寸暇を惜しむ | ほどよい敬語の使い方~「コミュニ敬語」でいこう

ほどよい敬語の使い方~「コミュニ敬語」でいこう

プロのライターでも経営者でも間違えることがある敬語。相手を思いやるコミュニケーションツールとして「ほどよい敬語」を使いこなして「デキル人」になっちゃおう。



「寸暇を惜しむ」

「彼は寸暇を惜しまず勉強している」。聞き流してしまいがちですが、「寸暇を惜しまず」というのは、「少しの暇を惜しむことをしないで」、つまり「わずかな暇を無駄にしないということをしないで(活用しないで)」という意味になってしまいます。

「寸暇を惜しんで」が正しい表現です。

慣用句には「骨身を惜しまず」「労苦を厭わず」など「~ず」の表現が多いので、ついつい混同してしまいますが、気を付けたいものです。



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