「寸暇を惜しむ」
「彼は寸暇を惜しまず勉強している」。聞き流してしまいがちですが、「寸暇を惜しまず」というのは、「少しの暇を惜しむことをしないで」、つまり「わずかな暇を無駄にしないということをしないで(活用しないで)」という意味になってしまいます。
「寸暇を惜しんで」が正しい表現です。
慣用句には「骨身を惜しまず」「労苦を厭わず」など「~ず」の表現が多いので、ついつい混同してしまいますが、気を付けたいものです。
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