日頃,言葉遣いで心掛けているのはどんなことか <平成23年度「国語に関する世論調査」から> | ほどよい敬語の使い方~「コミュニ敬語」でいこう

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日頃,言葉遣いで心掛けているのはどんなことか <平成23年度「国語に関する世論調査」から>


                   【平成23年度】【平成13年度】

・相手や場面に応じて敬語を使う…………………73.5%   58.0%
・自分が言われて嫌なことは人には言わない……69.8%  68.1%
・汚い言葉や下品な表現は使わない………………51.8%  35.4%
・誰に対しても自分から挨拶する…………………44.3%  36.3%
・できるだけ分かりやすい平易な言葉を使う……43.6%  30.9%
・他人の話の腰を折らない…………………………40.9%  33.6%
・自分の能力や持ち物などを自慢しない…………37.6%  25.7%
・一応相手の考えを認めた上で,反論する…………35.5%  24.2%
・大勢で話すときは,話題が適切かどうか,
 みんなが話に加わり発言の機会に偏りがないか
 などに気を配る……………………………………31.2%   20.4%
・自分の話し方の癖を(説教調,愚痴っぽい,早口など)
 できるだけ矯正しようとしている………………37.6%  25.7%
・言葉遣いについて特に心掛けていることはない…3.6%  4.1%



これは、驚くべき結果ではないでしょうか。
この10年の間、「言葉遣いについて特に心掛けていることはない」という項目以外、すべてにおいて大幅に増えています。

特に目立つのは、 相手や場面に応じて敬語を使う人、汚い言葉や下品な表現は使わないようにしている人、誰に対しても自分から挨拶する人、できるだけ分かりやすい平易な言葉を使う人が大幅に増えています。

それだけ、言葉遣いに心を砕く人が多いということ、同時に人間関係において言葉が以前にも増して重要になってきているということだと思います。

「他人の話の腰を折らない」よう気をつける人が増えているのも、特筆すべきことですね。


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