こんなこと、ありました。
※写真を見て気になったものがあったら、このブログで記事も読み返していただければ幸いです。

おいしいものをたくさん食べ、楽しいことをたくさんして、キレイな景色を見て、おいしいものを食べました。
思い出すとよだれが…いえいえ涙が出ます。


本当に1年間、ブログを読んでくださった方、若造のコンシェルジュに励ましの言葉をかけて下さった方、秋田に来て下さった方には感謝いたします。


秋田では来年度も国民文化祭やアフターDC等、楽しいイベント盛りだくさんです。
また私たちの先輩、観光案内所スタッフが秋田駅構内の観光案内所で観光案内を行っておりますので、お気軽にお立ち寄り下さい。

今後も秋田にお越し下さいますよう、お願いいたします。


それでは皆様、アディオス!
皆様こんにちは、キクです。

3月が終わりそうです。
2014年になってから早3ヶ月が経とうとしているなんて、日々実は自分だけがスローモーションで動いているのでは…という疑りを抱きながら生活しています。
しかし、ゆったりと観光を楽しむのも人生の醍醐味です。
というわけで、今回はキクの湯沢探訪をお送り致します。

「湯沢市」
アクセス:湯沢駅まで秋田駅から電車・奥羽本線で1時間半程、高速バス「秋田・湯沢線」で2時間程

○オランダ焼
湯沢駅から徒歩5分程のところに「高市青果店」があります。

こちら青果店という名前ですが、売っているのは果物ではなく、
大判焼き、たこ焼き、たい焼き…など食いしん坊にはたまらない”粉もの”なんです。
なかでもこちらの名物が「オランダ焼」です。
大判焼きの生地に、たっぷりのマヨネーズとハムがはさまっています。


ハムを風車のように配置して焼くから”オランダ”と名付けたそうです。なんとも斬新!


よだれを抑えながら「オランダ焼」と「ばななてん」を注文しました。

まずはオランダ焼…うーんウマイ!ほんのり甘い大判焼きの生地とマヨネーズの相性の良さ。なんと表現してよいものか…とにかく食いしん坊にたまらない味です。皆様ぜひお試しあれ。1度食べるとやみつきになりますよ。

そしてばななてん。突然ですが私、バナナが大好きです。そのためこれはシビアに評価を…と気難しく口へ運びました…が、
うーん、ウマイ!カリッとあげた生地と熱々のバナナがマッチしてたまらなかったです。

○湯沢グランドホテルレストラン「グランドア」
湯沢駅から徒歩5分程にある湯沢グランドホテルの1階にあるこちらでは、今、女子が大好きなとあるものが大人気です。
そう、そのあるものとは…

パンケーキです。今画面の向こうから黄色い歓声が聞こえた気がします。
こちらのグランドアのパンケーキはなんといっても、フワッフワ。もう一度言います、フワッフワです。
本当に口のなかに入れるとじんわりと溶けるほどに柔らかく、これははじめて食べる絶品パンケーキでした。


ランチタイムに合わせてデザートサイズにぴったりのハーフパンケーキなどもありました。
 
じわじわと焼くため、少し時間がかかります。そのためあらかじめ事前に予約し、電話口でホームページから確認できるメニューを注文しておくのも良いかと思います。
湯沢グランドホテルホームページはこちら


○川連漆器伝統工芸館
湯沢駅からバス「湯沢・小安線」乗車、「バス停稲川中学校前」下車~徒歩10分程のところにある、川連漆器の展示・販売館。

1階フロアは漆を使った箸や椀、重箱や弁当箱などの日用工芸品をはじめとし、キーホルダーや花瓶など展示・販売しています。


こんなモダンなうつわも。贈り物にもぴったりではないでしょうか。

2階フロアは漆の歴史や材料になる木材や道具などを展示しています。


そして事前予約制で、漆の蒔絵、沈金体験なども行っているので皆様ぜひチェックしてみてください。
川連漆器伝統工芸館ホームページはこちら

○森のバス
湯沢駅前から羽後交通バス「湯沢・小安線」でバス停「山谷」下車すぐのところにある、客室時間制貸し出しタイプの日帰り温泉施設です。


それぞれ部屋を借り(内湯のみ、露天付きなどタイプ様々)、貸切の状態でゆっくりと入浴し、テレビやトイレ、お湯など完備した部屋でくつろぐことができます。

館内、部屋、お風呂ともに新しく、とても清潔に保たれていて、リッチな気分で寛ぐことができます。


こちらがお風呂です。露天付きのお部屋もあります。なんと贅沢。開放的に疲れを癒すことができます。

フェイルタオル・バスタオルなどの設置はなく、持参していない場合は、フロントで有料にてレンタルすることもできます。

森のバスホームページはこちら

さて今回わたしは様々な湯沢に訪れすっかり湯沢市の虜になりました。
雪深い湯沢にはまだまだ深い魅力がたくさんあります。皆様もぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
皆様こんにちは、キクです。

秋田市内は雪もほぼ溶け、すっかり春を感じています。
しかし、4月でもまだしばらくコートを着用していた過去歴代の4月を思い出すとまだまだ安心はできません。
暖かくなったらしたいことが特にない私ですが、今したいことと言えば部屋の片づけです。冬でもできたうえに、むしろ外になかなか出にくい冬にやるべきだったのでは…と我ながらトホホと呆れる始末です。

さて、そんな過ごしやすい季節…電車で車窓の景色を眺めながら、辿り着いた駅で下車…そのへんをブラブラしてみたりするのもオススメです。
秋田にはローカル鉄道が2つ…私も乗車しました「秋田内陸縦貫鉄道」と、もう一つ、今回は「由利高原鉄道 鳥海山ろく線」をご紹介します。


「由利高原鉄道 鳥海山ろく線」

秋田の名峰「鳥海山」の麓である由利本荘市。中心部の羽後本荘駅から鳥海山に向かって行く矢島駅までの23kmを走るローカル列車。
1985年国鉄から第三セクターのローカル線として新たに出発を遂げ地元の人の貴重な足として親しまれてきた

○アクセス
・秋田駅から「羽後本荘駅」まで羽越本線で42分程(特急いなほで35分程)~由利高原鉄道に乗り換え

○様子
すっかり春にもなりましたが、私が乗車したのはなんと真冬の一番雪深い2月頃でした…!
春じゃないと乗れないんじゃないの…?とご心配していた方には私が身をもって真冬の由利本荘を堪能してきましたこと、ご報告いたします。(ただし、冬は大雪などの影響で列車の運休なども見込まれる可能性が高くなりますのでご注意ください。)

以下、少し季節外れの冬景色をお楽しみください。

まずは秋田駅から羽後本荘駅まで羽越本線で42分…羽後本荘駅から由利高原鉄道までの乗り換えはホームが繋がっているのでスムーズです。

由利高原鉄道の車両はいくつか種類があります。


今回私が乗ったのはなんと、宇宙戦艦ヤマト!
中にもヤマトのアニメ画など展示されておりました。

また由利高原鉄道には、1日往路復路それぞれ1回おばこ姿のアテンダントさんが乗車し、沿線・列車の見所など説明してくださります。


素敵なしおりのプレゼントも頂きました。

由利高原鉄道は12の駅が沿線を結んでいます。
有人駅は、「羽後本荘(うごほんじょう)」「前郷(まえごう)」「矢島(やしま)」の3駅です。

また、季節によってイベント列車も運行しますので公式ホームページなどチェックしてみてください。

また、「子吉(こよし)駅」は全国的にも稀な、簡易郵便局と一緒になった駅で、旅先からの手紙を投函していく方などもいらっしゃるそうですよ。

前郷駅では、昔ながらの鉄道ルールで単線区間でタブレットがないと先に進めないという、現在日本でも3つの鉄道会社のみが行っている「タブレット交換」が行われます。

シャッターチャンス!とここぞとばかりに激写してきました。

通常であれば鳥海山が綺麗に見えるビュースポットがたくさんあるのですが、残念ながらまだ春遠い真冬の吹雪の日に乗車したため、窓から見える景色は真っ白でした。
しかし冬ならではの白銀の世界がとてもきれいでした。

(由利高原鉄道の車窓から)


車内では由利高原鉄道のグッズなども販売していました。

○矢島駅周辺

さて、終点の矢島駅に到着いたしました。
矢島駅はとてもきれいで、木造が美しい駅舎で、広く開放的で座りながら休めるスペースなどもありました。
もちろん由利高原鉄道のグッズの展示や販売もされていましたよ。

そして、売店には名物案内人「まつこさん」がいらっしゃいます。観光案内や雑談など気さくに応じてくださりますよ!楽しいまつこさんのお部屋、みなさんもぜひ足を運んでみては…!

矢島駅を降り立って徒歩5分程のところに酒蔵が2件程あります。
要予約で見学なども受け付けているのでみなさんぜひ由利高原鉄道で矢島まで足を運んだ際は訪れてみては…?
※見学時期・内容の詳細は各公式ホームページをご確認ください。

「天壽酒造(てんじゅしゅぞう)」

ホームページはこちら

「佐藤酒造(さとうしゅぞう)」

ホームページはこちら

みなさんもぜひ、ローカル線ぶらり旅してはいかがでしょうか。
由利高原鉄道ホームページはこちら
※※2014年(平成26年)の冬まつりレポートですので、まつりの最新情報に関しては湯沢市観光物産協会facebookでご確認下さい。※※

皆様こんにちは、キクです。
今回は、先日見学した小安峡冬まつりについてレポートさせていただきます。

「小安峡温泉冬まつり」

昨年まで小安峡大噴湯のしがっこ(つらら)をライトアップしていたお祭り「しがっこまつり」が終了し、新たにスキー場を会場にして今年初めて開催されたお祭り。
毎年8月に開催される湯沢市の伝統行事「七夕絵どうろうまつり」の絵どうろうが雪降る冬の会場内にライトアップされ、会場ではアーティストライブなどのイベントや屋台村などが設置される。また、祭り開催時に合わせ、小安峡温泉の各温泉施設の日帰り入浴を無料で行うこともできる。
ラストには花火が打ちあがり、雪と光の幻想的な饗宴を楽しむことが出来る。


○日時について
今年は2月22日(土)に開催されました。

○会場について
秋田県湯沢市、小安峡温泉にあるとことん山スキー場
地図はこちら

○アクセスについて
・秋田駅から車で1時間55分程
・秋田駅から電車で1時間半程、高速バス「秋田・湯沢線」で2時間程の「湯沢駅」~バス「湯沢・小安線」利用して、55分程「小安峡スキー場前」下車すぐです。

○服装について
※今回の私の服装については掛魚まつりでご確認ください。
スキー場での夜のお祭りのため、大変暖かく着込んでいく必要があります。

○まつりの様子
小安峡冬まつり今年の日程はこんな感じでした。
2014年2月22日(土)
13:00~16:00 小安峡温泉各温泉施設、無料日帰り入浴
16:30~ 屋台村開始
17:00~ 絵どうろうライトアップ開始
18:30~ アーティストライブ
20:00~ 手持ち花火・線香花火体験
     終わり次第、打ち上げ花火開始


開場入口には綺麗なろうそくがたくさん灯されていました。
車でものぼっていくことのできる道ですが、すべりやすいためスリップ・タイヤの空回りには要注意です。
会場内に到達すると、子どもたちが各々イラストを手描きしたミニ絵どうろうがたくさん。


ゲレンデです。

たくさんの子供用遊具なども設置され、ソリなども貸し出されていました。

会場内には屋台も設置されて、夏祭りとスキー場の融合のような、不思議な景色でした。


こちらが湯沢の街にずらりと飾られ祭りを彩る「絵どうろう」です。
美人が描かれています。うっとり。
このたくさんの美人画を前にヒソヒソと、どのどうろうが一番タイプかと盛り上がる江戸時代の男子を想像して頷いてしまいました。

ミニもありました。

20時を回った頃…会場にはアナウンスが響き、「手持ち花火をはじめます!みなさんぜひお楽しみください!」とのこと…!

ゲレンデにて手持ち花火が行われました。
雪中手持ち花火とは…花火は夏に行うもの…と思っていた私にとってこれまた不思議な景色でした。

手持ち花火終了後、周辺を照らしているライトが落とされ、辺り一帯突然ムーディな雰囲気に。


そして会場内にキャッツアイのBGMが響き渡ります。
照明を落としてキャッツアイとは…どこからか盗賊3姉妹が出てきて花火を盗んででもいくのかと思いきや
アナウンス「この花火を好きな人と見ると2人は永遠の愛で結ばれるそうです」とのこと…
あなたのハートを盗んじゃうということなのでしょうか…。私はハートを盗まれるような展開にはならず、ただただ花火を待っていました。
そうこうしていると、

たまやー!と叫びたくなる花火が打ちあがりました。
スキー場の斜面を正面にして右手側の山の方に打ち上げられ、遮るものがないため、迫力満点です。
花火の打ち上げ時間は結構長く、ゲレンデに打ち上がる花火を存分に楽しむことができます。

今年初開催の「小安峡冬まつり」、夏祭りと冬祭りの融合のような不思議な感覚を味わえるお祭りでした。
ラストの花火はとっても見ごたえ抜群でした。
みなさんもぜひ、真冬の雪が溶けるような熱い夏祭りの雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。

小安峡冬まつりの詳しい問い合わせについては・・・

主催 湯沢市観光物産協会・小安峡冬まつり実行委員会 
電話 0183-47-5080(湯沢市観光物産協会皆瀬事務所)

詳しい情報については湯沢市観光物産協会facebookでもご確認いただけます。

続いて、まつり会場となる小安峡温泉郷周辺をご紹介します。

「小安峡温泉」

片足にケガを負ったツルが湯につかって傷をいやしておったそうじゃ…
その様子を見た山賊が、自分も入ってみたことから温泉が発見されたそうじゃ…

…と日本昔ばなしのような口調で言いたくなるような伝えのある温泉です。
本格的な開湯は江戸初期と言われており、現在「大噴湯(だいふんとう)」をはじめ、4つの源泉から2種類の異なった泉質の湯が沸いています。

○宿泊情報
今回私は、会場まで徒歩10分程の、小安峡温泉宿「元湯くらぶ」へ宿泊しました。


非常にこじんまりとし、落ち着いた外観です。
結構渋いのかな…とイメージを膨らませながら中へ入るとこりゃたまげました。


大正ロマンを感じるようなモダンな空間でオシャレです。

靴を脱いで通路を進むとどこも床が暖かく、館内は非常に清潔。インテリアもシンプルで統一感のある空間が続きます。


お部屋は元湯くらぶのなかでも一部屋のみの、部屋風呂のあるメゾネットタイプのお部屋「どうたん」に宿泊しました。
とっても清潔で落ち着いているので、いつまでも居たくなります。
この日も部屋を出たくない病がすぐ発祥しました。


部屋専用の掛け流し風呂です。こんな贅沢な温泉をいつでも独り占めできるとは…部屋籠りの症状が進行してしまいます。


こちらが2階です…!宿籠りしてミステリー小説を書きたくなる雰囲気あるお部屋でした。

お食事は食事専用会場で行われます。
しかし全室個室になっているため、落ち着いて食べることができます。


地元の旬の食材をふんだんに使った料理で、どれもとても美味しかったです。

皆瀬牛の朴葉焼、岩魚の笹蒸し焼き、だまこ鍋や稲庭うどん、ご飯は古代米。
また、食前酒には古代米を用いた濃い赤紫色のお酒が。こちらは元湯クラブ特製の古代米酒「やよいのしずく」だそうです。お酒は宿や部屋、インターネットでも販売しています。

もちろん湯沢名物「稲庭うどん」も。揚げたての銀杏もとても美味しく、デザートにフルーツまで…すっかり満腹です。

もちろん、宿泊者専用の大浴場も入りに行きました。
ジャグジーもついている内湯と、露天、女性用には2,3人用の釜風呂もあり、宿泊客は24時間利用可能です。
露天で雪景色をゆっくりと浸かることができます。贅沢でした。

日帰り入浴者用の大浴場も別に設けられていますのでみなさん日帰りでもぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

詳しくは元湯くらぶホームページをご確認ください。
元湯くらぶ地図はこちら

○日帰り入浴・ランチ
今回私は祭りの翌日、日帰り入浴とランチを食べに「多郎兵衛旅館」へ行きました。
元湯くらぶからもすぐ近くです。

「多郎兵衛旅館」


今回私が注文したのはランチと入浴、ランチをとる共同の休憩部屋のセットのものでした。
部屋は3つほど大きいテーブルがあり、パーテーションで仕切られたスペースにて落ち着いて食事をとることができました。


料理は、稲庭うどん、お刺身、山菜など。地元食材を多く使ったメニュー。

さて食事の後は温泉へ。
お風呂は3タイプで、内湯、屋根と囲いに覆われた半露天風呂、外を経由して入る内湯もありました。

こちらが外にある三宝の湯までの道。

多郎兵衛旅館は日帰りはもちろん、宿泊もできますので、ゆっくりと温泉を楽しみたい方はぜひ行ってみてはいかがですか。

詳しくは多郎兵衛旅館ホームページをご確認ください。
多郎兵衛旅館地図はこちら

○周辺のお店
今回はあらかじめ調べて気になっていたこちら「重右衛門」へ向かいました。

「重右衛門(じゅうえもん)」

器やカトラリーや雑貨、自家焙煎コーヒー等の販売、またカフェコーナーでコーヒーや薬膳カレーなども味わうことができます。


渋い名前ですが、モダンな店内…というのも、もともとこちら、酒屋だったそうなんです。
そのため店内には選りすぐりの地酒も販売していました。

詳しくは重右衛門ホームページをご確認ください。
重右衛門地図はこちら

さてさて重右衛門を後にし…歩くこと十数分…
先ほどあげた「大噴湯」がありますが、残念ながら冬期は危険なため下まで降りて見ることが出来なくなっております。
しかし、橋の上から冬ならではの「しがっこ」を見ることができます。



しがっこ…とは秋田弁で「つらら」という意味です。
今回訪れた際、2,3メートルにもなる雪の壁が橋の中央のみ少し除雪されており、そこからしがっこを見ることができました。



流れる川も峡谷も大噴湯もとても壮大なスケール。とても大きなしがっこと合せてスリル満点な景色でした。


小安峡温泉は他にも物産館などのお土産売り場や、お蕎麦屋さんなどもあるのですが、残念ながら冬期は休館しているところが多いです。そのため行く前に事前に周辺のお店の営業状況をご確認することをオススメします。

雪が降る前に散策を楽しみながら巡る小安峡もオススメですが、冬しか見れない迫力満点のしがっこと、ゆっくりと宿の中に籠って温泉を楽しみながら寛ぐ小安峡もオススメです。
みなさんぜひ、次の冬は原稿用紙と万年筆を持参して宿籠りしてみてはいかがでしょう。もちろん、執筆などせずにゆっくりと休むにも最適です。

小安峡温泉ホームページ


(小安峡にいたニャンコにメロメロ。)
皆様こんにちは、マツです。

最近、案内所には竿燈まつりのお問い合わせを頂くことが増えてきました。
私も昨年初めて竿燈まつりを見ましたが、一人ひとりの技を見ているのも、遠くから竿燈まつり全体を見るのも楽しい熱気あふれるお祭りでした。
竿燈まつりは今年も8月3~6日ですので、皆様ぜひぜひお越しください。


さて先日、男鹿市の水族館GAOに行ってきました。


かわいいロゴの水族館です。そしてこんなところにも地球の歴史を感じられるジオパークがありますよ。GAO周辺は地層の割れ目にマグマが入り込んで板状に固まった「岩脈」を見ることができます。
「地球と話をしているみたいだぜ、ふっ」まさにロマンです。

地球との話もそこそこに水族館に入館すると…

大きい水槽に目が釘付けに!この大水槽では約40種類2,000匹の魚がいるそうです。
魚たちが大きい水槽をゆったりと泳いでいるのを見ると何とも癒されます。


ボーっとしながら魚と対話していると(魚とも話してたんかい)、館内放送が。
聞くと、ペンギンへの餌やりの様子が見学できるとのこと。
魚のみならずペンギンにも癒されたい、癒されたがりの私たちはすぐに向かいました。

たくさんのペンギンが餌を求めてよちよちと飼育員に近付いている様子ったら…!
かわ…いい…っ!ついつい薬師丸ひろ子風になってしまうほどです。
飼育員の方はただ餌やりをするわけではなく、ペンギンの種類や餌について丁寧に解説してくれるのでかわいいペンギンの生態や種類について知ることができました。

その他にも見所盛りだくさんです!

左上:熱帯系の魚たちです。大きい魚は不気味で怖いですが、なんとなく見てしまいます。
左下:言わずと知れたGAOの人気者、ホッキョクグマのクルミです。行ったときは愛娘ミルクが釧路に旅立った後間もなくだったので、どこかさみしげな様子でした。
右上:ひれあし'S館のアシカです。丸くて気持ち良さそうに横に泳ぐ様子は親近感を感じさせます。
右下:個人的に展示が楽しかった電気うなぎ。電気うなぎの体から電気が発生した際に隣にある竿燈に明かりが灯る仕組みとなっていました。結構放電しているらしく、頻繁に明かりが灯っていました。明かりの灯った竿燈をぜひ皆様に見ていただきたいと思い、何度もシャッターを切りましたが、撮ることできず無念です。

水族館は外観のコンパクトなイメージとは違って、様々な種類の魚を見ることができました。

そして出口付近には「見る」だけでは物足りない人へ…

触れるコーナーも!ウニやヒトデ、なまこなどの生き物に触れることができます。

「見る」「触れる」だけでは物足りない人へ…

かわいいお土産物もたくさんありました。
レストランもあるので、お食事して午後またゆっくり水族館を見ることもできます。

かわいい生き物たちがいる男鹿水族館GAO。
皆様も大地と魚と話をして癒されてはいかがでしょうか。

男鹿水族館GAO
営業時間
3~10月 9:00~17:00
11~2月 9:00~16:00
休館日 冬期メンテナンス休館あり
問合せ 0185-32-2221
アクセス 
秋田駅よりJR男鹿線羽立駅下車後、路線バス「男鹿北線」「戸賀加茂線」乗り継ぎ「男鹿水族館前」下車
地図はこちら



皆様こんにちは、マツです。


先日、小坂町に行ってきました。
実は私、小坂町には行ったことがありませんでした。
しかし以前から「行ってみたい!」と思っていた町のひとつでした。

なぜかというと、理由は単純。パンフレットで見て楽しそうだったからです。
郷土館に芝居小屋、おしゃれな洋風の建物…なんか、タイムスリップしたみたいで楽しそう!と思っておりました。


小坂町まではJR大館駅より秋北バスで50分ほどのところとなります。
行くまでは「ずいぶん秋田市からは遠くてアクセスしづらいだろうな」と感じていましたが、実際赴くと、ちょっとした旅行のようで楽しかったです。
旅行気分を高めるためにお菓子を食べながら行きました。
お菓子を食べすぎて、旅行がメインなのかお菓子を食べるのがメインなのか分からなくなりましたが、旅の一場面として良い思い出です。


小坂町でまず向かったのが康楽館です。

か、かっけー!(あまちゃん風)建物の白色と雪の白がマッチしていて綺麗な景色です。
こちらは明治43年に建てられた日本最古の芝居小屋で、全国でも珍しい和洋折衷の建物が魅力的です。

こちらの芝居小屋、いまだ現役!4月下旬から12月下旬までは芝居を見ることができます。
我々が行ったときは冬季で芝居はやっていない時期でしたので施設見学をさせていただきました。

木造の素敵な舞台。こんなところでお弁当を見ながら芝居を見ると明治時代にタイムスリップしたみたいで楽しそうですよね。

舞台に上がらせていただくこともできました。

上:舞台から客席を見た写真。ここに観客が満員でいたら…ジャイアン並みにノリノリのリサイタルを行いたいです。
下:舞台奥。楽屋の壁も木造で味がありますね。

楽屋にも入らせていただきました。

目を引くのが康楽館で芝居を行った著名人の「落書き」。
落書きを見ていると、書いている様子が思い浮かびます。

その他にも丁寧な解説付きで芝居のことをよく知らない若造コンシェルジュでも興味深い話がたくさん聞けました。

左上:丁寧な解説をしてくださる、職員の方。観光客の方の出身地や年代を加味した解説をしてくれるので楽しく聞いていられます。
左下:舞台袖ではかつらや衣装が用意されており、舞台女優(俳優)に変身することができます。
右上:舞台下の「奈落」。この木の仕掛けを4人で力を合わせて動かすと…
右下:舞台上、円形に切ってある部分が回ります!!私たち見学者は木目ぴったりを目標に動かしたつもりでしたが、写真で分かるとおり、少しずれてしまいました。この木目をぴったりに舞台を動かすことができるようになるのは大変なのだと改めて裏方の大変さ、凄さを感じられました。

春になったらぜひ芝居を見に行きたいと思いました。
平成26年は4月19日から芝居が行われます。

康楽館
開館時間 9:00~17:00
定休日  年末年始
問合せ 0186-29-3732
アクセス バス停「小坂小学校前」徒歩5分
地図はこちら


康楽館の興奮冷めやらぬまま、次に向かったのはこちら。

康楽館から徒歩3分、小坂鉱山事務所です。
左側に移っているのは、あまりの建築美に固まってしまったコンシェルジュです。
…嘘です、銅像です。20代も後半になったのに、くだらない嘘をつく癖が治りません。
こちらは康楽館よりも少し早く明治38年に完成しました。康楽館とはまた違い、洋風の建物で素敵です。

こちらでは鉱山事務所の優雅な建築美を見ることができる他、鉱山で栄えた小坂町の歴史についても知ることができました。

マネキンがあることで当時の風景をよりイメージしやすく、楽しい場所ですよ。

そして、こちら、建築の美しさにうっとりするだけではないのです。

シックで綺麗なドレス。実はこちらではドレスを試着して事務所内で撮影することもできるのです。
見学の際は、残念ながら体型が準備不足だったためドレスは着ることができなかったのですが、家族でもカップルでも女同士でも、着たら気分上がりますよね。
私も体型の準備ができたら再度鉱山事務所に伺おうと思います。

洋風の建物、そしてドレスにうっとりできる鉱山事務所、皆様も訪れてはいかがでしょうか。

小坂鉱山事務所
開館時間 9:00~17:00
定休日 年末年始
問合せ 0186-29-5522
アクセス バス停「鉱山事務所前」徒歩1分
地図はこちら


小坂町に来てからテンションが上がってお腹がすいたコンシェルジュが食べたものはこちら。



鉱山の町をPRすべく生まれた黒鉱カレー。金箔もトッピングされております。
どうやらイカスミがこの黒さを演出しているようです。
ウェイトレスの方がごく当たり前のように歯ブラシも置いていってくれます。

あまりの黒さに怯んでしまいましたが、口にすると一転、美味しい。大人の味わいを感じるカレーでした。

紳士淑女たるもの歯を真っ黒にし、カレーの匂いを漂わせてはいけません…はっ!このための歯ブラシだったのか!と膝を打ち、いそいそと歯磨きをしにトイレに向かったコンシェルジュでした。


黒鉱カレーを食べれるお店はこちら。レストラン青銅館
営業時間
朝食: 7:00~ 9:00
昼食:11:30~14:00(LO13:45)
夕食:17:00~21:00(LO20:30)
問合せ 0186-29-3636
地図はこちら
皆様こんにちは、マツです。

もうすぐ4月。気がつけば消費税増税が目前ですね。
最近毎日のように「かけこみ消費」のニュースが流れております。

かくいう私も「日用品、食料品なんて消費税が3パーセント上がるくらいじゃ変わらないよ~」と思いながらメディアに踊らされ、食料品をいつもより多く買ってしましました。
4月上旬は食べるものが多くて、例年より忙しい春になりそうです。



さて先日、横手市にある「秋田ふるさと村」に行ってきました。

ふるさと村は横手駅よりバスで15分のところにある東京ドーム4個分もの広さを持つテーマパークです。

手作り体験や巨大ボールプールなどお子様が楽しめる場所から、近代美術の展示やお土産屋など大人も楽しめる場所まで!たくさんの「楽しい」が詰まった秋田県の夢の国です。

まず入るとお土産物が売っているコーナー。
商品総数が一万点というこちらのコーナーは秋田県最大級です。
初めて見るお土産物がたくさんあり、じっくり見てしまいます。
秋田県を訪れた際はふるさと村に寄り道してお土産をゲットして帰るのも良いかもしれませんね。

フードコートもあり、稲庭うどんや横手やきそばなど秋田を代表する食も充実していました。
みんなで別のものを注文してちょっとずつ食べたら盛り上がること間違いなしですね。

1階・2階にまたがっている「工芸展示館」を鑑賞しながら、2階に登ると…

いくつもブースがあり、それぞれに小さいビーズや革が置いてあります。
こちらの「手作りスタジオ」には17のコースが用意されており、世界にひとつだけのオリジナル作品を作ることができます。
不器用だけど手作りに憧れがある私は17コース全てが魅力的に思えました。

奥には自宅でも作れる工作キットや手作りの作品も販売しています。

「かわい~!!」とすっかり手作り作品の虜となりました。

ここまでのエリアはなんと無料!
ふらりと立ち寄ってゆっくりと時間を過ごすこともできますね。

残念ながら時間の都合上、ごくごく一部しかご紹介することができませんでした。この他にも秋田県立近代美術館やトリックアートが楽しめる「ワンダーキャッスル」、プラネタリウムと、楽しいコーナーはまだまだ盛りだくさんです!!
また行きたいです。


秋田を感じることができるテーマパーク「秋田ふるさと村」。
春の行楽シーズンに足を運んではいかがでしょうか。

秋田ふるさと村
営業時間 9:30~17:00
休業日 平成26年1月14日~23日
問合せ 0182-33-8800
地図はこちら



秋田ふるさと村キャラクター ノブくん。
※※2014年(平成26年)の冬まつりレポートですので、まつりの最新情報に関しては仙北市ホームページでご確認下さい。※※

皆様こんにちは、キクです。
今回は、先日見学した上桧木内の紙風船上げについてレポートさせていただきます。


「上桧木内(かみひのきない)の紙風船上げ」

秋田県仙北市西木町の上桧木内(かみひのきない)地区にて行われる、和紙を貼り合わせてつくった巨大な紙風船に願いをこめて飛ばす伝統行事です。
もともと上桧木内地区は稲作と山仕事が産業であったため、古くは「五穀豊穣」「無病息災」を祈願することが多かったようですが、現在では「家内安全」「合格祈願」などの意味もあるそうです。
風船上げは明治の初め頃からこの地方に伝わっていたものですが、平成元年に冬のイベントとして行われるようになりました。
巨大な紙風船には、武者絵や現代風のアニメイラストなどが描かれ、空気を熱して熱気球のような仕組みで天高く打ち上げられます。

○日時について
毎年2月10日

○会場について
西木町上桧木内字大地田 紙風船館横 特設会場



・会場には、紙風船館の建物があり中のトイレなども利用可能ですが大変混み合っています。外に仮設トイレも設置されていたのでそちらも利用できます。
・風船館すぐ横に飲食のお店も出店していました。
・メイン会場の広場にはたくさんの屋台が立ち並んでいます。


○アクセスについて
・秋田駅から車で1時間40分ほど。

・秋田内陸線「上桧木内駅」下車~会場まで徒歩7分
 内陸線の出発駅は秋田駅から新幹線で45分「角館駅」~、
 秋田駅から特急で1時間10分「鷹ノ巣駅」~。

内陸線は紙風船上げに合わせて車両の増編成、臨時・臨時快速の運行などもありました。
ご利用の際は事前にご確認ください。(秋田内陸縦貫鉄道ホームページ

○服装について
私の当日の服装に関しては掛魚まつりでご確認ください。

当日は、駅からの徒歩移動、雪降る中の夜の祭りということで非常に冷え込みます。
長時間外で待機しても大丈夫なしっかりとした防寒対策をとることをおすすめします。
また、上桧木内駅での電車の待ち時間などは屋根のない場所で待機することになりますので、
折り畳み傘などを準備して行くのがいいかと思います。

○まつりの様子
私はこの日は半日「樹氷」を見てから行ったので、阿仁スキー場から樹氷ライナーで「阿仁合駅」まで移動、16:30発の内陸線に乗り上桧木内へ出発いたしました。


内陸線阿仁合駅では内陸線グッズなども販売しています。


当日は祭りに合わせ、往復料金がお得になる切符などもありました。



この日1両はお座敷列車が編成されていました。

電車の中で畳でくつろげるとはなんとも不思議な光景でした。


この日はお祭りということでたくさんの方が利用していましたが、3両編成で、ちょうど乗車したお客さんが座れるくらいの座席数でした。

内陸線車内には祭り気分を盛り上げるこんなかわいい演出も。


さて私は阿仁合駅にて買ったこちらのお菓子を楽しみにしていました。

笑内(おかしない)チーズ饅頭です。
笑内(おかしない)とは秋田内陸線に実在する駅名です。
チーズを白あんで包み香ばしく焼き上げたおまんじゅう、お菓子が「笑(おかし)」と笑っています。

秋田内陸線オンラインショップなどでも販売しているので気になった方はぜひこちらで確認してみてください。


(内陸線の車窓から)
さて阿仁合駅から内陸線に揺られること48分程。


上桧木内駅へ着きました。
上桧木内駅で下車しホームを下るとするとすぐ、内陸線のグッズなどを販売したテントなどが設営されていました。


そこから誘導にしたがって紙風船上げの会場まで7分程歩きます。ところどころに誘導のスタッフさんが立っているので迷うこともありません。
地面は積もりたての雪と凍った道で、とてもすべりやすいので注意してください。


途中こんなお出迎えが。従来の雪だるまの比率と構造を覆すような斬新なモデルに流石、雪深い地域は違うなあと唸ります。

会場に辿り着きました。

今年、開場は15:00からで、既にたくさんの人でにぎわっていました。
16:40には昼風船上げが行われ、一斉打ち上げは18:00から、最終打ち上げは20:30です。
一斉打ち上げから最終打ち上げの間、随時打ち上げが行われます。


開場にはすでに大きい和紙が各地で揺らめいていました。


ところどころには暖をとるための火も燃えていました。

風船の入口付近に取り付けられている「タンポ」に火をつけ徐々に風船は平らになびく様子から
膨らみ、描かれた絵が浮かび上がってきます。

そして一斉打ち上げの時間が近付くと大きな風船に火がともり始めます。
こんな大きな紙風船に描かれている絵はなんとすべて手描きです!

カウントダウンとともに、あたり一帯は熱気に包まれます。
0の掛け声と共に巨大な紙風船は一斉に夜空に飛んでいきました。

大歓声に包まれ、花火も打ち上げられました。

紙風船はあっという間に遠くまでとんでいき、ふと願いを背負った紙風船たちは…どこへ行くんだろうという気持ちになりましたが、地元のスタッフの方によると、岩手県雫石町まで飛んで行ったこともあるそうです…!!


〇夕食
再び内陸線に乗車し、角館駅に着いたのは夜の19時過ぎでした。(今回私は18時台の電車で戻りましたが、19時、20時、21時台のものまでありました)

角館駅周辺は夜遅くまで営業している飲食店が少ないため、今回は夜21時(LO20:30)まで営業している角館駅目の前のホテル「フォルクローロ角館」のレストラン「さくら小町」にて夕食をとりました。

こちらでは稲庭うどんや比内地鶏の親子丼など秋田の郷土料理メニューを味わうことができます。

「御狩場焼(おかりばやき)」
佐竹北家伝承の郷土料理。お肉や野菜に山椒味噌などをつけて焼く料理で、殿が鷹狩の際に食べていたそうです。

こちらは今ご当地グルメとして角館地域のいろいろなお店で各々提供されています。
こちらフォルクローロの御狩場焼は、角館の安藤醸造元の味噌を使用しています。



「神代(じんだい)カレー」
昔風のカレーと現代風のカレーがあいがけになったご当地グルメです。
昭和30年代カレー粉が普及し始めて間もないころ、まだまだ高級であったカレー粉をたくさんの小麦粉と練り合わせ、固形ルーをつくっていたそうです。そのルーを野菜や魚の缶詰、魚肉ソーセージなどを醤油味で煮込んだものに加えていたそうです。

初めて食べるのにどこか懐かしさを覚えるような味でした。
肉の旨味やコクがなくあっさりしているので、ウスターソースを加えて食べるのが一般的だったそうです。

ソースのコクがマッチして絶妙な味でした。


(夜なのに)甘味もしっかり平らげました。


〇宿泊情報
今回、上桧木内の紙風船上げに合わせて宿泊したのは、仙北市田沢湖にある「たざわこ芸術村
内にある「温泉ゆぽぽ」です。

たざわこ芸術村とは>秋田の劇団「わらび座」が展開するエンターテインメントリゾート施設で、
わらび座の劇場や、地ビールを提供するレストランなどが立ち並ぶエリアです。

たざわこ芸術村へは内陸線の出発・終着駅でもある角館駅から無料のシャトルバスが運行しています。

ゆっくりと温泉につかり体をリフレッシュすることができました。
ゆぽぽ地図はこちら

他にも、終点の角館などに宿泊できるところが何箇所か、鷹ノ巣にはビジネスホテルなどがあります。

夜空にきらめく紙風船がなんとも幻想的な上桧木内の紙風船上げ、みなさんもぜひ行ってみてはいかがでしょうか。


このまつりの詳しい問い合わせについては・・・
主催 仙北市観光課
電話 0187-43-3352

詳しい情報については仙北市ホームページでもご確認いただけます。
皆様こんにちは、マツです。

このところ秋田市は雪もだいぶ解けてきて、日差しの気持ち良い日も増えてきています。
先日、雪も解けてきたので運動でもしようとジョギングをしたら3日間も筋肉痛に悩まされました。
体はまだ冬眠状態から抜け出せないようです。
またラジオ体操から始めなくてはいけないようです。


さてさて皆様、「横手市」と言ったら何を想像するでしょうか。
横手市は、かまくらや横手やきそば、また増田の歴史的建造物が有名で、このブログでも書かせていただきました。

先日、十文字駅周辺を散策し、「これはツウ(?)だな~!」と思った観光地がありましたのでご紹介させていただきます。
(ツウの解釈には個人差がありますので、悪しからず)


ツウ(?)な横手市 その1 十文字駅

こちらは増田の歴史的建造物の最寄り駅となり、立ち寄る方も多い駅となります。
実はこの駅、昨(平成25)年9月にリニューアルしたばかりなんです。

茶屋に見立てた装いで、看板には特産品であるサクランボが添えられています。
十文字は江戸時代に茶屋が多くあったことから、この外観になったそうです。

また待合室の入口は…

増田の内蔵を再現してあります。本格的ですよね。

また釣りキチ三平の作者・矢口高雄氏の出身地であることに因んだ顔出しパネルや、増田町へのアクセス方法が表示されていました。

顔出しパネル、「顔出るところそこかーい!」とツッコまずにはいられません。
作った人のセンス、輝いております!

増田町に行かれる方はぜひ、新しくなった十文字駅にもご注目くださいね。




ツウ(?)な横手市 その2 まめでらが~道の駅十文字

さて2つ目は十文字駅から徒歩約15分「まめでらが~道の駅十文字」です。
「まめでらが~」とは方言で「元気ですか」という意味を示しているそうです。
思わず「元気ですよ」と答えたくなりますね。

「まめでらが~」と言われたら「元気ですよ」っていう
こだまでしょうか、いいえコンシェルジュです。
…金子みすずさん風に言ってみました。

ここの魅力は何と言っても売り場が大きい!そして特産品が多い!ということです。


売り場を上から撮れればよかったのですが、技術不足で大きさがあまり伝わりませんね。

地産地消活動に貢献しているとして「平成22年度東北農政局地産地消優良活動表彰 東北農政局長賞」を受賞しました。
受賞のポイントは社員の半数以上が野菜ソムリエの資格を有しており、生産者と消費者の橋渡しを行ったことだそう。
広い直売所内に様々な種類の野菜・果物…産地表記をみるとほぼ全て「横手市」でした。
この道の駅、近くにあったら毎日行って食卓の相談をしたいです。

野菜・果物以外にも多くのお土産物が販売されていました。

フードコートやイベント用ステージもあるので1日楽しめてしまいそうです。


道の駅十文字
定休日 無休
営業時間 
農産物直売施設……午前9時~午後7時 (冬期間~午後6時)
特産品販売施設……午前9時~午後7時 (冬期間~午後6時)
レストラン……………午前10時~午後9時(冬期間~午後8時)
ファーストフード ……午前9時~午後7時 (冬期間~午後6時)
問い合わせ 0182-23-9320
地図はこちら


ツウ(?)な横手市 その3 デリカテッセン紅玉
道の駅よりさらに歩くこと10分。秋田では有名なカフェがあります。
〝デリカテッセン紅玉″というお店です。
お惣菜屋というか、カフェというか…説明が難しいお店です。
秋田県の情報誌には常連のお店で食いしん坊としては「ぜひ行ってみたい!」とよだれを垂らしながら思っておりました。
今回はランチでお邪魔しました。

紅玉のおいしさの秘密は、地域の食材を丁寧に手間をかけて作っていることにあるそうです。
雪が舞っている中、店内へ。店内では美味しそうなお惣菜が待っていてくれます。

ランチメニューはこのお惣菜の中から自分の好きなものを選び、そこにご飯とお味噌汁が付くものでした。
お惣菜の数は4品・6品・9品の中から選ぶことが出来ます。

思いっきり迷いながら、好きなお惣菜を何とか選び2階で待っていると…

オシャレ…!可愛く盛り付けられ、お惣菜たちも誇らしい様子でした。
そしてひとつひとつ、美味しかったです。
いつも忙しさを理由に料理を調味料でごまかしている私は「調理でこんなに味が変わるとは!」と感銘を受けたのでした。


店内もオシャレでかわいくて、いつまでもいたくなるようなアットホームさがありました。
テイクアウトでお惣菜を購入することもできるので、ランチは別の所で…と考えている方にもオススメですよ。

デリカテッセン紅玉
定休日 無休(お盆期間・年末年始除く)
営業時間 11:00~19:30
問い合わせ 0182-42-5770
地図はこちら


横手市のちょっとツウな十文字駅周辺。
住んでいる方々のこだわりが見える十文字駅周辺に足を運んでみてはいかがでしょうか。
皆様こんにちは、マツです。

もうすぐ春ですね。最近はもっぱら「春になったら○○したいな」という妄想に花を咲かせています。

春になったら自転車を買って車では行けない細い路地裏を走ったり、駐車場がないひっそりとした喫茶店に行ったりしたいです。妄想の中では楽しいのですが、ブログに書いてみたらつまらない文章になってしまいました。

あと、お花見も楽しみですね。日本気象協会の出している3月12日現在の開花予想では秋田市4月18日開花予定でした。まだ雪が残っているので遅くなる可能性もありますが…桜を眺めながら団子を食べるのが今から楽しみです。


さてさて、先日ブログで書かせて頂いた二代目福治郎を訪れてから、私の中にある思いが芽生えました。

「納豆汁を食べて見たい」ということです。

納豆汁は江戸時代には日本各地で食べられており、与謝蕪村が
〝朱にめづる 根来折敷や 納豆汁"
という俳句を詠っているほどです。

「朱塗りの美しい根来塗りの食膳に納豆汁がよく似合い、これを賞しながらの納豆汁は格別だ」という解釈だそうです。(全国納豆協同組合連合会PRセンターHPより)

納豆汁、すごく高級なもののように感じてきます。
ちなみに「納豆汁」は冬の季語らしいです。

しかしながら、もともと納豆になじみのなかった地域から納豆汁は消えていき、現在では山形県、岩手県、秋田県等の限られた地域の食べ物となったようです。
私も東北地方出身ですが納豆汁を食べたことがなく、初めて友人から納豆汁のことを聞いた時には「な、納豆汁!?げげげ!」と思っていました。しかし「げげげ!」から少しずつ「食べてみたいかも…」に変わり始めました。

「どんな味なんだろう…」
「ネバネバするのかな…」
「具は納豆だけなのかな…」

気がつけば頭の中は納豆汁のことでいっぱいの私。
曇った窓に「納豆汁」と指で書き、「やだ私ったら」と頬を赤らめたりする日々。

…というのは冗談ですが、とにかく「納豆汁を食べてみたい!」と思うようになりました。
(春が近づくと妄想が激しくなるようです、失礼いたしました)


そんな訳で納豆汁を求めて大曲駅に行ってきました。
大曲といえば花火を真っ先に連想する方が多いと思いますが、納豆汁も有名です。
大曲納豆汁といえば「天童・平成鍋合戦」で優勝し一躍有名になりました。
B-1グランプリにも出店しているため、目にされた方も多いのではないでしょうか。

大曲では駅周辺に納豆汁の認定店が多くあり「納豆汁マップ」も作成されています。

その中で私たちが訪れたのが大曲エンパイヤホテル。こちらは大曲駅より徒歩10分と近く、予約不要で食べることができるのでふらりと気軽に立ち寄ることができます。

メニューの中にお通し、納豆汁、ご飯、お新香、煮物、焼物、サラダ、フルーツ等がつく「納豆汁定食」もありました。
しかし、他のメニューも食べてみたい!ということで他のメニューにプラスして納豆汁を単品で頼むことにしました。


こちらが納豆汁です!どどーん!


当たり前かも知れませんが、ウェイターさんが運んでくるときから納豆の香りがただよっていました。周囲の方々にも「あの人たち、納豆汁頼んだんだね」とすぐバレます。
けどこの香り、納豆好きにはたまりません!

写真では分かりづらいかもしれませんが、麺類を食べるどんぶり程度の大きさがある器に入って出てきたため、2人で分けてもお椀2杯分は食べることができました。

他のメニューと合わせて…

ア、アンバランス!!

納豆汁には納豆をすりつぶして入れるため、納豆の風味がより感じられる気がしました。
納豆ごはんを毎日食べているので条件反射で白米が食べたくなりました。
そう考えると納豆汁セットも魅力的です。

山菜やキノコなど贅沢な食材ではないですが納豆に合う具材がたくさん入っており体が温まりました。「納豆汁」が冬の季語であることもうなずけます。
納豆汁を食べて満腹になったので私も一句詠みました。

雪道中 納豆汁を すすりけり

平成の与謝蕪村になるのは遠い道のりのようです。
(季語が2つ入ってしまいました…俳句は難しいです)



まだまだ肌寒い日が続く日々。
皆様も暖かい納豆汁を食べて体を温めてみてはいかがでしょうか。




大曲エンパイヤホテル
秋田県大仙市大曲白金町8-17
0187-63-1131
地図はこちら