押しも押されもせぬ | ほどよい敬語~「コミュニ敬語」でいこう

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プロのライターでも経営者でも間違えることがある敬語。相手を思いやるコミュニケーションツールとして「ほどよい敬語」を使いこなして「デキル人」になっちゃおう。



「押しも押されもせぬ」

よく間違えられるのが「押しも押されぬ」」です。
「押しも押されもせぬ」では、「押しも、押されも」と両方に「せぬ」がかかっています。
力があり、堂々としている様子です。人に左右されず、動じないという意味を示しています。

ちょっとした語尾ですがこれが「押しも押されぬ」になると「押し」にかかる「ぬ」がなく、語法として矛盾が生じます。

「押すに押されぬ」(押そうとしても押されない)は、「びくともしない、れっきとした」という意味で、正しい表現です。




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