コーヒー、紅茶どちらにいたしましょうか? | ほどよい敬語の使い方~「コミュニ敬語」でいこう

ほどよい敬語の使い方~「コミュニ敬語」でいこう

プロのライターでも経営者でも間違えることがある敬語。相手を思いやるコミュニケーションツールとして「ほどよい敬語」を使いこなして「デキル人」になっちゃおう。

「コーヒー、紅茶どちらにいたしましょうか?」

「いたす」は「する」の謙譲語です。

お客様にお持ちするのは話し手ですが、選ぶのはお客様なので「する」の尊敬表現「なさる」を使います。

×コーヒー、紅茶どちらにいたしましょうか?
→◯コーヒー、紅茶、どちらになさいますか?

お客様の側であれば、その返事は
「コーヒーにいたします」
「コーヒーをお願いします」
です。

───ポイント

☆「コーヒー、紅茶どちらにいたしましょうか?」の表現は
相手を謙譲していることになり、間違い。
「コーヒー、紅茶、どちらになさいますか?」が正しい。


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